約束のネバーランド ネタバレ

約束のネバーランド 第24話 ネタバレ

下見を開始する5人。下見は塀に上って外を見る、逃げ道の視認と逃げる際に必要な持ち物を決めるために行う。シスターに手の内がバレ、イザベラが疑っている状況なので少し焦りを感じるエマとノーマン。

ドンとギルダも下見が上手く行くことを心の中で願う。

場面はレイとイザベラへ。
レイは薬剤のすり替えを始めることをイザベラに伝える。承諾するイザベラ。しかし、レイは先程からクローネの姿を見ないことに違和感を覚える。そしてイザベラが口を開く。

イザベラ「排除したの」
レイ「え」
イザベラ「シスタークローネは排除した」

その言葉を聞いたレイは急いでクローネの部屋の扉を開ける。中は掃除されておりもぬけの殻であった。そっとレイの肩を触り耳元でイザベラが呟く。

「要らなくなったの、だから排除したの」

次の瞬間、イザベラは驚くべきことをレイに伝える。

イザベラ「あなたもよ」
レイ「は?」
イザベラ「取引は今この時をもっておしまい」
レイ「え…俺もクビ!?」
イザベラ「なんで…ママには俺が必要だろ!?」

普段、冷静なレイもこの時ばかりは焦る。しかし、イザベラはわかっていたレイが嘘をついていることを。イザベラに動かれると脱獄の計画が狂うため、必死で食い下がるレイ。

レイ「問題ないはずだろ、俺が使えれば」
イザベラ「ええ」
イザベラ「確かにあなたに落ち度はない、これは不当解雇よ」
イザベラ「私だって残念、想定外、あなたのことは最後まで手放したくなかった」
レイ「だったら…」
イザベラ「でも、仕方がないの」
イザベラ「事情が変わったのよ」
イザベラ「ここからは私一人で制御する」

発信器を確認する時計を持つイザベラ

イザベラ「ごめんね、レイ、私がこれからすることを許してね」

ドンとギルダは南窓を注視していた。合図はないのでレイが上手く足止めしていると思っている。しかし、ギルダが気づく。イザベラが外へ出てきたことに。レイからの合図はない。

ドンはギルダを残し、ハウスを見てくると施設内に向かう。

イザベラが外へ出て来る前の回想。
レイは部屋に閉じ込められていた。イザベラはレイに伝わる声でエマとノーマンが下見に向かっていることを呟く。

イザベラ「じゃあね、レイ」
イザベラ「今までお勤め、ご苦労様」

閉じ込められ外への合図ができないレイは焦る。扉に回し蹴りをしようとすると扉が開く。ドンが助けに来たのだ。二人は急いで施設を飛び出し、ギルダにもついて来いと伝える。

ドン「下見強行だ!」
ドン「ママを止めるぞ」

イザベラを追うレイは考えていた。即出荷はないと。しかし、これからはイザベラに直接支配される日々が待っている。これを逃すと下見する機会がないと。イザベラがエマ達に追いつく前に何としてでもイザベラを止めようと決意するレイ。

場面はエマ、ノーマンへ。
森の奥から聞こえる物音で足を止める二人。

二人の前に現れたのはイザベラ。

二人は普段通りの顔でイザベラに接する。しかし、内心は一体何が起こっているのか検討がついていない。

必死でイザベラに追いつこうとするレイ達。エマ達の前でニッコリと笑うイザベラ。

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