漫画「寄生獣リバーシ」2巻ネタバレ!主人公の正義が明かされる注目のサイドストーリー2巻!

寄生獣リバーシ(2巻)

原作:岩明均先生が描く人気漫画「寄生獣」のサイドストーリーを太田モアレ先生が描く「寄生獣リバーシ」2巻の配信がスタート。今回も淡々と物語は進みながら原作に負けず劣らずの薄暗い空気感や雰囲気が醸し出されていきます。

2巻では寄生獣リバーシの主人公・広川タツキが寄生獣を憎むべき理由が明かされていたり、復讐を誓う寄生獣と戦う為、警察と共闘を決意する場面も描かれていきます。

憎むべき相手と繋がりを持つ父親に対してタツキは今後どのように立ち回り、寄生獣と対峙していくのか…。寄生獣が持つ独特の空気感や心理描写を交えながら緊迫感のある様子が2巻では描かれていきます。

肝心のストーリー進展については大きな進捗はないですがジットリと絡みつくような進行が逆に『その先』を早く読みたいと思わせてくれる内容。

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漫画「寄生獣リバーシ」2巻ネタバレ

冒頭、パラサイトに殺されたタツキの友人との思い出が振り返られていく。なんでもない日常の中から友情を深めていく3人。孤独であったタツキにおいて友人二人は本当に大切な友達であった事が伝わってきます。

パラサイト側では広川市長(この漫画では厳密にまだ市長ではない)が田宮良子の紹介でパラサイト集団と対面。本編へと繋がっていくパラサイト集団とのコミュニティ形成の様子が描かれていきます。

また本編では最強のパラサイトである後藤も登場。後藤と後藤が主人格を争う一場面も描写されていきます。

女子生徒の一人が早々に退場…!?

寄生獣リバーシで登場するオリジナルキャラの女子生徒二人。朝河と南。南はタツキに恋心を抱いているのですが、彼に好意を寄せた理由などが明かされていきます。

そんな何気ない日常の帰り道…。
朝河と南は横並びで歩いていると謎の男がすれ違い様に左腕だけをパラサイト化。南の身体が一瞬で切り刻まれる事態が発生。

謎の男と一言会話する朝河でしたが、警察の事情聴取で男の顔を思い出せず…。その後、謎の男の様子も描かれていきますがパラサイト化によって顔も変えている感じ。この謎の男がタツキの追いかけるパラサイトなのかな。まだまだ謎多き人物です。

パラサイトを信じる警察二人と共闘へ

その後、現場に現れたタツキ。深見と一ノ瀬に発見されて署に連行される事に。そしてタツキは今まで見てきたパラサイトの生態、自分自身の正義について深見と一ノ瀬に明かしていきます。

ちなみにタツキは正確ではないが人間とパラサイトをある程度、判別出来ることが判明。

タツキの掲げる「正義」も理解した深見は自分と一ノ瀬。そしてタツキ自身の正義の為に「警察に」ではなく自分と一ノ瀬に力を貸して欲しいと懇願。

この先の流れでタツキは深見と一ノ瀬との共闘を決意するような心理背景が描かれていきます。

さらに人間なのに感情がパラサイト化しているような広川市長とタツキの妙な空気感を持つやり取りも描かれていきます。

漫画「寄生獣リバーシ」2巻の感想

寄生獣リバーシ(2巻)

主人公であるタツキ側と本編に繋がる広川市長率いるパラサイト軍団の裏側が強く描かれていく2巻。そして未だに明かされないタツキが追っている左腕をパラサイト化する謎の男…。

最初にも述べたが物語の進捗はかなり鈍足。

それでも寄生獣らしい雰囲気と空気感は如実に再現されています。本編主人公・新一のようにパラサイトの力を持たないタツキが今後はどのように謎の男と戦っていくのか大きな見所。

早く続きが読みたいと思わせてくれる妙な魅力を持った作品。寄生獣ファンはもちろん寄生獣を知らない読者でも楽しめるので是非、興味を持った人はチェックしてみてください☆彡


寄生獣リバーシ

寄生獣リバーシ

原作・著者岩明均 / 太田モアレ
価格660円(税込)

人類とパラサイトの生存競争は、終わる事無く世界中で続いている。新一とミギー、伝説の陰で繰り広げられた、もう一つの生存競争がここに明かされる。大量バラバラ殺人を捜査するベテラン刑事・深見。彼は、通報者の高校生・タツキの冷静さに、違和感を覚える。その違和感の源は、タツキの家族に在った…。不朽の名作「寄生獣」、その裏側を描く物語がここに開幕!

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