約束のネバーランド 第5話 ネタバレ
エマ、ノーマン、レイはハウスの図書室で世界地図や本を見ながらハウスがどこなのかを考察している。外の世界の情報を持たないエマ達はハウスの現在地すら把握ができない。
3人で話しながらエマが「力がほしい」と強く願う。
レイ「カメラ、盗聴器のチェック、柵の先の確認、ロープの入手」
レイ「今のところ、概ね順調だろ」
レイ「次、どうする?」
イザベラ「レイ、ノーマン、エマ」
エマ「ママの声だ」
集められていたのはエマ達以外にメガネ女子のギルダ、肌は黒く活発な性格のドンだった。イザベラは5人にお手伝いをお願いする。
5人は部屋の清掃を頼まれる。
しかも3日連続で。エマはイザベラに疑われているのでは?と勘ぐる。しかし、レイ、ノーマンは冷静な分析をして、まだ大丈夫とエマに伝える。
エマはこの二人を見て、自分も冷静さ、的確な判断力が欲しいと願う。
エマ達は3日かけて食料庫の整理、予備リネンの点検、空き部屋の片付けなどをさせられた。そのため昼間の自由時間にハウスの調査ができない。しかし、ノーマンはこれに妙な違和感を感じていた。
毎日の清掃でストレスが溜まるドン。それを見兼ねてかギルダがドンを連れてエマ達から少し離れた場所の清掃を行う。エマ、ノーマン、レイの3人だけになり脱獄の計画を話し合う。
そこで重要課題として挙がったのが「発信機の処理」
しかし、エマは発信機が体のどこに埋められているのか探したが検討がつかない。また手術跡などもなかった。
ここでレイが発信機について考察をする。2015年の技術力では手術痕も残らない小型化…電池寿命も10年以上といった発信機は開発不可能ではないかと推測。
そのため、仕組みをしったり、発信機が埋め込まれている場所の特定や破壊は難しいのではないかといった判断に至った。またこの発信機の技術力が人間ではなく鬼が開発したものだったら、尚更、お手上げ状態だと付け加える。
ノーマン「確かに…鬼独自の技術の可能性も、むしろ…その方が…」
エマ「え…詰んでない?」
レイ「詰んでる」
しかし、ノーマンは必ず何か策はあるはずと訴える。ノーマンは1人で黙々と脱獄のこと。敵の情報を分析、考察するが情報が足りなすぎることに苛立ちを覚える。
ノーマンは部屋の窓から他の子供達と今まで通りに余裕で遊ぶイザベラを見て、感じている違和感をエマ、ノーマンに伝える。
ノーマン「手詰まることがわかっていて…の余裕なのかな…」
エマ「?」
ノーマン「ママだよ、引っかからない?」
ノーマン「うまく言えないけど、回りくどいと言うか、手ぬるいと言うか…」
レイ「標的を探す必死さに欠ける?」
ノーマン「そう!」
ノーマン達はハウスに来た時からイザベラの教育を受けている。そのことからノーマンはイザベラがもっと裏をかいた策を取っているのではないかと不安を覚える。
そして他の子供たちが早くエマ達と遊びたいとイザベラに伝える。その時、ちょうど、エマ達のお手伝いは終了。朝起きてロビーに集合した時にエマ達は驚く。
そこには新しくハウスで育てられる子供:キャロルとシスター役としてクローネといった世話係がハウスにやってきた。クローネは二人目の大人。そして3人は察知する。クローネはイザベラの配下だと。
そして今まで隔離されてお手伝いさせられた行為はクローネが来るための準備と時間稼ぎだったことを思い知らされる。エマ達はイザベラの掌で動かされていたのだ。
イザベラ「さ、シスター・クローネ」
クローネ「はい」
クローネ「今日からここで一緒に暮らします、どうぞ、よろしく」