ファイアパンチ ネタバレ

ファイアパンチ 第4話 ネタバレ

「ピョーン」といった銃声に気づき起きるサン。アグニとサンはべヘムドルグの兵士たちに囲まれていた

サン「なんの音…?」
サン「わぁ…誰…こんばんは」
サン「わぁ…アグニ様、倒れてる」
兵士「死んでも炎が消えないな、どうします?」
兵士「炎が消えるまでそいつで遊ぶか」
サン「遊んでる場合じゃないよ、なんで服、脱がせるの?寒い…」

次の瞬間、アグニが1人の兵士に触れて兵士が燃え尽きる。危険を感じた兵士たちはアグニに銃を発砲するがアグニには効かない。

アグニはココロの中で「誰かを殴ったり、肉を銃弾で抉られると気持ちがいい」と思っている。そして、兵士を残り1人まで片付ける。

最後に残った兵士は近くにしたサンを人質にする。

サン「うあああああ」
兵士「来るなよ…来るな…動いたらコイツを殺す…」
兵士「おまえの子供か?弟だろ?少しでも動けばぐちゃぐちゃにしてやるからな」
サン「あ…アグニ様…」
アグニ「殺していいぜ、そいつが勝手について来ただけだ、俺には関係ない」

一瞬だがアグニはサンの姿にルナを重ねる。

アグニ「俺には…殺すなら、殺せよ…」
サン「アグニ様…二度も…助けてくれてありがとうございました…でもっボクは生きたいです」
サン「もしボクが死んだら、ボクの分も生きてください」

兵士の銃口がサンの顔を向いた瞬間、サンは祝福能力で兵士の腕を感電させる。一瞬怯んだ兵士。その瞬間、大きな音がアグニ達に目掛けて聞こえてきた。

雪崩に飲み込まれたアグニ、サン、兵士。
アグニは炎人間なので助かり、自分の周りの雪は溶けている。サンのことを思い出してアグニはサンを探す。必死に探して諦めかけた時、雪からサンの腕が飛び出ていた。

ここでサンが村にいた頃の回想シーン。実はサンが村から追い出された理由は疫病にかかっておらず村の人間達がサンだけでも助けようとした結果であった。

目を覚ますサンの隣にはうずくまっているアグニの姿。

サン「奇跡だ…ボクまだ…生きてる…」
サン「ふつうぅ死んでるよ、やっぱりアグニ様は…アグニ様は神様なんだ…」
アグニ「…奇跡じゃない偶然だ。偶然…俺の近くにお前が埋まっていた、全部、偶然だ」
サン「どこも怪我をしてない…奇跡です」
アグニ「……奇跡だな」

再びサンが住んでいた村の回想シーンへ。

サンが住んでいた村は疫病が流行っておりサン以外の人間は全て感染していた。村人達でサンを逃がすことを相談していたが偶然にもサンはその話しを聞いてしまう。

サンが強く生きたいと願う想いはこの村人たちの意志があるから。そしてサンは「ボクは生きて、この世界を暖かくする」といった気持ちを胸に再びアグニの後についていく。

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