ファイアパンチ ネタバレ

ファイアパンチ 第33話 ネタバレ

アグニ「自分がっ、何を…」
アグニ「俺達が…俺達がっ…どれだけ…」
アグニ「どれだけ…!」

体に突き刺さった氷の柱から抜け出そうとするアグニ。しかし、氷の魔女は瞬間移動したようにどこかへ消えてしまう。

唖然とするアグニ。
そして氷の柱が折れて体が自由になる。そしてべヘムドルグの町並みは全て倒壊。瓦礫の下に目をやるアグニ。そこには焼け焦げたような人間がいた。アグニはそれを見て何かを思う。

場面は変わり、ネネトとトガタがアグニの帰りを待つ。

ネネト「アグッ、アグニさん今日も来ないですね、私達の場所、わからなくて道に迷ってるのかもっ…」
トガタ「車の跡、辿ってくれば来れるでしょ、あ〜…、跡が雪に埋もれてなきゃいいけど…」

寒さに堪えきれずネネトが家に戻ろうとした瞬間、トガタが引き止める。前方からアグニが歩いてきた。

トガタはアグニに「遅い」と言う。ネネトはトガタの着ているコートに入り、寝そうになっている。そして神妙な顔でアグニはトガタに質問しようとする。

アグニ「……トガタ」
トガタ「キミを待ってた」
トガタ「あと1キロくらいで私達の拠点だけど…その前に超大事な話があります」
アグニ「トガタ…」
トガタ「今さ…今、超おもしろいけど、めんどくさい事になってて…」
アグニ「トガタ…!」
トガタ「はい、トガタです」
アグニ「いろいろ…たくさんっ考えたんだ…歩きながら…」
アグニ「俺のせいでっ…俺のせいで、今日何人死んだ?」
アグニ「俺はどれくらい…俺っ…どれくらい殺したと思う…?」
トガタ「なにクイズ?火が回るのが早かったからっ…あ〜ん…」
トガタ「じゃ、一万人で」

その数字に驚愕するアグニ。
ネネトがそんなに殺してないとフォローを入れる。固まった状態で動かないアグニ。アグニは罪悪感を感じていた。

しかし、トガタに説教を受けるアグニ。とにかく拠点までついてこいと一言。

トガタ達の拠点には元奴隷の祝福者が多くいた。そしてアグニが帰ってきた途端、アグニに祈り始める。奥からはバットマンがアグニを呼び止める。

バットマンは息子が言えなかったアグニへの感謝の気持ちを言葉にして泣く。同時にサンが現れる。サンもアグニに感謝を述べる。

トガタがアグニに語り始める。

トガタ「…みんなキミを神様だと本気で信じている」
トガタ「ただの燃えている露出狂だなんて少しも思ってない」
トガタ「キミは今、みんなの生きる糧になってるんだ」
トガタ「神様のキミが……ね!」

トガタは奴隷を助けたのはアグニだから面倒を見ろ、助けるために神様のような演技をしなくてはダメだ…と伝える。

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