デビルズライン ネタバレ

デビルズライン 第7話 ネタバレ

ゼロナナに肺を撃たれた安斎は意識が遠のこうとしていた。そこへ現れた白髪の青年:李ハンス。安斎にパックに入った血液を与える。

李ハンス「これあげる」
李ハンス「臓器の復元なら200ccくらいかなぁ」
李ハンス「ヒトの血ほど、効くものないからね」

安斎は意識の中でつかさのことを思い浮かべながら李ハンスの行為を「やめろ」と思う。

場面は移動。
何かを不穏な空気を感じ取る、つかさ。現場は沢崎達もいる。つかさに気づく沢崎はつかさへ話しかける。手当をするため救急車へ向かうつかさに安斎の専属医師である柳がつかさに気づく。

「君は平さんか?安斎に血、舐められた!?」

柳は自分の自己紹介をつかさにする。つかさの顔の血を見て安斎が血を舐めたのではないかと心配をする。つかさは柳に答える。

つかさ「舐めてません」
つかさ「我慢…しました」

安斎をモニタリングしている柳。血を舐めていないのに安斎の体温が急上昇することに不安を感じる。急いで安斎の元に向かおうとする柳。つかさを自分も連れて行って懇願する。その時、柳のパソコンから警告音。どうやら想像以上に安斎の体温が上昇しているようだ。

柳のモニタリングでは平熱27度の安斎の体温が一気に39度まで上昇した。そのことから柳は安斎がヒトの血を大量に摂取したものと仮定した。

場面は変わり、李ハンスと安斎。

李ハンス「…あれ、手遅れだったかな?」

安斎の狙撃された体の傷がみるみる塞がっていく…

李ハンス「ああ、塞がりだした、大丈夫っぽい」
ゼロナナ「今、何をした、お前その男の仲間か?」
李ハンス「?…いや、別に」
李ハンス「通りすがりの人命救助、ヒトの血、ちょっとわけてあげただけだよ」

ヒトの血を小瓶にいれて持ち歩いている李ハンス。ゼロナナは吸血犯罪者と李ハンスのことを疑う。そして李ハンスはゼロナナの思想が間違っていると指摘する。相手が鬼といったことだけで犯罪者扱いするのは考えが短絡的と。

ゼロナナは自分の母親を殺した吸血鬼の一部始終を李ハンスに話す。しかし、李ハンスの反応は「ひどいことはヒトだってするよ」といった一言で片付ける。

安斎の回想シーンに変わる。
暗がりの部屋で目を覚ます安斎。鏡を見ると体が子供時代のものになっていた。奇怪な音が鳴る方へ向かう安斎。そこには牢屋に閉じ込められた吸血鬼が何体もいた。それを見て嘔吐する。後ろから誰かが声をかける。振り向くとつかさだった。意識の中で俺は吸血鬼ではないと思う安斎。

場面は現実へ。
安斎は李ハンスの胸部を爪で引っ掻いていた。吸血鬼モードになり敵意むき出しの安斎。少し驚いた表情の李ハンス。

安斎の元に向かう沢崎、柳、つかさの一向。そこで初めて柳は安斎をモニタリングしていたことを伝える。安斎がはめている指輪は体温を測定できる機器だったようで柳は安斎の体温を常に監視していた。今回のような緊急事態に備えて。

沢崎、柳は安斎が誰かの血を吸っている可能性があると会話する。それを聞いていたつかさは心に何かを感じる。

場面は安斎達。
吸血鬼モードになった安斎は李ハンスに襲いかかる。李ハンスに突き飛ばされた安斎は標的をゼロナナに変える。安斎の悍ましい目つきを見て体が一瞬硬直してしまう。安斎が標的をゼロナナに変えたことを察知した李ハンスはゼロナナに「逃げろ」と叫ぶ。

沢崎達が安斎のいる場所のすぐそばまで来ていた。そして角を曲がろうとした瞬間にゼロナナが飛び出してくる。両者とも避けきれずゼロナナは車に弾かれる。沢崎達が目を開けるとボンネットに安斎。ゼロナナの上に馬乗りをしている。

とっさに安斎の元へ行く、つかさ。今の安斎は自我がないのか、つかさに襲いかかろうとする。そして、つかさを感じ取る。心にあった違和感は他人の血ではなく自分の血を吸ってほしかったと…悔しかったんだと…

安斎の腕がつかさの顔面を捉えようとした時、李ハンスが駆けつけ、安斎の頭を殴る。危機一髪のつかさ。李ハンスはつかさに言葉をかける。

李ハンス「あんた何してんの」
李ハンス「死ぬよ」

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