ファイアパンチ 第19話 ネタバレ
ネネトがカメラを片手に撮影をして様々な景色を映しながら説明をしている。窓の外にカメラを向けるとアグニが倒れ込んでいる。どうやら痛みで悶ているようだ。
アグニはネネトに英語の本を持ってきて教えて欲しいと懇願する。アグニとネネトで英語の勉強を始める。そんな中、トガタが帰ってくる。
トガタ「ファイアマン」
トガタ「ボケっとしてんじゃねーよ」
アグニ「ああ」
拠点から移動してアグニ達はべヘムドルグの町並みが目視できる場所まで来た。アグニはスーツの姿形をした耐火服を着せられる。その風貌に違和感を隠せないアグニ。少しトガタに文句を言う。トガタに蹴られる。
ドマがいる場所までは裏道を使っていく。裏道には奴隷が閉じ込められているようだ。檻を触ると警報が鳴るのでトガタはアグニ、ネネトに檻を触らないように注意喚起する。
ドマの居場所まで向かう途中、アグニは少し喜んでいた。ドマを倒すことで自分の生きる意味がなくなり、死ねるからだ。
場面は変わり、裏道の出口にはユダ、トガタに選抜された死刑囚がパワードスーツを着て待ち構えている。さらにべヘムドルグの兵士が数百人はいるだろうか。
その光景を自分たちの部屋から見ているべヘムドルグの国民たち。
死刑囚3人が会話をする。
カルー「本当に俺達はやけど男を殺せば開放されると思うか?」
ダイダ「俺は…わかんない、誰かを殺せて犯せたらそれで良い」
フガイタイ「我々が炎の男を始末した後、殺されるのは明白、生きるには炎の男もユダ様も無力化する道しかない…」
場面は変わり、裏道から出口まで移動しているアグニ達。
アグニは出口に着くまでの間に幻覚を見ている。まずアグニの父さん、母さんが現れる。そして今まで出会った人物にかけられた言葉がアグニの頭によぎる。嬉しそうな表情で移動するアグニだったが、檻から「助けて」と一言。
立ち止まるアグニ。
檻の方へ目を向けるアグニ。
そこには小さな子供、奴隷となって絶望している多くの人間がいた。そして檻にはまだ若い頃のアグニがいる。これは幻覚だろう。しかし、若いアグニは檻を必死で叩いている。
その姿を見つけるアグニ…