江唯みじ子先生が描くタイムリープ漫画「サイソウフレンズ」第8話。
今回、1話まるごと黒井雪と自由太の出会い、関係性が浮き彫りになっていく内容である。自由太が黒井雪を心配する事に納得。同時に二人はお似合いだなぁ〜〜〜と。
自由太の隣に薊は合わないと感じさせてくれる内容にも仕上がっています。
なんと言うか…二人の青春、哀しみが描かれる貴重な回。
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サイソウフレンズ【8話ネタバレ】
黒井雪の体に転生している薊。学校も終わって黒井雪の自宅に初めて帰っていく。『家族に横柄な振る舞いはしないようにね』と忠告されていく薊。そんな中、黒井雪に見せる自由太の表情が忘れられない薊。
二人が本当はどんな関係なのか気になっていく。
一方の自由太。
彼は自宅で黒井雪との出会いを思い返していた。一緒のバスに乗り込む自由太。最初の印象は「いつも本を読んでいる子」であった。
同じバスに乗り込む二人。
山道を登っていくバスに車酔いしていく自由太。すると察したのか黒井雪は自由太の近くの窓を無言で開けてエチケット袋をもらう。同時に初めて黒井雪の顔をちゃんと見る事になる自由太。
『キレイな顔してるんだな』などと思いつつ、車酔いで嘔吐していく自由太。雪は途中で降りて、自由太はさらに奥の国立病院まで向かっていく。
また別の日。
再び同じバスに居合わせる二人。今度は黒井雪から自由太に声をかけていく。ここから二人の親交が徐々に深まっていく。
またサラッと自由太の名前を会話の中に入れていく雪。何故か雪に名前を覚えられている事で特別感を感じていく自由太。またある時は黒井雪が自由太に誰のお見舞いに行っているのか訪ねていく。
その後も病院へ向かうバスの中でだけ、二人は密に会話をしていく関係へ。
学校でのキャラは演じている事を雪に明かしていく自由太。彼女の前でだけ素になってしまう自由太は次第に雪に惹かれていく。その後もバスの中で親交を深めて笑い合う仲になる二人。
手を繋ぎあった仲であったが…！？
『オレもうすぐこのバスに乗らなくなると思う』
自由太は雪に告げていく。少し寂しげな表情を浮かべていく雪。翌日、彼が忌引で欠席していた。自由太が今まで誰のお見舞いに行っていたのか知る事になる雪。
それは母親であったのだ。
その後、自由太が学校に登校してくる。雪が帰路に着くいつものバスに自由太も搭乗。病院への最後の用事であった。これで本当に黒井とバスで会うのは最後になってしまうと明るく語る自由太。
悲しげな表情で自由太を見つめる雪。
『学校にいる時と同じ顔をしている』
自由太が強がっていることを察する雪。彼の隣に座り、肩を貸していく。そんな彼女にもたれかかって涙が止まらない自由太。二人の手はしっかりと握り合っていた。
自由太自身もここから雪と恋が始まっていく予感をしていたが、それ以来…雪と手を繋ぐことは無かったと物思いにふける。
回想で雪から『あなたはもう友達じゃない』と告げられていく自由太。
一方、雪の親と対面した薊。
雪の性格上、物静かな家族かと思っていたら、非常にバワフルで明るい家族であったのだ。『みんなとても良い人だよ』黒井の言い方に違和感を覚えていく薊。
黒井に転生した薊の知らない場所で高校時代の薊はクラスメイト達にメッセージを送信していた。それを見て驚愕するノリコ。自由太も唖然とした表情を見せていく。
ここで第8話は終了。
サイソウフレンズ【8話の感想】
自由太と雪の間には心温まるエピソードがあった事が明かされていきます。雪をイジメていた薊が彼に恨まれるのも納得。同時に二人の間には薊が絶対に入り込めない二人だけの空気があるので、今後も自由太が薊に振り向く事はないなぁ〜と感じましたね。
ちなみに雪が自由太を突き放した理由は薊のイジメが原因なんでしょうかね。気になる部分。
そして雪に対して怒りマックスの高校時代の薊。何を企んでいるんでしょうか。とにかく今後も期待しかない作品。タイムリープ物、ミステリー・サスペンスが好きな人は絶対に嵌まれる漫画なので是非、チェックしてみてください☆彡
サイソウフレンズ
自らのパワハラが原因で会社を辞めることになった薊は、久しぶりに高校の同窓会に出席することになる。周囲から慕われ女王として君臨していた薊は、過去を思い起こしもう一度戻りたいと願う。しかしその過去には取り返しのつかない暗い出来事もあった。自分の罪は自分で償う？ 過去と現在を行き来するタイムリープサスペンス！
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