漫画「生者の行進」2巻ネタバレ!生き霊を生み出す黒幕が判明!

生者の行進(2巻)

みつちよ丸先生の漫画「生者の行進」2巻。全3巻完結の漫画であり、2巻では唇の悪霊に憑かれた女子高生を殺し、ヒロインである高岡まどかを狙う真の黒幕が判明していきます。

この漫画は悪霊が人間を殺すのではなく、死の前兆を予告するスパイスになっており、実際に悪霊を生み出し事件を起こしているのは人間。生き霊を生み出す程の思念や執着心といったモノが物語のサスペンスを盛り上げてくれています。

2巻は一気に展開が進むと同時に新たな生き霊や泪の背後にいる弟、トモキの霊の正体も明かされていく注目巻!テンポが良い漫画はグイグイと読み進めていく事ができます。


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漫画「生者の行進」2巻ネタバレ

生者の行進(2巻)

『生者の行進』2巻の内容をざっくり紹介!(※ネタバレを含みますので注意)

弟霊の正体と新たな生き霊…!?

1巻の最後で省吾に示されたトモキの正体。それは泪自身が生み出した生き霊だったのです。傍に居ながら何も語らないトモキに合点がいった泪。

トモキは自分が罪を忘れない為に生み出した幻の存在だと自覚するようになります。

そんな中、まどかの兄である浩二の友人が不穏な動きをして、泪の協力者で刑事の東雲に目をつけられる形へ。そして除霊後、初の夜を迎えるまどか。

この日は女性刑事、東雲も大事をとってまどかの自宅へ泊まることに。眠りについたまどか。除霊したはずですが、唇の悪霊ではなく、人間の形をした新たな悪霊が登場してまどかを蝕んでいく形へ。

この日は東雲が姉の霊に起こされて、まどかの異変に気づく形となり、まどかを悪霊の呪縛から解放していきます。

その後、まどかの異変を東雲からメールで聞く泪。同時にトモキが出現して泪をどこかへ導いていきます。導かれた先はガードレールを突き破り崖下へ。谷底へ落ちていく最中、泪はトモキとの間に起こった事件について思い出していきます。

ここで読者は泪が言う「罪」について知ることに…。

女子高生事件に進展が…!?

泪のバイト先の客であり、最初に唇の悪霊に憑かれていた女子高生、小栗美弥。彼女の殺人事件の担当である東雲はまどか宅を一旦離れて捜査会議へ。

ここで部下の笹塚が小栗美弥がある男と接触していた映像を入手。その男はまどか兄の友人である水戸則夫。そして現在、まどかを狙っている男でした。捜査上に水戸則夫が浮かび上がり、事件の進展を喜ぶ東雲でしたが、新たな女性の死体があがったと緊急連絡を受ける事に。

新たな女性の死体はまどか兄である浩二の彼女の妹である「あつこ」といった女性。

泪はまどか宅で浩二から連絡を受け、帰宅しない事に怒りを露わにしますが彼女の妹が行方不明である事を聞かされる事に。

新たな生き霊との死闘と弟からのアドバイス

浩二との連絡を終えてまどかのいる部屋にもどる泪。まどかは眠ってしまっており、悪霊が登場していました。悪霊に触れられる事を知った泪はまどかを守る為、悪霊にタックル。しかし返り討ちにあう事態へ。

そんな窮地に登場してきたのが弟のトモキ。

トモキは悪霊を鎮め、泪へ意味深なアドバイスをして消え去っていきます。

場面は変わって東雲。
犯行や現場の状況から付近に死体が複数あるのではないかと推測。目星をつけた場所を捜査すると4体の遺体を発見。同時に刑事の直感として水戸則夫が行動に出るのではないかと予測。急いで泪とまどかのいる家に向かっていきます。

女性連続殺人の黒幕が登場…

東雲の読み通り、まどかを狙おうとしていた水戸則夫。彼は東雲に逮捕される形へ。しかし、水戸を輸送中、東雲の前に現れる姉の霊。彼女は水戸の顔を見て首を横に振ります。

姉の仕草が何であるか察知した東雲。
水戸は連続殺人犯ではなかったのです。単純にまどかを弄ぼうとした変態野郎(笑)

水戸の逮捕後、自宅へ戻ってくるまどか兄の浩二。一人になっている彼女の元へ戻る為、身支度をして再び出掛けていきます。出ていく際、泪に意味深な言葉を投げかけて…。

場面は家を出た浩二へ。
公園に友人である鮫島瞬を呼び出していた浩二。鮫島は川から「あつこ」の死体があがった事を悔やみ、慰める言葉を浩二へかけていきます。

しかし、浩二は死体が「あつこ」のものだと鮫島に説明した覚えはなく、鮫島を疑っていくとあっさりと本性を現す鮫島。小栗美弥を始め、複数の女性を殺害していた黒幕は鮫島だったのです。

そして鮫島は計画の最後にまどかを殺す事を兄の浩二へ語っていきます。

何としてでも鮫島の計画を止めたい浩二は襲いかかっていきますが返り討ちされてしまう状況へ。そして鮫島にまどかを呼び出す餌として拘束される事に…。

浩二が切迫した状況だと知らず寝落ちしていた泪とまどか。目覚めると家のインターホンが鳴り続けている状況…玄関の前にいる相手に不信感を抱き2巻は幕を閉じていきます。

漫画「生者の行進」2巻の感想

生者の行進(2巻)

2巻終盤で事件の黒幕が登場。一気にクライマックスまでの階段を上っていきます。ちなみに鮫島や水戸は1巻でも登場。水戸が何かを企む様子を示唆していましたが、ミスリードだったとは…。

本当の黒幕はまったく目をつけていなかった鮫島だと知った時は衝撃を受けましたね。

そして次の3巻で生者の行進は完結。鮫島が生み出した生き霊の正体やトモキが泪に語っていた言葉の意味なども明かされていきます。まさにこの時へ繋がっていたのかぁ〜といった感じの内容へ。

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