食糧人類 ネタバレ

食糧人類 第19話 ネタバレ

文句を言いながらも脱出に向けて天井裏を渡り歩く伊江たち。しかし、カズだけは言い知れない気配に怯えながら廊下を匍匐していた。

再びカズが後ろを振り返ると気配を感じる。

カズは驚き匍匐スピードを上げていく。

伊江「ちょっとカズ、どうしたのカズ」
カズ「いる…いる…」
伊江「どうしたの、何がいるの?」
カズ「あ…あそこに…こわいのが…いる…」
伊江「怖いの?」
職員「ああ?」

カズ以外が振り向いても後方には何の気配も感じない。

安心した矢先、一人の職員がある動物がいることに気づく。それは肥大化したネズミのような動物だった。職員たちでネズミを撃退。

職員C「大丈夫か?」
職員A「平気だ…少し噛まれたぐれーだよ」
オグっちゃん「かかっ…噛まれた…のか?」
職員A「え?」
オグっちゃん「そ…そ…そそそ、それはマズいな」
オグっちゃん「ネ…ネズミに噛まれると鼠咬症という病気になることがあるんだ」

噛まれた職員は気が動転して伊江に早く道先を案内しろと伝える。

伊江は職員の心配より何かに怯えているカズを心配する。それを尻目に一人の職員がガキは足手まといにしかならねーなど心無い言葉を投げかける。

再び天井裏を匍匐して進む伊江たち。道中、噛まれた職員は寒気が出てきたなど言う。職員とオグっちゃんと口論にもなる。

カズもずっと何かに怯えている。

ドタバタしている最中、ひとりの職員が小便をしたいと集団から少し離れる。小便をしにきた職員は物音に怯えて周囲を見渡す。

小便をし終わると職員は違和感に気づく。

透明な人間に両手を抑えられているような感覚。そして正面を向くと目の前に眼球があった。そのまま透明になっている人間のような物体に頭を飲み込まれる職員。

第18話へ戻る

第20話へ進む

トップへ戻る

食糧人類の話

姉妹サイト