ファイアパンチ 第11話 ネタバレ
銃声に気づいた別の車両に乗っているユダ、サイモンの二人。サイモンが銃声のする方へ向かう。ユダはそのまま車両で待たされることに。サイモンはイワンたちの乗っていた車両を見て驚愕する…
そこにはべヘムドルグの兵士を全員倒してネネトにカメラの使い方レクチャーをしているトガタの姿があった。
サイモン「これは全てキミ達が……イワンもやったのか…?」
トガタ「うん、やった」
頭をかかえるサイモン
トガタ「カメラガール、へいへい、もう、ほら、死体撮るのはいいからあの男の顔撮って」
ネネト「はい」
二人の様子を見ながらコートを脱ぐサイモン。イワンや兵士の仇をとるようだ。
サイモン「罪なき兵士を殺した罰は受けてもらう…」
トガタ「はい、残念。罪はありま〜す。この少女を強◯しようとした罪で〜す」
サイモン「強◯…?子供を作る行為は無条件に神聖だ。どんな形であれ男に罪はない」
サイモン「女性は尊いが男と同じような人権はない、常識だ」
完全に現代でこのような発言をしたら大炎上は免れないサイモンの発言(笑)イワンの師匠でもあったので腕には自信がありそうです。
サイモン「キミ達の名前は?」
トガタ「こいつ、エマ。私、ワトソン」
ネネト「え…」
サイモン「エマ、ワトソン。キミ達は僕の一番弟子のイワンを殺した」
トガタ「はいはい、なるほど、いつまでその格好してんの」
サイモン「僕と同じ再生の祝福者を持っていて長く生きる予定だったんだ、だから時間をかけて育てたのに…」
トガタ「ちょっと、待った、待った、待った」
トガタ「もしかして…お前も再生の…アレなの…?」
サイモンが再生の祝福者と聞いたトガタは一気に萎えた。理由はさっき同じ再生祝福者であるイワンと決闘したこと。そしてカメラを撮り、見ている人が同じ祝福者同士の戦いを2回も観せられることになる飽きてしまう…といったものだった。
子供のように駄々をこねるトガタ。困惑する表情のサイモン。戦いをするつもりのトガタだがバッテリーの無駄といった理由でサイモンとの戦闘はカメラで撮らないことにした。
すでにサイモンとトガタの戦いは終わっていた。サイモンは首が切られ、トガタもそれなりに負傷していた。
トガタ「イッたァ〜早く治れ、治れぇ〜」
ネネト「人間の戦いじゃ…なかったよ…」
トガタ「アメコミのラストバトルを彷彿とさせる戦闘だったね、まだ主人公はでてきてないのに」
トガタ「こいつの人工骨格はすごかった」
トガタ「いや〜みなさん強敵でした、ちゃんと撮ってた?」
ネネト「うぁ、だって撮らなくてもいいって〜」
トガタ「え〜エエッ!?」
超自分勝手なトガタ。
しかし、すぐに気持ちを切り替えて映画の主人公(アグニ)を探しに行こうと車両の扉を開ける。
扉を開けた瞬間、ユダが出てきて剣をトガタに斬りつける。間一髪でかわすトガタ。
トガタはユダの首元にナイフを入れる。そのまま首を切られて倒れるユダ。倒れたユダの首を見て傷が治っていることを確認するトガタ。
トガタ「なんで、なんで、再生の祝福者ぁ!ばっかなんだよ」
トガタ「エックスメンみたいにバリエーション増やせ、増やせよ」
狂乱する。
最後はユダの首を完全に切り、頭部を持ちながらニヤリ。ユダの首元からは肉がニョキッと生えて再生しようとしている。自分と同じように強い再生能力者だとわかったトガタは面倒くさがり、ユダの頭部を外に蹴って飛ばす。
一通りのべヘムドルグ兵士を1人で片付けてしまったトガタ。
ネネトが素朴な疑問をトガタにする。
ネネト「あ〜そういえば、どうやってコレって…電車?って止めるんですか?」
冗談ばかり言うトガタ。
そしてカメラをネネトに向けて「果たしてカメラガールは生き残る事ができるのかぁ〜」といった映画の小ネタにしようとしていた。