ファイアパンチ ネタバレ

ファイアパンチ 第20話 ネタバレ

トガタ「……言っとくけど奴隷なんて助ける意味ないからな、キミはドマを殺せれば後はどうでもいいんだろ」
アグニ「さっきから…多分、幻覚が見えるんだ…」
トガタ「はぁ〜そういう設定はいいから、早くいくぞ」

再び移動するアグニ達。
しかし、アグニは自分の若い頃の幻覚が消えない。様々な想いがアグニの頭をよぎる。アグニは生きるためにドマを敵として復讐者を演じるしかなかった。

しかし、若いアグニに問われる。
「本当のオマエはどんな奴だった?」若いアグニが続ける。

幻覚の若いアグニ「目の前の悪が許せなくて、目の前の死が許せなかった」
幻覚の若いアグニ「そういう自分の正義があった」

必死で檻を叩く若いアグニ

アグニ「オマエは…何をしてるんだ…?」
幻覚の若いアグニ「オマエは何がしたいんだ?」

その言葉に何かを感じ、思い出したような表情のアグニ。

アグニ「………助けたい…」

アグニがぼそっと呟く。 聞き逃さなかったトガタが茶々を入れる。

トガタ「助けたい!?」
トガタ「はぁ〜キミ、そういうキャラじゃないっしょ…なんで」
アグニ「…なんで?…助けたいからだ…助けたいんだ…俺は…だって…」

ここでアグニの本当の気持ちが脳裏に浮かび上がる。

トガタ「ファイアマン」
幻覚の若いアグニ「アグニ、パンチだ」

次の瞬間、アグニはパワードスーツを身に着けた右腕で檻を殴る。そして警報が鳴る。

裏道の出口で待機していたユダのもとに檻で警報が鳴った情報が届く。兵士、死刑囚を裏道の奴隷牢に向かわせる。

トガタ「何やってんだ、バカァ〜」

檻をこじ開けたアグニはべヘムドルグに捕らえられた奴隷たちに逃げろと言う。幼い子供が下の階にも奴隷がいて、弟がいるとアグニに伝える。アグニは助けることを了承する。

トガタとアグニが口喧嘩を始める。

トガタ「何やってんだよ、全部台無しだよ、キミが奴隷なんて助けたら…」
トガタ「ドマに対する憎しみが弱く見えるじゃん」
アグニ「うるせぇ、もうっ俺はっ…」
アグニ「これは…オマエが考えたお話じゃねぇんだ」
アグニ「俺が決める」
トガタ「口答えすんな、ぶっ殺すぞ、私が監督だ」

ネネトに向かって…

トガタ「おい、撮ってんじゃねぇ」

小学生並の口喧嘩を始める二人。
トガタの意見を無視し始めるアグニ。ネネトにサンを助けるから手伝ってくれと頼む。ネネトも快く了承する。

裏道の通路にはべヘムドルグの兵士が大勢やってきた。銃でアグニを撃つ兵士たち。アグニは一人で多くの兵士を相手にして倒していく。

その光景に何かを感じる奴隷となっていた者たち…

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