約束のネバーランド 第11話 ネタバレ
子供達「いただきます」
レイ「俺まだ納得しきってねぇからな」
レイが納得していないことはノーマンが定めた脱獄決行日のこと。ノーマンはレイが自分たちに埋め込まれた発信機の処理ができる算段が整う10日後を脱獄の決行日とした。
場面は森の中で脱獄決行日を決めている最中…
エマ「ちょっ、ちょっ、ちょっ、急すぎない、いや、いいんだけど…」
レイ「よかねぇよ」
レイ「ママの目的は制御、だから俺達が動かねぇならママも動かねぇ、故に時間はあるって話じゃねぇのかよ」
ノーマン「うん、そういう話だからこそだよ」
エマ「どういうこと?」
ノーマン「僕らにそう見えているってことはママにもそう見えている」
ノーマン「裏をかきたい」
ノーマンは自分たちにまだ時間があると思い込ませること自体、イザベラの罠だと考察する。
そして10日後の脱獄決行日までにドンとギルダを引き入れることを決意するエマ。3人はどうやってドン、ギルダを引き入れるか相談をする。
レイ「いいか、誰もが俺みたいにソッコーで信じると思うなよ?」
ノーマン「それについてはエマとも話したんだけど…」
エマ「本当のことは言わない」
エマ、ノーマンの狙いはドン、ギルダに嘘をついて引き入れる。例え脱獄に失敗しても真実を知らない二人だったら即出荷を避けられて生きる時間が与えられる可能性もあるからだった。
エマ「嘘つきだって思われてもいい」
エマ「騙されたって後で恨まれても構わない」
エマ「鬼以前にママに殺されたら元も子もない」
エマ「真実を話すのは今じゃない」
そしてノーマンがドン、ギルダを招いた部屋の扉を開ける。図書室のようだ。ドンとギルダは既にいた。
そしてエマ達は自分達が鬼の食料になっているとは言わず、人身売買されていると嘘をついた。ドンは一瞬だけ顔が強張るが高笑いをして信じない。
ドンは明るい雰囲気を出しオチが出るのを期待していたがエマ達の雰囲気を察知する。そして冗談でもそんな話は取り消せと怒鳴る。その瞬間にギルダが口を開く。
ギルダ「ハウスのこと、ママのこと、大好きなエマがそんな嘘つく理由ない」
ギルダ「それにね…変だと思ってた…」
ギルダはエマとノーマンが門に行った日以来、二人の今までの行動に変化があったことを気づいていた。いたたまれずにその場で泣くギルダ。
ギルダ「見たの?エマはコニーも売られて行ったの?悪い人に…」
ノーマン「ああ、でも間に合わなかった」
ドンも話を飲み込んできてコニーの安否をノーマンに問う。
そして、エマがハウスから逃げてコニーを救出しようとドン、ギルダに提案をする。同時にハウスの子供たち全員と一緒に逃げることも提案。
ノーマンはドン、ギルダに子供達のスコア表を見せる。
ノーマン「出ていった子供達の分は又聞きだし、全員分ではないけど、6歳以降、スコアの低い順に里子に出されている…変だろ」
エマがドン、ギルダにお願いをする
エマ「お願い…信じて…助けて…一緒に逃げて」
ひとまず、ドンとギルダに話は信じてもらえたようだ。しかし、廊下に出たレイとノーマン。レイは話の内容がありもしない希望を与えて残酷すぎるとノーマンに食ってかかる。しかし、ノーマンは二人がスパイの可能性も捨ててないので今回はこれで良かったとレイに言い返す。
場面は女子部屋の寝室。
エマとレイは久しぶりに多くの話をして盛り上がる。そして就寝。皆が寝静まった頃、ギルダが起き上がり女子部屋から出ていく。
エマはまだ起きていた。
ギルダが扉を開けて部屋を出ていったことを確認したエマ。
ノーマンはドン、ギルダに嘘のロープの在り処を教えていた。実はスパイかどうかを炙り出す作戦でもあった。誰が動き、ママにどう漏れるかもテストする計画だった。
ギルダがどこかの部屋の扉を開けようとした瞬間、ギルダの背後からクローネが現れる。またイザベラの部屋に扉の隙間から一枚の紙が投げ入れられる。
エマはギルダの後を追っていた。そしてクローネとギルダが会っていることに驚く。
イザベラは扉の隙間から投げ入れられた紙を拾い、読む。そこには本当のロープの在り処が記されていた。