デビルズライン ネタバレ

デビルズライン 第17話 ネタバレ

安斎「…ヨハネス…ドイツ人か?」
李ハンス「国籍はね、ああでも李ハンスでいいよ、語感、気に入ってるし」

バーサカキにいる柳、ジルにもおりょうを狙う鬼狩りの情報が入る。沢崎は安斎やジルの鬼課員に会議の末、当面は出動禁止令が出たことを伝える。しかし、今回の安斎の出動は緊急措置であり、できるだけ目立つような行動をするなと伝える。

柳はバーサカキにてノートPCを開き、安斎の体温と脈拍を監視する。

ジル「…は?」
バー店長「鬼の刑事さんて体温までモニタされるんですか?」
ジル「…私も鬼の刑事だけどされたことないよ、どういうこと?」
「詳しいことは知らねぇよ、健康管理の一環…オンロの要請でやってるだけだ」

傷を負いながらも逃げるおりょう。しかし、鬼狩りで菊原組織のメンバーである中村に追いつかれる。人間が思っている鬼に対する不満を口に出しながらおりょうにプレッシャーをかけていく。

おりょうへ銃口が向けられた時、安斎と李ハンスが到着。李ハンスは中村の顔面を殴る。李ハンスの拳についた血を見て安斎は自分が吸血鬼化モードに入ることを恐れる。

安斎「おい…出血はさせるな」
李ハンス「えええ、鼻血レベルもダメなの?」
安斎「…来るな」
李ハンス「知ってる?人は皆が皆、血が流れてるわけじゃない」
安斎「何が言いたい」
李ハンス「人殺しに人間の血流れてない、これは比喩じゃないよ」
李ハンス「こいつは体液はケチャップなのさ」
安斎「???」
安斎「どうせならちゃんと笑えるネタ考えてこい」
李ハンス「……気が紛れたみたいだね、変異の兆候が消えた」
李ハンス「やっぱり、あんたが鬼になるのは、つかさに欲情してる時くらいなのかな」
李ハンス「はい、押収品」

中村が起き上がり、李ハンスの背後から攻撃を仕掛けようとしている。気づいた安斎は李ハンスの服を掴み横に無理やり移動させる。隙をつかれた安斎は殴打されガスマスクの目を保護する部分が割れる。しかし、安斎はひるまずに中村にカウンター。取り押さえることに成功する。

安斎「お前誰だ?」
中村「…はは、あんたも鬼か」
中村「こんなオヤジの鼻血見ても興奮すんの?」
中村「なんか鬼ってカワイソーだな…」
李ハンス「ケチャップしゃべりすぎ」

吸血鬼モードへの変異の兆候が出そうになった所で再び、李ハンスがふざけたことを言って安斎の気を紛らわそうとする。そして安斎に吸血欲についての正論を投げかける。

李ハンス「あんたが肯定しようがしまいが吸血欲は存在するんだよ」
李ハンス「どう制御していくか、それが問題なんだ」

そこへ沢崎も駆けつける。隠れていたおりょうも姿を見せる。沢崎があることに気づく。おりょうが池袋事件の情報提供者であることは一部の人間しか知らないはずだった。つまり警察の中に鬼狩りをする組織への内通者がいるのではないかと推測する。そしておりょうをバーサカキで匿うことにした。

ビルの屋上から安斎を見つめる老人がいる。その老人は柳に連絡をする。どうやら以前、柳が連絡をとったオンロの側の専門病院で働いていた医師のようだ。柳はこの老人のことを加納先生と呼ぶ。

加納は李ハンスを見て驚く。そして「光の子ども」「闇の子ども」が一緒にいるとは…と心で思う。

場面は菊原へ。 菊原がゼロイチ先生と呼ぶ人間と池袋事件のこと、安斎のことについて会話をしている。菊原は幼少期の安斎とオンロで顔を合わせているようだ。

バーにいた仲間は戻ってくる安斎、李ハンス、おりょうの出迎えをする。柳は加納先生を出迎えに行く。そして裏口で安斎とつかさを顔を合わせる。

つかさ「ケガして…」
安斎「…いいから、お前は部屋にいろ」

そのまま安斎は自分の部屋で外から跳躍して入る。李ハンスがつかさをなだめるがつかさの顔は怒っているように見えた。

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