漫画「ソウナンですか？」4巻ネタバレ感想！サメに狙われて絶対絶命…どうする！？

しばらく紹介せずにいる間にアニメ化されたりしていた『ソウナンですか？』の4巻である。正直なところ筆者は観てはいないのだが、アニメの内容は3巻までであったらしい。

漫画「ソウナンですか？」4巻あらすじ
漫画「ソウナンですか？」4巻ネタバレ
漫画「ソウナンですか？」4巻の感想
- ソウナンですか？
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漫画「ソウナンですか？」4巻あらすじ

さて、本編の方はイノシシ狩りの続きからである。ところで過去の巻ではほまれ以外の三人のことをあだ名で呼んで済ませていたが、いい加減連載も長くなってきたことだし、呼称を改めよう。「メガネ」こと睦、「ボーイッシュ」こと明日香、「お嬢様」こと紫音である。

あらすじとして大きな流れとしては、まず、島で別グループを形成していた二人組+ほまれ父の痕跡を四人が発見する。「島に救助が来ていたが、自分達の存在は見落とされていた」という割と深刻な事実が明らかになるのである。

それから話として大きいのは、サメに襲われる話くらいか。

2020.12.15

漫画「ソウナンですか？」4巻ネタバレ

ほまれがいかに常人離れしたサバイバルスキルの持ち主とはいえ、イノシシ狩りは大変である。ロープを使って、かろうじて槍でとどめを刺すことに成功する。仕留めたイノシシを海まで運ぶ。海水に浮かぶから解体が楽な上、ダニやノミが落ちるし、砂や泥がつく心配もないというわけだ。

同じような事をこれもサバイバル漫画である『自殺島』のシカ狩りのシーンでもやっていたのを思い出すが、まずは内蔵を取り出してこれを食する。保存が難しいなど、種々の事情のためである。ちなみに野生の肉食動物も同じことをするらしいよ。

残ったイノシシは、可能な範囲では保存食にする（干し肉、燻製、塩漬けなど）のだが、まずはとりあえず食べられるだけ食べてしまうことにする。これはイヌイットの狩人のやり方であるとのことだ。というわけでイノシシパーティーである。

さて後日。島の探検を再開する。前にも探検はやっているが、未踏破地域をしらみつぶしにするのである。島であるから、二手に分かれて合流したところがゴール、というわけだ。わけなんだが。

前述の通り、大変なものが見つかるわけである。人の痕跡だ。トランクなどが残っている。食糧は残っていないが着替えなどがある。ちなみに、二人組とほまれ父自体は今巻では消息が明らかにならない。

救助が来ていたことを見落とした、という由々しき事態に一番ショックを受けるのはほまれである。自分のやり方が悪かったせいだとまで思いつめ、別々のグループを作って二か所で暮らそうなどと言い出す。あまり良策とは言い難い。ほまれ以外のメンバーだけでは現状でもまだ到底やっていけないからである。

そんなこんなで喧嘩になってしまうのだが、結局、島の反対側にはＳＯＳの大きなサインを残し、ほまれたちは結局また一ヶ所で生活することにするのだった。

最後、サメのエピソードである。紫音が「お刺身が食べたい」とか言い出したので、イカダでもって釣りをすることになるのだが、素潜りをしていたほまれがイタチザメを見つける。サメという生き物の中で人間にとって危険である種というのは実はそんなにいないのだが、イタチザメは割と本当に危険な種である。こちらを餌と認識し、イカダごと狙ってくる。

で、どうしたかというと……

正直あんまり書きたくないなあ……

イタチザメは排泄物の匂いにつられる性質がある。そこで、船の上で現物を用意し、素手で投擲し、サメの気が逸れた隙に逃げたというわけである。

こういう描写、ほんとピンポイントで差し込んでくるよなこの漫画……。