約束のネバーランド ネタバレ

約束のネバーランド 第20話 ネタバレ

クローネは脱獄を計画している子供達を把握した。その上で自分と組まないか?と提案をしてきた。戸惑う4人だが、ノーマンだけはクローネの思惑を察知したようだ。そして他のエマ、ドン、ギルダに大丈夫、安心してクローネの話しを聞こうと伝える。

クローネ「そうよ、お互いの目的のために協力しましょう」
エマ「お互いの……目的?」
クローネ「ええ、あなた達は脱走したい」
クローネ「私はね、この家の主になりたいの」
クローネ「イザベラをママの座から引きずり下ろして、その地位、奪いたいのよ」

クローネは子供達と同じ首の管理番号を見せる。そして農園の管理システムを語りだす。

クローネ「ある条件を満たして12歳まで生き残った女子には出荷時、2つの道が示される」
クローネ「このまま死ぬか、ママを目指すか」
ドン「条件って…?」
クローネ「一定以上の成績とママの推薦」

ママになることを目指せば脱走しなくても生き延びることはできる。しかしクローネはやめた方がいいと伝える。それは二度と敷地の外へ出られない体になるからと…自分の体の手術跡を見せるクローネ。

クローネはママを目指す者について語る。ママを目指した時点で心臓にチップを埋められる手術をさせられる。農園の外に出れば電気が流れて心臓が止まる。さらにチップは農園に送信する情報機器でもあると説明する。

クローネ「私は農園でしか生きられない」
クローネ「だから、その中で一番イイ暮らしがしたいのよ」

偽りでもいいから幸せに暮らしたいのがクローネの目的だった。そのためにイザベラは邪魔、排除したい存在だった。エマ達が逃げることでイザベラは罪になり排除される。だからクローネは脱獄の邪魔をしないと言う。

クローネ「私は邪魔をしない」
クローネ「逃げなさい、それが私の利益になる」
ギルダ「出荷…しないの?わたしたちを…」
クローネ「しないわ」
クローネ「協力しましょう、敵は母、イザベラ」

しかし、ノーマンだけはクローネの言葉に隠された本当の意図をわかっていた。それは出荷しないのではなく、できないと…クローネには証拠がない。権限がない。鬼にイザベラより信用されていない。だからこそ自分達に近づいてきたとノーマンは推測。

クローネも自分の本当の思惑はノーマンにバレているとわかっていた。

ノーマン、クローネは手の内を推測しながら手を取り合うとした。その時、エマが割って入る。表情は怒っている。

エマ「待って」
エマ「私はノーマンの判断に賛成、でも一つだけ今、シスターに確認させて」
クローネ「なぁに?」
エマ「あなたが私達を裏切らない保証は?」
クローネ「信用してくれないのね」
エマ「いいから!」
クローネ「レイよ、レイがこのことをママにチクれば私を潰せる」
クローネ「でも、私がレイの正体をママにチクれば私はレイを潰せるわ」
クローネ「だからお互い、裏切らないし裏切れない」
クローネ「それでいいでしょ?」
エマ「……わかった」
クローネ「交渉成立ね」

イザベラ、クローネも農園出身者。他にも私しか教えられない情報も教えてあげるとクローネはノーマン達に伝える。他の情報も知りたければ今夜、私の部屋に来てと…

エマは怒っていた。クローネは口では良いことを言っているが子供達の命を本当は何も思っていないことに。ノーマンも同じ。出荷しないと口では言っているが権限さえあれば出荷する人間だと確信している。

その日、夜。
エマ、ノーマンはクローネの部屋に向かう。

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