約束のネバーランド ネタバレ

約束のネバーランド 第25話 ネタバレ

自分達が計画していた下見と事情が変わったことで一体何が起きているのか検討がつかないエマ、ノーマン。二人の前にはイザベラが現れた。

二人の前で微笑むイザベラが口を開く。

イザベラ「10年」
エマ・ノーマン「えっ」
イザベラ「10年一緒に暮らしたけれど、お芝居抜きでお話するのはこれが初めてね」
エマ・ノーマン「……?」
イザベラ「初めましてエマ、初めましてノーマン」

いつもと様子の違うイザベラに不気味さを感じる二人。そしてイザベラは二人に対して何も知らないイイ子のフリなんてもうしなくてもいいと伝える。

イザベラ「今ここでは、ただの飼育鑑と食用児」

イザベラは二人に伝える。
抗うことを諦めろと。二人に脱獄は不可能。そして外に出ても絶望しかないと伝える。だから戻って出荷まで皆で暮らそうと諭す。

イザベラの言動で二人は即出荷を伝えにきたわけではないと悟る。ノーマンは思考を駆け巡らせ、レイが切られたことを推測する。そしてこの先はイザベラによる直接支配が待っていることを悟り、下見のチャンスが今しかないことに気づく二人。

ノーマンはイザベラが下見ごときで即出荷しないと判断をする。全員で逃げ出すため気持ちを強く持つノーマン。エマとアイコンタクトを取る。

ノーマン「わかったよママ…」
ノーマン「もういい子は辞める」
エマ「行ってノーマン」

エマが足止めしようとイザベラへ飛びつく。ノーマンは塀の方へ走り出そうとする。飛びついたエマは発信器を確認するコンパクトも奪い取ろうと手を伸ばす。

ノーマンがエマに背を向け塀に走り出した時、バキッといった骨が折れる音が響いた。後ろを振り返るノーマン。痛みに堪えられず叫ぶエマ。

イザベラ「Shhh…よしよし大丈夫よ」
イザベラ「痛くない、痛くない」
イザベラ「ああ、かわいそうに私の可愛いエマ」
イザベラ「だから諦めてと言ったのよ」
イザベラ「ノーマンもよく気づいたわね、素晴らしい」
イザベラ「そうよ、私はあくまで制御する」

イザベラはエマを押し倒し足の骨を折った。

そしてイザベラはエマ、ノーマン、レイは特別な食用児だと語る。そして自分が育てた最上の食料とも付け加える。だからこそ自分が守らないといけないと語る。

イザベラ「これでしばらく動けない」
イザベラ「無事、明日を迎えられるわ」
エマ「明日?」
イザベラ「そう、明日、大人しくお祝いしてね、エマ」
イザベラ「本部から通達があった」

イザベラ「おめでとう、ノーマン」
イザベラ「あなたの出荷が決まったわ」

追いつくレイ、ドン、ギルダ…

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