食糧人類 ネタバレ

食糧人類 第2話 ネタバレ

伊江は山引にここが人間飼育室と聞かされて驚く。驚きと恐怖を隠せない伊江は扉の方へと向かって歩いて行く。

伊江「人間の肥育場?それ…色々とヘンじゃないですか、だって…」
伊江「だって…それじゃココにいる僕も殺されて食べられるみたいじゃないですかぁ…」
伊江「そもそも人間が人間を食べるなんて共食いじゃないですか、ありえないですよ」
山引「まぁ…そうですよね…普通…そう」

扉の前に来た伊江は扉を叩いて「開けて下さーい」と大声を張り上げる。その行動に山引、ナツメが驚き、伊江をナツネが殴る。

ナツネ「やはりさっき縊り殺せばよかったな」
山引「ナツネ、くれぐれも殺してはいけませんよ…」
ナツネ「余計なことしやがって…」
伊江「な…なにが…」
山引「あ…」
ナツネ「いいか?絶対に振り返るんじゃないぞ」

扉が開いて何やら巨大な生物の影が見える。伊江は扉が開く前にナツネから天井から伸びているチューブを飲んでいるフリをしろと通達される。

伊江は後ろに何がいるか、気になりながらチューブから出る液体を飲んでいるフリを続ける。伊江の後方から何かが這っているような物音が…

そして伊江の正面に触覚のようなものが現れる。伊江は不安になりながらもナツネに言われたことを守る。そして伊江の前にはブクブクに太った1人の人間が寝ている。次の瞬間、触覚はその寝ている人間を真っ二つに…

伊江は驚き固まった状態。
ただチューブを口にくわえて後ろにいる生物がなんなのか不安。生物は一通り暴れまわると触覚を伊江の体にまとわり付かせてきた。

伊江は声が出そうになりながらも必死に耐えている。横目でナツネを見るとナツネは体中が触覚で包まれているが微動だにしない。それを見た伊江はココロの中で…

なんだ?あれだけの触覚に巻かれているのに…なんで微動だにしないんだ…

そして、触覚は伊江、ナツネの体から離れていく。物音も扉の方へと離れていく。生物が外に出た同時に防護服を来た二人組が人間飼育室へと入ってくる。

防護服を来た二人組は生物が食い散らかした後片付け役。

二人で生物やこの部屋にいる人間の話しをしていると1人の防護服を来た男の股間から腕が飛び出ている。腕に気づき下を見ている男の肩から山引が顔を出し「こんにちは」の一言。

防護服の男A「ヒッ…ヒィ」
防護服の男B「うわぁぁぁ」
山引「大袈裟ですねぇ…そこら辺に転がってるモンじゃありませんか」
防護服の男A・B「なんでマトモな人間が…ああぁ?」
防護服の男B「なんだ、てめぇ」

とっさに山引を殴ろうとするが後ろからナツネに反撃を喰らい吹っ飛ばされる。山引はもう1人の防護服の男が着ている防護スーツを脱がしながら興奮している。

ここでのやり取りで性別不明だった山引だが防護服を来た男に「まだ誰も侵入を許していないア◯ルに私のモノをぶち込みたい」といっているので男性と言うことが判明。

そんなやり取りをしながら山引は防護服を来ていた男の口に天井から伸びているチューブを口に含ませる。同時にナツネも防護服の相方にチューブを咥えさせている。

生物の後片付け役として入ってきた施設の人間は身ぐるみを剥がされ思考を抑制する液体を飲んで思考停止状態となり、顔をニヤつかせながらグビグビと液体を飲んでいる…

山引、ナツネは脱がせた防護服を着用する。

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