ファイアパンチ 第36話 ネタバレ
アグニ達の拠点。
白旗をあげたべヘムドルグの兵士が3人やってくる。
トガタ「べヘムドルグの兵士がまだ3人生きてた、それがここに来た」
アグニ「はぁ!?」
トガタ「そいつら武器を持ってなくて、しかもここに住みたいんだって」
アグニ「は…」
トガタ「これはキミをより神様っぽくするいい機会だ」
トガタはアグニに神様の演技をして、より拠点の住民を宗教じみたものにしようとしていた。アグニにアドバイスをしてべヘムドルグ兵士の元へ向かう。
元奴隷たちにリンチされたのか、兵士たちの体、顔に傷があった。手を後ろに回し、膝をつく兵士3人。そして目の前にはアグニが登場する。
兵士「ファイアパンチ…」
バットマン「アグニ様だ!」
バットマンは兵士の髪を引っ張る
兵士「うっ」
アグニ「やめろっ……さい」
住民「やめろさい…?、やめろさい?」
トガタがニヤけている
アグニ「やめなさい……だ!」
べヘムドルグの兵士たちは帰る場所もないため、アグニ達の拠点に住まして欲しいと懇願する。しかし、バットマンは口を割ってでる。バットマンの両親はべヘムドルグ兵士たちに殺害された。そのため住民として受け入れることに反対。
バットマン「俺の手で殺させてください」
アグニ「その兵士達を許す…ましょう」
住民「許すましょう?、許すましょう…?」
アグニ「許しましょう!」
少し納得のいかないバットマン、住民達。なぜ許すのかを問う。
ここで口を開いたのがトガタ。口下手なアグニに変わり、トガタが説明をする。適当にうまいことを言って住民を納得させるトガタ。とりあえず助かる兵士達。ドヤ顔のトガタ。納得いかない表情のバットマン。
トガタ「貴方達の他には、もう兵士はいないのですか?」
トガタ「正直にいいなさい」
兵士「………」
兵士「あのっ…あ…命令でべヘムドルグの英雄を外へ逃しました」
兵士「ただ…もう…無気力な人で…この村に害はないと思います…」
トガタ「名前は?」
兵士「ドマ様です…」
ユダにドマは死んだと聞かされていたアグニは驚く。
場面は変わり、夜。
食料にするため、トガタに自分の頭左側面を斧で切らせているアグニ。トガタにドマについてどう思うかを問われる。
復讐相手だったドマは生きているが、アグニはもう関係ないとトガタに伝える。そこにバットマンが現れる。
トガタ「なんでキミがここに…」
バットマン「アグニ様!」
バットマン「突然失礼します、俺は心を読める祝福を持っています」
バットマン「心を読めると言っても…少しだけ…断片的にしか読めません…」
バットマン「それにアグニ様の心はひどい苦痛に覆われていて読めませんでしたが…」
トガタを指差すバットマン
バットマン「そいつの心は読めました、そいつを信じてはいけません」
バットマン「そいつはアグニ様を裏切っています」
トガタ「はぁ〜?証拠を言ってくださーい」
バットマン「こいつを信じないでください…」
バットマン「アグニ様を見て面白がっているだけです…口から出る言葉は全部嘘で…」
バットマン「ひょうきんな女を演じている…」
バットマン「女の体に覆われた男です」