ファイアパンチ ネタバレ

ファイアパンチ 第35話 ネタバレ

トガタ「Hey,bitch!」

トガタはビッチに声をかける。アグニの切断した肉を町にいる人間にバットマンと一緒に配って欲しいと伝える。しかし、ビッチに断られる。

ビッチはトガタとアグニが体を切断している所を目撃していた。またビッチはアグニは神様なんかじゃなく、ただの祝福者であることにも感づいていた。

そんな冷静なビッチもなんとか説得するトガタ。

嫌々ながら生きるためにアグニの人肉を食べるビッチ。食べると意外と美味しかったようだ。ビッチは人肉を食べたあと「It's good…」と呟く。

町にいる住民にアグニ肉が配給される。食べるスープの中には目玉もあったりする。ネネトは少し食べることに躊躇する。

ネネト「アグニさんの目玉…」
サン「アグニ様の目は目にいいんだよ」
サン「目を食べると目に良いんだよ」
ネネト「それ、誰に聞いたの?」
サン「誰に…?」
サン「……ボク、ボクがそう思った」

とりあえず目玉を食べるネネト。羨ましがるサン。

町の住民の中には人肉を食べると神の力を分けてもらえると風潮する人間も出始めた。異様な光景にドン引きするネネト。そしてトガタに相談。宗教じみてきた住民が怖いと打ち明ける。

トガタはそれに対して、あっけらかんとしている。ネネトに昔話として様々な宗教のしきたりを教える。トガタの説明に質問をぶつけるネネトだったが、あしらわれる。

トガタ「キミは知らなくていーの」
トガタ「破傷風とかHIVと知らない…教養がないヤツにも信仰があって神様の教えですって言えばわかるでしょ?」

みんなが何かを信じて嘘をつきあって嘘を信じる…そんな人間が面白いと言うトガタ。そこへアグニがトガタを呼ぶ。

アグニ「トガタっ」
トガタ「…なに?」
アグニ「お前は長く生きてるから…そういう風にいろいろ知っている」
アグニ「聞きたいことがある」
ネネト「…私もある!」
トガタ「エッチな事?」
アグニ「ネネトはさっき聞いただろ、聞くのは俺の次だ」

悔しそうなネネとの表情を見て、アグニはネネトに順番を譲る。ネネトがトガタにした質問は寒くなかった時代について。

寒くなる前の時代も少しだけ生きていたトガタ。しかし、大して今と変わらないと伝える。そしてアグニがトガタに質問をする。

アグニ「馬鹿な質問かも知れないけど…」
トガタ「おまえは元々、馬鹿だろ」
アグニ「……」
アグニ「人は…死んだらどこに行くんだ?」
トガタ「…ガキかよ、キミさ、私が全知全能だと思ってんだろ」
アグニ「わからないのか?」
トガタ「映画館」

トガタは映画館の雰囲気をアグニに伝える。適当だ。しかし、アグニは映画館が良い場所だと知って安堵の表情を浮かべる。

それを見るトガタの顔は冷めきっている。

トガタ「可哀そうな奴…」

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