ファイアパンチ 第9話 ネタバレ
能力を使いすぎたのか、その場で膝をつき、嘔吐するドマ。塵化しているアグニだが意識はあり、顔の一部が助かっている。その一部分から体を再生して再びドマに立ち向かおうとするアグニ。再生したアグニを見て許しを請うドマ。
ドマ「頼む…許してくれ…」
アグニ「…俺はずっとお前を想ってたよ、ドマ」
アグニ「おまえは…俺の名前を覚えているか…」
ユダ「ドマ」
ドマ「…ユダ様」
ドマはユダと会話しながらもアグニへの攻撃を止めない。アグニもひれ伏しては何度も立ち上がりドマに向かっていく。
いくら攻撃をしても死なないアグニにユダが一つの提案をする。
ユダ「再生祝福者を殺す時は首を切って殺すか、ドマの炎で殺してたが…ダメだった」
兵士「土か雪に埋めてはどうでしょう?」
ユダ「溶けるぞ、土も溶ける…火…」
兵士「どうぞ」
ユダ「地下鉄道で頭を海に捨てに行く」
ユダとドマの会話の中でユダはこの世界で130年生きていることがわかった。そして準備を整えて地下鉄でアグニの頭部を捨てに行こうとする。
地下鉄ホームでは多くのべヘムドルグの兵士がいた。彼らは護衛役でもあるが海で塩を取ってくる役目もあるらしい。兵士の中にはイワンもいた。ネネトも一緒に同行させるようだ。
ここで新しい登場人物。
サイモン師匠と呼ばれる男が地下鉄に合流する。サイモンは50年程度、凍ってない海を見ていないから見たいといった動機でついてくる。
サイモン「…すごいメンバーが揃ったね」
サイモン「べヘムドルグの再生祝福者、全員揃った」
イワン「塩、取り行くだけですけどね」
ユダ「頭捨てにいくんだ」
まったく、まとまりがない。
そしてべヘムドルグ兵士の再生祝福者はサイモン、イワン、ユダの3人だけと言うことがわかった。
ホームでは一般兵がサイモンに1人の子供が兄弟を炎の男(アグニ)に殺されてビビっているからご加護をくれと言っている。
サイモンはタバコの煙を子供に吹き付ける。ユダは天から国王の声が聞こえた…といって国王から受け取った言葉を子供に伝える。
サイモン「芝居が下手になりましたね」
ユダ「…気をつける」
何か事情がありそうな二人。
地下鉄は走り出す。アグニの頭部はケースに厳重に保管されている。別の車両ではネネトがイワンたちに弄ばれようとしている。必死に抵抗をしているネネト。
イワンたちの乗っている車両の扉が開く。
トガタ「ファイアマンがいそうな車両じゃ〜ないですね」
ネネト「やめろ」
トガタ「べヘムドルグの兵士が少女を犯そうとしています」
イワン「暴れてんなー…元気な女だ……あ?」
イワン「誰だ、お前…どっからきたんだ?」
そんなことはお構いなしに今の続きをしろと答えるトガタ。片手にはビデオカメラ。
トガタ「ほら、レリゴーレリゴー」