約束のネバーランド ネタバレ

約束のネバーランド 第21話 ネタバレ

クローネ幼少期の回想。
ママを目指すことにしたクローネは他のママを目指す子供達と競い合う環境に身を置いていた。

場面は現実へ。
クローネの部屋に来たエマとノーマン。招き入れるクローネ。

ノーマンとエマはクローネの目的をわかっている。その上で自分達は欲しい情報だけをクローネから聞き出したいと考える。ノーマンはクローネが嘘も混ぜて話をしてくることも想定済み。また自分達の手の内もクローネに見誤らせたいといった思惑もあった。

クローネは何でも聞いてとエマとノーマンに言う。農園や本部のこと何でも良いと…そしてノーマンが切り出す。

ノーマン「大人が子供達を殺す気持ちでも?」
クローネ「ええ、あなた達が知りたいことなら何でも」
エマ「じゃあ…アレ見せて」
エマ「発信器の信号を確認するモニター」
クローネ「ああ、どうぞ」

発信器はレイの言った通り、現在地だけの確認で個人の特定はできないようだ。ノーマンはクローネに発信器の存在は知っていたが埋め込まれた場所、壊し方がわからないとクローネに嘘をつく。

続いてエマが発信器の場所と壊し方についてクローネに問う。クローネは答える。そして自分達の推測と同じでクローネがこの質問に嘘をついていないことを確信する。さらにクローネは発信器の壊し方はないが耳を切り落とすしかないと伝える。

また施設内に医療用メス、抗生剤、麻酔があることを伝え、医務室に入る鍵を貸し、耳を切り落とし消毒する技術も教えると伝える。

次の質問へ。
エマがクローネの年齢を聞く。

エマ「シスター今何歳?生まれた時から家畜なの?」
クローネ「大人の女性に年齢を聞くなんて……と言いたいところだけれど」
クローネ「26よ」

ノーマンがクローネの生まれ年に疑問を持つ

クローネ「生まれも育ちもGF農園」
クローネ「因みにイザベラは31歳、そして彼女も同じ農園生まれの農園育ち」
クローネ「そう記録で見たわ」

エマはミネルヴァの本より前に生まれたイザベラでさえ農園育ちだったことに驚く。ノーマンはクローネ、イザベラも外から来たわけではないことに疑念があるようだ。

ノーマン「外は?見たことあるんですか?」
クローネ「ないわ」

その言葉に表情が変わるエマ、ノーマン

クローネ「アラ、嘘でもあるって言うと思った?ないわよ」
クローネ「でも外に人間はいるわ」

クローネいわく、農園にある服や道具は外から人間が運んできているらしい。クローネは一度だけ外の人間を見たことがある話もした。外の人間は鬼と対等に会話をしていた。

クローネ「喰われない人間も外にいる」
クローネ「そこに紛れなさい」

エマ、ノーマンはクローネの言っていることが本当ならミネルヴァが生きている可能性も高いと感じる。

続いてノーマンがクローネに鬼の存在、世界がなぜこうなったのかを質問する。

クローネ「鬼?」
クローネ「ああ、連中のことね、知らないわ」

その後も農園の所在地、農園周辺の警備について質問をする。所在地については知らない。警備については大した警備でないことをエマ、ノーマンに教える。しかし、警備のことについては両者とも嘘だと思った。そんなに甘い警備のはずがないと…

そして、エマとノーマンは話を切り上げて部屋を出ていこうとする。クローネは二人の賢さ、自分の目的に気づいていることに賞賛を送りながら高笑いを始める。

クローネ「そう、発信器の場所も壊し方も既に突き止めてたのやるじゃない、なるほど色々とよくわかったわ」

自分達の手の内は話してないのに見透かされていたことに驚く二人

クローネ「言葉だけじゃないのよ情報は」

クローネは二人と話しながら言動以外の部分にも注目をしていた。発信器が耳にあると言ったのに触って確かめようともしない二人。取り出す方法を教えたのに喜ばない二人の表情。二人の反応でどこまでわかっているかを掴んだクローネ。

さらにクローネは既に発信器のことについて知っている二人がどうして自分に発信器のことについて聞いてきたのか疑問を持ち、何か情報を握っているのではないかと推測する。そして二人の去り際に妙なことを言う。

クローネ「〇〇って知ってる?」

二人は聞いたことのない言葉に反応を示す

クローネ「知らないわよね、知りたいでしょ」
クローネ「次来た時に教えてあげる」

廊下に出たエマ、ノーマン

ノーマン「シスタークローネを見くびっていた」
ノーマン「手の内を見破られた」
エマ「うん…」
ノーマン「証拠はまだ掴まれていない」

こちらからの情報を与えない手はずだった反応で手の内を見破られたことに自分の不甲斐なさを感じるノーマン

ノーマン「あの人もママと同じ、農園のシステム生き残ってきた大人なんだ」
ノーマン「やっぱり急ごう、一刻も早くここから逃げよう」

場面はイザベラへ。
読んでいた本を閉じ呟く。

イザベラ「さて、そろそろ頃合いかしら」

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