約束のネバーランド 第18話 ネタバレ
部屋にイザベラが戻ってきたことで焦るドンとギルダ。落ち着きながらエマ達ならどういった行動を取るか考えるギルダ。しかし、二人の脳裏にはエマ、ノーマン、レイは自分達に嘘をついているのではないかと考えてしまう。
ギルダ達はイザベラに見られないように反対の出口から逃げようと試みる。
場面はエマ達へ。
食堂へ向かう途中にノーマンはエマがよくミネルヴァの本の暗号に気づいたと関心していた。同じくレイも。
レイ「エマがあの蔵書票に気づいていたとは」
エマ「気づいてないよ」
ノーマン「え?」
エマ「あれ気づいたの私じゃない」
エマ「フィルが見つけて教えてくれたの」
ノーマン「フィルが?」
少し驚いた様子のノーマン。フィルはエマ達よりずっと幼いが成績が優秀な男子だ。話をしながら食堂へ付いた3人はドンとギルダがいないことに焦る。
一方、イザベラの部屋では物音がしたことでイザベラが扉を開ける。しかし、そこにはエウゲンといった子供が立っており、鍵が落ちていたといってイザベラに鍵を渡す。
食堂に逃げてきたドン、ギルダが現れる。食堂での会話は目立つので食事後に集まって事の真相を聞く事に。食事も終わり人がいなくなった食堂。そこで5人が集まる。
ドン「入ってきたよ、秘密の部屋、地下室だった」
エマ「どうやって入ったの?」
ギルダ「ドンが…鍵を持って…」
エマ「ママから!?」
ノーマン「それで?…ママには?」
ギルダ「気づかれていないと思う…鍵ももう返したし…多分…」
ギルダのはっきりとしない返答に少しいらつくレイ。二人に説教するがドンが3人に真相を聞き出そうと切り出す。
レイ「ママやシスターにバレて、お前ら…いや俺達全員…」
ドン「どうなる言ってみろよ」
エマ・ノーマン「!?」
ドン「殺される……か?」
エマ「え」
ドン「騙しやがって、何かわからない、助けに行こうだ」
ドン「助けになんて行けないんじゃないか」
ドン「だってコニーは…コニー達はもう…」
エマ「ごめん…ごめんなさい」
ギルダ「じゃあ…本当に…」
ドン「ほらな、ギルダ、やっぱりこいつら嘘ついてたんだよ」
エマ「あ…」
ドンは半信半疑だったのでエマ達にカマをかけた。まんまと引っかかるエマ。そしてドンは隠していること全てを話せと伝える。全てを説明するエマ達。農園の実態を知って驚愕するドンとギルダ。
真相を知ったドンはノーマン、レイを殴る。エマも殴ろうとするが女子のため手が出せないドン。泣き崩れる。
ドン「そんなに荷物なのかよ…」
ドン「そんなにお前らにとって俺達は守ってあげなきゃ何もできない雑魚なのかよ」
ドン「嘘つく理由くらいわかってるよ」
ドン「全て俺達を守るため…だろ?」
ドンはエマ達の行動を察していたが、今まで共に生活してきた仲間。家族でもある。もっと自分達に頼って欲しい。信じて欲しいと伝える。そして頭を冷やすため食堂から出ていく。それを追うギルダ。
ドン「違うんだ…全部八つ当たりだ」
ドン「ザコ扱いが悔しいんじゃない…」
ドン「嘘を…つかせた、何も…してやれなかった」
ドン「無知で…無力な俺が…自分が本当にザコなのが悔しい…悔しい…」
ドン「強くなりたい…強くなりたいよ…」
泣き崩れるドンをなだめるギルダ。
エマは再び、ドンとギルダに謝るといって部屋を出て行く。
しかし、エマ達のやり取りを遠くから眺めている人物がいた。クローネだ。シスタークローネは5人のやり取りを見ており、秘密を知った子供を把握した。
クローネ「見ぃちゃった」