ファイアパンチ 第13話 ネタバレ
トガタ「カメラガール…今から芝居するから撮ってろ…」
ネネト「芝居…?」
そう言い残してトガタはユダの方へ歩いて向かう。ユダと対峙するトガタ。
ユダ「アナタは何が目的なの…?」
ユダの持っている武器を足で蹴り飛ばすトガタ
トガタ「人工骨格ないから、もうザコでしょ、キミ」
ユダに腹パンするトガタ。蹴り飛ばした武器をトガタが拾い、武器でユダを殴る。ユダの右腕が切断される。
ユダが攻撃されている姿に昔のルナを重ねるアグニ。小声で「やめろ」と呟くがトガタには届かない。次の瞬間、トガタは武器でユダの首を切り落とす。
ユダの頭部を拾い、嬉しそうな表情でトガタはアグニに喋りかける。
トガタ「これを海に沈めて殺そ」
アグニ「なっ…なにをっ…」
トガタ「こいつはキミに酷い事を言ったでしょ、それでヤな気分になったから殺すんじゃい」
アグニ「やめろ…」
トガタ「なんで?妹じゃないよ、コイツは」
アグニ「でもっ…とにかくやめろ…」
トガタ「ヤ!」
アグニ「はぁ!?待て」
トガタ「私を捕まえたらやめてあげる」
アグニ「オマッ…イカれてるんじゃねぇのか」
ユダの頭部を持ち、笑いながら海の方へ走るトガタ。必死で追うアグニ。
トガタが海に入ると追ってアグニも海に入る。アグニの体の炎は海に入っても消えない。海の水はアグニにかけるトガタ。無邪気な子供のよう。そしてユダの頭部を海に沈める。怒るアグニ。
この異様な光景は青春漫画のような描写となる(笑)
ネネト「あの人達…まともじゃないんだ……寒っ…」
じゃれ合うトガタ、アグニ。
そしてトガタはユダの頭部を返すといってアグニにユダの頭部を投げつける。キャッチできずにユダの頭部は海に沈んでいく。アグニは人に触れることができない。触れた瞬間に塵になるまで消えない炎が引火してしまうからだ。
アグニ「オレッ、俺の炎は危険なんだ、ルナを取ってくれ」
トガタ「ルナじゃないよ、ユ・ダ」
アグニ「でもっ、でもっ…」
アグニ「もしかしたら…ルナかも知れないだろ…」
アグニの主張はユダの顔がルナそっくりだから、もしかしたら記憶をなくしたルナがユダなのかもしれないといったもの。しかし、トガタは冷静にアグニに言い返す。
トガタ「人を蘇らせる祝福なんてないよ」
トガタ「今の時代の人は祝福を奇跡とか、魔法だと思っているみたいだけど…」
アグニ「髪もそっくりなんだ…髪も…」
トガタ「妹が生きてたらさ…キミ復讐やめるでしょ」
トガタ「復讐やめたいの?キミの怒りはそんなもんなの?」
アグニの復讐心を煽るトガタ。
アグニの顔がみるみる険しくなっていく。その表情の変化をみて高揚するトガタ。
そしてアグニはドマについて語り始める。そしてアグニの復讐心はドマに向けられる。その姿を見たトガタはアグニと契約をする提案をする。
トガタ「私は再生能力のおかげで300年生きてる」
トガタ「私は強い、キミが今、首だけじゃないのは私がキミを捕らえていた兵士を全員殺したからだ、ヤルでしょ、私」
トガタ「それに私は300年分の知識がある」
トガタ「ドマをキミの拳で殺せるように私がセッティングする、だからそれまでを撮影させて」
撮影することに少しとまどうアグニ…ユダはどうするかをトガタに尋ねるとトガタはユダも助けてあげると一言。少し考えるがアグニはトガタの撮影する映画の主人公になることを承諾する。