漫画「夢中さ君に」ネタバレ!うしろの二階堂シリーズ収録!ジワジワ込み上げる面白さ!

夢中さ、君に。

漫画『夢中さ、君に。』は和山やま先生が描く主に高校生の繊細な人間模様を描いていく作品。青春あり、ギャグあり、仄かなBL要素ありといった読んでいて微笑ましくなる作品。

特に話題となっているのが『うしろの二階堂』といったシリーズである。所謂、陰キャで都市伝説的な噂が校内に飛び交う二階堂くんであるが彼に接触する一人の勇気ある生徒。親交を深めていくと彼にある意外な一面がある事を知っていく。

この漫画の主なキャストは林くんと二階堂くん。彼らを取り巻く人間環境や奇妙な青春が淡々と描かれていく作品だが『妙を得る』面白さのある漫画。好きな人は本当にドハマリする作品ではないだろうか。

中身は8話分のエピソードと作者のあとがきとなっている。ストーリーがある作品ではないので各エピソードの内容を簡単にご紹介していきます。

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夢中さ、君に。

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漫画「夢中さ、君に。」ネタバレ

かわいい人

林といった美少年な男子高校生に興味を持つ、これまた男子高校生の江間。授業中に目があった事で林くんは江間に『さっき目が合ったね、本を読んでた僕がかわいかった?』などと質問をしていく。

何故、林くんの言葉から『かわいい』といった言葉が出るのか林くんと江間の『かわいい』にまつわる秘密が明かされていく。ちなみに江間は林くんの事を1ミクロンも可愛いと感じた事はない。

世間一般的に変わり者であると見て取れる林くん。
奇怪な行動に出ていく。パンダの着ぐるみを着た状態で江間の自宅を訪ねてくる。内容は林くんの実家が中華料理屋を営んでおり、クーポンを渡す為であった。

パンダの格好をして住宅街を歩いているので2回、職質をされたと語る林くん。そのエピソードに二人が笑う。そして江間の中で着ぐるみを着ている状態で笑っている林くんの笑顔が気になる。

ふと想像して「かわいいな」と思ってしまう江間であった。

友達になってくれませんか

仮釈放とおいも3兄弟のエピソードである。といってもこれらはSNSでのハンドルネーム。仮釈放は林くん。おいも3兄弟は林くんに興味を持ち出す松屋めぐみといった女子高生。

SNSを通じて知り合う二人。
やり取りから近くに住んでいる者同士と判明。翌日、バス停でバスを待っているとスマホのシャッター音に気づくめぐみ。林くんである。めぐみは被写体を見て直ぐに察知する彼が仮釈放さんだと…(笑)

SNSで知り合った二人がリアルで対面を果たしていく。

林くんに興味を持ち出しためぐみは「友達になってください」と懇願。しかし、その願いを断っていく林くん。酷い話であるが林くんの放った言葉が小説の一文ではないかと察知していくめぐみ。

その推測は事実となり、小説の内容をなぞらえて林くんは『友達になりましょう』といったサインを送っていた。再び出会った二人は公園で会話を重ねていく。

描く派

絵を描く事が好きでモデルを探していた中学3年生の小松。ちょっとした弱みも握って先輩である林くんにデッサンのモデルをお願いしていく。

人物像は小松が林くんを描き、その背景は林くんにお願いしたいと申し込んでいく小松。合作である。

賞は取れなかったが『絵の価値は描いた人が自分で決めるべきだ』と格好良い一言を小松に告げていく林くん。

ちなみに林くんが背景として描いた絵は『林を描く小松の後ろ姿』であった。なんと言うか賞が取れないのも納得の出来といった感じである(笑)

走れ山田

マサヒロといった同級生にパシられている山田。まぁ、ある意味いじめである。そんな二人の関係を知っており、いつも上から見ているのが林くんである。

とある日、マサヒロのパシリでカフェオレを買い忘れた山田。怒りを見せるマサヒロの頭上からカフェオレが注がれていく。翌日はからあげ弁当を買ってこいとパシられる山田であったが、ふとした考えが過り覚醒。

マサヒロに謀反を起こしていく。
その後、林くんを発見した山田。カフェオレの件のお礼を述べて林くんが読んでいた本を貸してもらう事へ。図書室の本であり返却日は当日であった。同時に山田が失くした財布の落とし物放送。

微笑む林くん。

うしろの二階堂

陰キャであり、関わるとロクな事が起きないと都市伝説化されている二階堂明。その彼の前の席になってしまった日高。最初は気味悪がって極力、関わらないように努める日高であったが、そうもいかない状況になっていく。

吹っ切れた日高は二階堂に喋りかけてみる事へ。さすが陰キャ…といった対応をされる。

その後、日高は小学生時の同級生であった佐藤といった女子高生と遭遇。入学した高校名を伝えると佐藤はテンション高く『アキラいるでしょ、二階堂明』と嬉しそうに語っていくのだ。

佐藤は二階堂と同じ中学校であった。
当時の様子をテンション高めで語っていく佐藤。二階堂は中学時代…女子から超モテモテであった事を知る。もてはやされ振りは芸能人並であったと語っていく佐藤。

今の二階堂からそんな様子を微塵も感じられなかった日高であったが佐藤と連絡先を交換。中学時代の二階堂の写真を送ってもらう事へ。同じ男同士ながら一瞬で心を持っていかれる日高。説明されているが恋愛感情ではなく好奇心が芽生えた模様。

ここから日高は積極的に二階堂へ絡んでいき、二階堂の笑顔を見たくて変顔をかましていく。そして満面の笑顔を見せていく二階堂。まるで別人であった。

変人ぶってないで自然体でいろよ…と二階堂に伝える日高であったが、色々面倒だからと譲らない二階堂。そして二階堂に対して友達以上の感情が芽生えていく日高。ここから少しずつ親交を深めていく。

その他・二階堂シリーズ

ここから二階堂と日高をメインにした二階堂シリーズが3話連続で続いていく。

二階堂がジャニーズJr.並の爽やかイケメンから高校では何故、陰キャに転向したのか背景が明かされていく『おまけの二階堂』。取り敢えず高校入学初期の二階堂が面白すぎて吹くレベル!

このエピソードで二階堂の陰キャベースモデルになった人物が明かされていく。それは日高であったのだ。二階堂がこの事実に気がつくと、心の中で日高の事を師匠と尊敬していく(笑)

その他『怒りの授業編』『恐怖の修学旅行編』といったエピソードが収録。修学旅行編でも最高に面白い二階堂くんが見れるので是非☆彡顔面偏差値90の陰キャは伊達じゃなかった!

漫画「夢中さ、君に。」感想

夢中さ、君に。

林くんシリーズも面白いけど、個人的にはやっぱり二階堂シリーズが最高!素材は一級品なのに根が陰キャなのか無頓着なのか…Tシャツの裾をズボンの中に閉まっている辺りがふと描写されると『ふふっ』と微笑ましい笑いがこみ上げてきてしまう。

漫画でしかわからない独特な間や雰囲気があるので気になった人は是非ともチェックして欲しい作品。二階堂シリーズは定期的に読みたくなってしまう中毒的な面白さがあります!


夢中さ、君に。

夢中さ、君に。

原作・著者和山やま
価格700円(税別)

気になる君はうしろの席に――。WEBなどで噂の作品たちが待望のコミックス化。話題の作品「うしろの二階堂」は全ページ加筆修正のうえ、30ページ以上の描き下ろし続編を収録。

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