ファイアパンチ ネタバレ

ファイアパンチ 第18話 ネタバレ

強力な祝福能力を持つため幽閉されている死刑囚たちを紹介されるトガタ。

一人目はダイダ。
筋力が高くなる祝福を持っている人間だ。過去にその力を駆使して犯罪歴がある。

二人目がカルー。
風を操り、空へ飛ぶことができる。子供17人を快楽のため、顔を削いだ犯罪歴がある男。

3人目がフガイタイ。
視界に映る鉄を操る祝福能力を持っている。過去にべヘムドルグを自分の国にしようとした。その際にべヘムドルグの兵士を数百人、倒している。

この3人がアグニ討伐のために選抜された。

トガタ「採用にした奴は死刑なしにして明日ファイアマンと戦わせてね」
トガタ「あっ、そーだ」
トガタ「こいつらの一人をドマって事にしよう」
ユダ「…彼らはファイアマンの炎に触れられただけで死ぬ、どうやって戦わせるの?」
トガタ「大丈夫、こいつら全員、グレードアップする」

トガタ、ユダはそのまま地下水路へ入っていく。トガタはどうやら200年前にこの辺りに住んでいたらしい。何もない壁の前に立つトガタ、ユダ。

トガタが壁のホコリを落として暗号のような言葉を口ずさむ。すると壁だと思っていたが、扉だったようで開く。表情がまったく変わらないユダ。驚く素振りもみせない。

トガタ「200年前、私の隠れ家だった場所、私が趣味で集めた旧世代の武器、その他がたくさんありま〜す」
トガタ「…うぇ〜ほとんど壊れてる、ほらっ、こっち、こっち、あ、やった、これ持ってこ、あ、これも…」

トガタは旧世代に使われていたパワードスーツを死刑囚たちに着せてトガタと戦わせるようだ。トガタいわくパワードスーツを着ればアグニの炎は効かないよう。そして、旧世代の遺物ばかり所持しているトガタに疑問を持つユダ。

ユダ「なんで、そんな物を貴方が持っていたの……?」
トガタ「長生きしてるから」
ユダ「貴方は……この世界をどこまで知っているの?」
トガタ「ある程度は知ってるよ」
トガタ「キミ達が氷の魔女とかいう架空の敵と戦ってる事は知ってるよ」
トガタ「それにべヘムドルグの王様は神様って事になってるんでしょ?」
トガタ「存在しない敵と存在しない王様がいるフリすんのは大変だろうな〜」

トガタは言うには地球が氷河期に入ったため、寒さが増しているようだ。ユダ達は国民の混乱を招かないために嘘の敵、王様を作り宗教的に統率をしていた。

そのトガタの話しを驚きもせずに聞いているユダ。そして口を開く。

ユダ「…教えて欲しい…」
ユダ「人はいつまで…この世界で生きていられるの?」
ユダ「…私はいつまで、演技をしていればいいの…」

トガタは後20年ほどで人間が生活できるような環境は終わるだろうと推測。しかし、トガタにとって、そんなことはどうでも良かった。それまでに映画を完成させることが今のトガタの生きる糧になっているから。

用の済んだトガタはここで、ユダと別れる。

トガタ「じゃあね、教祖さま」

ユダの表情は生気が宿っていないような何ともいえない表情になる。

トガタ「明日は面白くなるよ」

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