食糧人類 第7話 ネタバレ
ロッカーを開けた謎の生物。
しかし、中には誰もいなかった。
暗闇の中、目を覚ます伊江。生物に喰われて腹の中かと勘違いする。
伊江「アイツに喰われて…腹の中…とか…まさかね」
伊江「んじゃ…地獄…いや天国…」
伊江「いたっ」
頭を打ったのか頭痛がする伊江。顔を上げると宙吊りになっているナツネが目の前にいた。周りにはカズ、山引もいた。誰かの気配を感じる伊江。
奥からライターの灯火。
ヘンテコなお面を被った人間が立っていた。異様な光景に驚き逃げようとする伊江。その瞬間、罠にはまり伊江も宙吊りになってしまう。
伊江「うわぁっ」
仮面の人物「あー…ああ」
伊江「はっ…放せよぉ」
仮面の人物「み…みんな罠に…引っかかるんだよなぁ…」
仮面の人物「こここ、この世界ではボクにか…敵わないよ…」
そう言って被り物を取る謎の人物。中身は人間だった。開放した4人に自分について語る謎の人物。名前は小倉と言い、親しげに「オグっちゃん」と呼べと言う。
オグっちゃん「ぼ…僕の名前は小倉…オグっちゃんでいいよ」
オグっちゃん「美味しいお肉、用意したからドンドンた…た…食べてねー」
網の上でジュージューいいながら焼かれている肉。伊江が生唾を飲み込む。カズはお肉に飛びつこうとするが伊江が怪しいと言ってカズを止める。そんなやり取りをしているとナツネが肉をパクリっと食べる。
驚く伊江を横目に「食えない奴から死んで行くぞ」と言い放つナツネ。伊江は意を決して肉に噛みつく。味は美味しいらしい。
オグっちゃんが肉を食べていると口を開く。
オグっちゃん「た…たたた食べたな」
伊江「…へ?」
オグっちゃん「かっ…かっ…貸し…二つーっ」
ナツネ「…はぁ?」
オグっちゃんは伊江達に生物から助けた事、食事を与えたことで自分に借りが二つできたと言う。そして絶対に自分の言う事を聞けと命じる。
そして、伊江がオグっちゃんになんで自分達を助けたのかを問う。
伊江「なんで、我々を助けてくれたんですか?」
オグっちゃん「そっ…それは僕のガールフレンドが助けてやってって言うから」
伊江はオグっちゃん以外にも生存がいることに期待する
オグっちゃん「ささささぁ、ゆゆゆゆ裕子さん…ははは、恥ずかしがらずにコッチにお…おいで」
オグっちゃん「みみみみ見てごらん、ここここ、この4人が今日から僕の家来だ」
オグっちゃんの連れてきた、もう一人の生存者。
それはオグっちゃんが自分で描いた女性の画だった。伊江達、一同は唖然とする。山引だけニヤけている。
伊江がオグっちゃんにこの施設に来てどの位経つのかを聞く。
壁には無数の正の文字(画線法)があった。
オグっちゃん「わ…わ…わ…わかんなく、なっ…なっ…ちゃった」
オグっちゃん「あ…なんでかはおぼえてるよ、しゅ…しゅ…取材だ」