約束のネバーランド ネタバレ

約束のネバーランド 第10話 ネタバレ

引き続き、エマ達3人は鬼ごっこと称して脱獄時の能力を鍛える特訓をしている。クローネとの鬼ごっこで浮き彫りとなった脱獄時のマイナス要素を潰していくような訓練をする。

その中でノーマンがレイにある提案をする。

ノーマン「近く、ドンとギルダを引き入れよう、事情を話して隊列を率いてもらうんだ」

レイがフォークでクローネの方向を指差す

レイ「で、こっちはどうする?」
ノーマン「方法を考えよう」

レイとノーマンはイザベラとクローネを引き離して封じることを考えていた。ノーマンたちは最終手段で二人を始末することが手っ取り早いと思っているが、それはできない理由がある。

それは自分たちに発信機が埋め込まれているため、イザベラたち飼育監にも何かしらの管理する細工があると考察。迂闊に手を出して鬼たちに情報が漏れてしまうことを恐れる。

ノーマンたちは手段を選ばず、拘束して動きを止める方法を考える。

ノーマン「やっぱりママは恐ろしいよ」
ノーマン「発信機をわざと見せた、あれ一つで…」
ノーマン「脅し、発信機、飼育監…いくつも僕らの動きを抑えている…」
レイ「俺達が絶対迷うってわかってる、そう育てたのはママだからな」

場面は変わり、子供達は鬼ごっこをしている。

ノーマンはエマにある推測を話す。
それはイザベラが既に秘密を知った子供はエマ、レイ、ノーマンと特定していることだった。

特定までされていることに驚くエマ。ノーマンはエマにシスターの使い方でほぼ自分たちが秘密を知ったことはバレていると推測。

しかし、エマは以前のイザベラが反応を見てくるような行動は何だったのかと疑問を持つ。

そのことから、ノーマンとレイはある推測をたてた。それは…子供達の中に飼育監であるイザベラと繋がっている内通者がいることだった。

レイ「鬼の手先…裏切り者ってこと…」
ノーマン「いや、そうとは限らない」
ノーマン「無自覚にママへ情報を流している場合もあるだろうからね」
ノーマン「厳密にはママの情報源」
ノーマン「情報源を利用した標的の掌握と制御、恐らくそれが…ママの策の実際…」

場面は変わり、イザベラとクローネが部屋で二人きり。

イザベラ「言ったでしょう、既に事態のコントロールはできているの」
イザベラ「あなたは保険」

実はイザベラはクローネの心の内も見透かしていた。わかっていたからこそ、わざと隙を見せて子供達と鬼ごっごをさせた。クローネに自分(イザベラ)を出し抜くことなどできない…お前は自分(イザベラ)の言うとおりにだけ動けばいいと思わせるために。

イザベラ「私の意図、あの子達の価値…」
イザベラ「あなたは賢い子、今後は道を誤らないでね」
イザベラ「下がっていいわ」

クローネはイザベラといった底の知れない女の実力に失望する。

場面はエマ達へ。
子供達の中に内通者がいるとレイ、ノーマンに聞かされたエマは疑心暗鬼になる。

全員で逃げたいと思っていたエマの心の中ではやっぱり全員で逃げることは無理なのでは…といった思いがよぎる。しかし、そこにはコニーや他の巣立っていった子供たちの笑顔が出てきて、エマを立ち直らせる。エマは全員で逃げる決意を捨てなかった。

レイ「けど、じゃ、この先どうするよ、情報源は見つけ出すとして…」
レイ「ドンとギルダを引き入れる話は?」
レイ「もし二人がママの情報源だったら…」
ノーマン「問題ない」

ノーマンはドン、ギルダを引き入れながら内通者のあぶり出しもできる考えがあった。そして既に網も張っていたのだ。

レイの考えでは次の出荷まで約1ヶ月半と踏んでいた。レイにも何かの考えがあるようだった。そんなことを考えているレイにノーマンが話しかける。

ノーマン「レイ、あれから発信機を壊す算段は順調?」
レイ「ああ」
ノーマン「あと、どのくらいで整う?」
レイ「え……半月…いや10日あれば」
ノーマン「じゃあ10日後に決行しよう」

驚くエマとレイ。
ノーマンは発信機を壊す算段が整う10日後を脱獄決行日とした。

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