約束のネバーランド ネタバレ

約束のネバーランド 第14話 ネタバレ

レイはノーマンからの問いに答える。

レイ「志願した、自分から」
レイ「いや、売り込んだの方がより正しいかな」
ノーマン「どうして…」
レイ「脱獄の準備さ」

実はレイは幼い頃、既にハウスの秘密を知ってしまっていた。同時にイザベラにハウスの秘密を知ったことを打ち明けていた。そこでレイはイザベラと取引をする。

ハイスコアだったレイを即出荷することは避けたいはずのイザベラ。そこを上手くつくことで今まで生き残ることができたレイ。取引の条件は2つだった。

レイ「協力するから即出荷はしない」
レイ「結果を出したら報酬をくれ」

イザベラはレイの取引を許可した。

レイがもらっていた報酬…それはハウスには置いていないガラクタばかりだった。しかし、理由があった。レイは何が外の世界から手に入って、手に入らないのかを実験していたのだ。

そう、レイはノーマン、エマ達よりずっと前から脱獄のための周到な準備をしていた。また発信機も現物を見ており、確実に無効化できるとノーマンに答えた。

レイ「今、お前の目の前にいる俺は最強のカードだ」

そしてノーマンが想像している以上に脱獄に必要な情報を持っていると伝える。幼い頃にハウスの秘密を知ったレイはずっと準備をしてきた。それには理由があった。

レイ「ずっと準備してきた、誰にも、ママにも、お前らにも気づかれないように」
レイ「何も知らないコニーを騙して、リトルバーニーを奪い、お前ら二人を門へ行かせた、そうだ、お前の言う通りだ」
レイ「全部、お前ら二人を殺させないためだよ」
レイ「俺は二人の敵じゃない、でも味方でもない」

そして、レイは条件次第でノーマン側の切り札になってやっても良いと打診する。その条件とは「エマを騙す」ことだった。

レイにとって全員でハウスを脱獄することは不可能だと判断。そのため全員を連れて行くと言っているエマの考えは脱獄の失敗に直結するため、エマを騙してほしいとのことだった。

連れて行っても年長組であるドン、ギルダまで…それ以外は置いて行けといった条件。

ノーマン「助けてくれるって言ったくせに」
レイ「これが俺の助けるだよ」
レイ「できなけりゃ、エマもろとも農園で死ね」
ノーマン「…僕らを死なせたくないんじゃなかったの?」
レイ「どの道、早々に死なれるんなら出荷のがマシだ」
レイ「どうする?条件のむ?」
ノーマン「わかった」
レイ「もし、今の言葉が嘘だったら…」

そう言って、レイはノーマンの耳元で何かを呟く。

一度、落ち着くノーマン。
またレイの持つ情報が大きな戦力になることに気持ちが高揚する。しかし、エマを騙し、全員の脱獄を諦めることに気持ちの葛藤もしていた。

場面は変わり、レイが部屋から出ると廊下にイザベラが待っていた。

イザベラ「遅かったわね」
レイ「ノーマンと話してた」
イザベラ「それで標的は?」
レイ「特に変わりなし、鬼ごっこ訓練に夢中」
レイ「それよか、あの補佐だ、また動き出した、気をつけた方がいい」
イザベラ「そう」
レイ「補佐なんて呼ばなきゃよかったのに、アレ、俺への抑止でしょ?」

実、クローネはレイの抑止のために呼ばれた人材だったのだ。少しレイに対して嫌味を言うイザベラ。レイは報酬はキッチリ貰うよと返答。

ある程度の真実を知っているレイの中にはエマ、ノーマンに死へ続く道は選ばせないといった強い想いがあった。そして、そのため6年かけた計画がある。

6年かけた計画を誰にも潰されてたまるか…
レイは心の中で叫ぶ。

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