デビルズライン ネタバレ

デビルズライン 第16話 ネタバレ

安斎との夢を見て起きる、つかさ。シャワーを浴びる。親友のミワコから連絡が入る。つかさはミワコに池袋に行くことを知らせていないのに、ミワコはつかさが池袋にいたことを知っていた。その理由は気象予報士襲撃事件時の動画、画像がネットに出回っており、つかさが写っていた写真もあったとのこと。ミワコはつかさのことが心配になり連絡をしてきたのだ。

そしてミワコはつかさが以前、言っていた気になっている人のことを心配する。

ミワコ「吸血鬼が人を襲うところ、人が吸血鬼を退治してるところ、吸血鬼が忍者みたいに跳躍するところ…」
ミワコ「とても現実とは思えないよ、誰かの仕組んだ壮大なジョークかな?なんて…」
つかさ「ミワコ、吸血鬼の人は…ほんとにいる」
つかさ「みんな普段は他の人と変わらないけど、ヒトの血を見ると我を忘れちゃうから」
つかさ「血を見ないように気をつけながら暮らしてるの」
ミワコ「ふえぇ……?」
ミワコ「あの、ごめん、真偽はともかく…つかさはなんでそれを知って…」
ミワコ「…つかさ、あんたこないだ、好きな人はジャンプ力がすごいって言ってたよね?」
つかさ「電柱から電柱へ…跳べるの」

つかさは自分の好きな人は信頼できる人だから大丈夫とミワコに伝える。しかし、ミワコは血を見ると我を忘れる吸血鬼は信頼ならないと言う。それでもつかさを想い人をすごく大切な人だと泣きながらミワコに伝える。

場面はおりょうへ。
フードを被り、銃を片手にしている男に発砲される。しかし、間一髪のところで銃弾を躱したおりょう。男は自分のことを中村と名乗る。中村は無線で連絡をとる。連絡相手は菊原と一緒に屋上にいた女だった。女はおりょう以外の人間もいるなら殺せと中村に伝える。

その時、沢崎達がおりょうの働くバーに到着。不審な物音を聞いた沢崎はすぐバーへ駆けつける。そこにはおりょうと中村。中村は沢崎に気づき銃を向ける。躊躇いなく銃弾を放つ中村。沢崎が隠れて銃弾を躱した隙に逃走する。

中村を追跡しようと車に乗り込む沢崎達にバーの店員が話しかけてくる。沢崎は中村を追い、牧村はバー店員を保護することになった。沢崎は無線で応援要請を行う。

沢崎「F班沢崎、E班管轄区に応援要請、池袋事件のきわめて重要な情報提供者が狙われている」
沢崎「被疑者は減音器付きの銃を所持、濃いグレーのフード、黒のスニーカー、身長180cm強、ヒゲ面40〜50代男性」

バーサカキにて。
安斎は窓から外を覗いている。その目にはおりょうがいた。同じく李ハンスも窓を覗いていた。李ハンスはフードをかぶった男に見覚えがあった。

安斎は沢崎に連絡を取り、おりょうのことを伝える。そして外出禁止令が出ている鬼課員だが沢崎は安斎に出動の許可をする。ガスマスクをつけて自室の窓から外に飛び出ようとする安斎。

李ハンス「お出かけかな?」
安斎「引っ込んでろ」
李ハンス「あのヒゲ面は東央テレビのカメラマンだよ」
安斎「え?」
李ハンス「噴水広場で鬼が血を吸う所から俺がその鬼をぶん殴る所まで、撮るなってのにしつこくカメラを回してた男だ。」
李ハンス「撮りながら早く殺せってうるさかったよ」
安斎「……」
李ハンス「俺も行く、逮捕に協力します、安斎捜査官」
安斎「身元も明かせない奴がえらそうな口を利くな」

李ハンスが安斎の側まで駆け寄る

李ハンス「本名ヨハネス・クレーマン、ハイブリッド出産計画、第15期生、白組7番、帯広のオンロの管理下で育った」
李ハンス「身元、身元とわめいている、あんたこそ、何期何組の何番なのかな?」

李ハンスはとりあえず話しを置いておいて、安斎が暴走したら、また自分が止めてやると言い残し先を急ぐ。窓からはつかさが安斎を見ている。安斎はつかさに「鍵閉めて隠れてろ」と伝え現場へ向かう。

安斎は移動中に李ハンスの言った身元を考えていた。同じくオンロの管理下で育った安斎だったがハイブリッド出産計画といったものを知らない。安斎は今までオンロはただの鬼の児童養護施設だと思いこんでいた。

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