漫画「生者の行進」3巻ネタバレ!生者と死者が紡ぐ至極ホラーサスペンス完結!

生者の行進(3巻)

悪しき生き霊に憑かれ、生き霊を生み出した人間から命を狙われる幼馴染を救うホラーサスペンス完結巻。

漫画「生者の行進」はみつちよ丸先生の作品。少年ジャンプ+で連載していた漫画で全3巻で完結となります。2巻で判明した生き霊を生み出し、高岡まどかを狙う黒幕である鮫島瞬。3巻ではそんな鮫島との一騎打ち。さらに事件から2年半後の泪、まどかの関係…番外編として省吾のアメリカ旅行記などが収録されています。

王道を行くホラーサスペンス漫画に仕上がっており、読後感も良く楽しませてもらえる作品。ホラーサスペンス好きは是非、チェックしてみてください☆彡

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生者の行進(2巻)

漫画「生者の行進」3巻ネタバレ

2巻のラストでまどか宅のインターホンを鳴らし続けていた人物は省吾だった。泪にもらった手付金、成功報酬である20万円分の仕事をきっちりと果たすため、二人の元を訪れたのだ。

そして新たなにまどかに憑いた人型の悪霊を一撃で除霊していく省吾。

除霊した手応えとして人型も唇の悪霊も生み出した人物は同じだと泪、まどかに語っていく。省吾の説明が終わるとまどかの携帯へメールが送信されてくる。メールにはまどかに対して公園への呼び出しと暴行され拘束されている兄、浩二の写真が添付されていた。

黒幕の奇襲によって倒れる主人公…

メールが届いた後、すぐにまどかの携帯へ着信が…。相手は黒幕である鮫島。メールで指定した場所へ15分以内に来いといった命令。またまどかは兄、浩二の生死が心配なので声を聞かせて欲しいとやり取り…その過程で鮫島に泪の存在がバレる事に。

鮫島はまどかと一緒に泪も公園に来いと伝えて電話を切っていきます。

罠である事は承知の上で泪、まどかは指定された公園へ。省吾は都合を知っている東雲へ現状報告する為、警察署へ向かうことに。

公園に着いた泪、まどかでしたが隠れていた鮫島に奇襲を受けて気絶してしまう泪。残されたまどかは脅され準備していた車両で拉致される事態へ。

鮫島の向かった先は兄を拘束しているどこかの山奥…。そんな鮫島の運転最中に暴れ、妨害しようとするまどか。車両は蛇行してガードレールを突き破り崖下へと落下していきます。

弟の導きと主人公の能力が判明…!?

気絶から目が覚める泪。まどかが鮫島に連れ去られたと察知して当てもなく探していきます。しかし、直感で辿っていく道はどこか既視感のある景色。そして気づきます。

辿っている道や状況は弟、トモキの霊が今まで自分に訴えかけていた景色だと…。トモキは現在の状況を予知しており、泪にまどかを助けろと導いていたのです。

そのまま直感で道を歩いていくとガードレールが突き破れた場所を発見。泪はまどかを救う為、落下した車両の痕跡を辿って跡を追いかけていきます。

場面は変わり、省吾は警察署へ。
親戚であった笹塚に泪、まどかの事を伝えて東雲と対面。状況を説明して省吾、東雲、笹塚でまどか達が呼び出しを受けた公園へ駆けつけていきます。

公園には誰も居らず一歩遅かった省吾達一同。そんな中、東雲が隣にいる姉の霊と会話している場面を見た省吾は東雲に質問。そして泪の霊能力が何なのか気づく事に。

省吾達は一度警察署へ戻る事に…。

物語はクライマックスへ…

警察署に戻った省吾は鮫島が殺害した被害者女性達と霊能力を使って通信。暗闇から解放させて鮫島の元へ向かわせていきます。

一方、泪は崖下から落下して横転した車両を発見。しかし、まどかは居らずどこに向かったかわからず手詰まり状態。そんな時に女性霊の行進を発見。

最後尾にいたのが顔見知りであった小栗美弥だった事から省吾が何かを企んでいると察知。霊の行進の後を付いていきます。そしてまどかを弄ぼうとしている鮫島の元へ到着。

鮫島に遊ばれる寸前のところでタックルをしていきます。その後、揉み合いになる二人。体格や腕力の劣る泪は徐々に劣勢へ。そんな状況下でトモキから以前受けたアドバイスが頭をよぎる泪。

鮫島の背後にいる被害者女性達の名前を呟いていき、鮫島の背後に霊がいる事を教えていきます。すると鮫島にも霊が視えるようになり、鮫島に恨みを持っている女性たちの霊が襲いかかっていきます。

その後、駆けつけてきた東雲達によって確保されるまどか、浩二。鮫島は幻想の中、霊に襲われており精神崩壊状態、そして逮捕へ。

事件から2年半後…

最後は事件から2年半後の状況が描かれていきます。無事に高校を卒業した泪。卒業式の翌日、まどかの自宅を訪問。

まどかは事件以降、男性恐怖症になってしまい男性から少しでも触れられただけで怯えてしまう体質へ。それが泪であっても…。

そんなまどかへ泪は一生支えていく事を誓い、まどかは男性恐怖症もしくは泪に触れられる事だけは問題ないようトラウマを克服していく事を誓っていき、幕を閉じていきます。

漫画「生者の行進」3巻の感想

生者の行進(3巻)

3巻で完結ですがテンポも早く内容も詰まった漫画なので非常に満足感のある作品。同時に最悪の結末は避けられてハッピーエンドで終わった部分も非常に読後感が良かったです。

ちなみに泪の能力に関して具体的に語られるわけではありませんが、対象人物に霊が憑いてる事を教えると教えられた人間は霊が視えるようになる模様。つまり、死者から恨み、妬みを持たられている人物には最強の能力となるわけですね。

ホラー要素を配合したサスペンス作品。非常に面白いので気になった方は是非、チェックしてみてください☆彡


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