約束のネバーランド 第15話 ネタバレ
ノーマンはレイから言われた「エマを騙せ」といった条件に葛藤していた。エマの望みを叶えたい…全員でハウスを脱出したい…そしてエマを騙すフリをしてレイを騙そうと決意する。
しかし、ノーマンの脳裏に浮かぶのは自分以外が全員死んだ状態の情景だった。
その情景でふと目が覚めたノーマン。実は夢だった。ハウスのロビーに行き、みんなに挨拶するノーマン、そしてエマの笑顔がみれたことでホッとするノーマン。
ハウスではいつものテストが実施されていた。
ノーマンはテストをしながらも、脱獄について考察を重ねる。
テストはエマ、ノーマン、レイは満点を獲得。ギルダ、ドン、フェルといった幼い子供も成績が上がっていた。
ギルダ、ドンにかけよるイザベラ。祝福の言葉をかけるが目は笑っていない。その光景に背筋が凍るギルダとドン。
場面は変わり、ハウス庭内。鬼ごっこ訓練をするために森の方へ向かう一同。森ではノーマンがエマにどうやってレイのことを打ち明けようか悩んでいた。
エマがレイにロープがどうなったのかを聞く。
エマ「それで?ダミーのロープはどうだったの?情報源は…」
レイ「ああ、アレな、俺」
ノーマンが驚く
レイ「俺がママの内通者です」
エマ「お前かよ!!!」
思わず突っ込むエマ。
しかし、頭の中では何も整理できていない。そしてノーマンがエマに説明をする。
レイの口からもエマに説明がされる。なんとなくだがエマもレイの立ち位置を理解できたようだ。そしてノーマンに説得されたことも伝える。
レイ「今度こそ全員で逃げるに協力するよ」
エマ「らしくないね」
ノーマン、レイの動きが一瞬止まる
エマ「レイは一度曲げなかったことは二度目以降も絶対曲げることがないのに」
ノーマン「……嘘だと思うの?」
エマ「ううん、嬉しい」
しかし、エマは純粋に疑問に思ったことをレイにぶつける。
エマ「辛かったよね…知ってて黙って見送って…何人も、何人も…」
エマ「ねぇ…1個いい?」
エマ「発信機の実験って兄弟の耳で試したってこと?」
エマ「その子…いや、その子達?どうなったの?出荷時期早まったりしてないよね?」
エマ「私達のために誰か犠牲にしてないよね?」
レイの表情が少し曇る
エマ「いや、いいよ、ありがとう、そのおかげで今、皆で逃げられる…でも」
エマ「そういう線引き、もう二度としないでね」
表情は変えないながら目が怒っているエマ。レイの手を握るエマの手は想像以上に力が入っているようだ。
エマの前ではエマに従うレイ。改めて皆で一緒に逃げることをエマに伝える。
エマが幼い子供達の方へ向かっていく。レイと二人きりになったノーマンが疑問をレイにぶつける。
ノーマン「ねぇ、レイ」
ノーマン「レイはいつどうやって秘密を知ったの?この6年どんな思いで…」
ノーマン「僕ら二人を殺させないためって言っていたけれど、ひょっとしてレイは…」
レイ「……」
ノーマンが何かを言いかけようとした時、エマが二人に報告があると割って入ってくる。
鬼ごっこ訓練を終えて、ハウスに戻ってきたエマ達。
そして、エマの報告は「ママは毎晩8時前に消える」といったものだった。そのイザベラの行動からハウスには子供が知らない秘密の部屋があると結論づける。