堕ちる 背信者の宴【1巻ネタバレ】綺麗な顔を持ちながら隠す女子大生…過去に一体何があったのか!?

堕ちる 背信者

漫画「堕ちる-背信者の宴-」第1巻の見所や感想をご紹介!

菊池直恵先生が描く「堕ちる」シリーズの最新刊が登場。今回はサブタイトルに「背信者の宴」と題したテーマである。

背信者とは裏切り者や言う事やる事が違う人などを指す言葉。

新たなシリーズの主役は好青年な大学生・塚田。同じテニスサークルに所属する山本といった女性です。

普段は前髪を下ろして顔を隠しているぶしょったい女性である山本。彼女の素顔を見てしまった塚田。一瞬で彼女に惚れてしまう事態へ。

それから何かと彼女を気にかける塚田でしたが…彼女の裏の顔を聞いてしまう事へ。山本の事を知りたい塚田…彼女の闇に切り込んで行こうとします!

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堕ちる

堕ちる-背信者の宴-【1巻】ネタバレ

堕ちる 背信者

主人公はとある大学のテニスサークルに所属する塚田といった青年。

簡単にテニスの打ち合いが終わると先輩である大河内から終了の合図。飲み会へ誘われていく一同。

女子の中では「山もっちゃん」の愛称で親しまれる女性・山本が居て、彼女も周りから飲み会への誘いを受けていく。但し、女子の思惑は別にあった。

『あの子いると…なんかわたしかわいく見えるのよね』堕ちる-背信者-(1巻)

山本はテニスサークルにて引き立て役、雑用係的な立ち位置の女性。

そんな彼女を気にかけていた塚田。
実は塚田は彼女に好意を抱いていた。好意を抱くキッカケになったエピソードが明かされていく。

塚田の入ったテニスサークルは名ばかりの飲みサー的な雰囲気を漂わせていた。

本気でテニスをやりたかった塚田。
当初はサークルを辞めようと思っていた。そんな中、体調の悪くなった女子を介抱していた山本。

普段は前髪を垂らして顔を覆い隠す彼女。
塚田はひょんな事から彼女の素顔を覗いていく。同時に素顔を見て一目惚れする塚田であった。

言うなれば彼女とお近づきになりたいが為、テニスサークルに残っている塚田。

そして場面はサークル終わりの飲み会へ。
いつもの如く、雑用ばっかりする山本。

『何が楽しくて雑用ばっかりしてんだろ』堕ちる-背信者-(1巻)

塚田もイケメンなので別の女子からアプローチなど受けるがあまり山本以外には興味のない様子。

そんな中、サークルリーダーである大河内と彼の彼女である女性が口論を開始。

『あたしの目の前で他の子とベタベタしないでよ』堕ちる-背信者-(1巻)

気が立った大河内。彼女へ当て付けのようにお酒を届けてくれた山本を誘って二人で飲み直そうと提案。

大河内の彼女は山本なら安心と思ったのか…咎める事もなくお好きにどうぞといった感じで二人が出て行くのを見送っていく。

塚田は大河内彼女に本当に行かせて良かったのか尋ねる。女の子と二人きりなんだから危ないと告げるが…。

『ないない…何かなんてあるワケない』堕ちる-背信者-(1巻)

相手はぶしょったい女子である山本。
彼女と男女関係になる事などないと自信を持っていた彼女。

そして月曜日へ。
山本との関係が気になった塚田。大河内へ直接尋ねていく。居酒屋を出ていった後、山本とどうしたのかと。

大河内は山本に関するとっておきの情報を教えると彼に耳打ち。

『お願いしたらヤラせてくれるぜ…山もっちゃん』堕ちる-背信者-(1巻)

二人で飲み直した金曜の夜を語る大河内。
山本はお願いしたら笑顔でホテルに着いて来てくれた事を明かす。

同時に塚田が山本に執着する理由を察していた大河内。

『彼女の顔…見たことあるんだろ…だから』堕ちる-背信者-(1巻)

居ても立ってもいられない塚田。
廊下で山本を見つけて腕を掴んで外へ。

金曜の夜の件について話す塚田。何故、頼まれれば誰とでもシてしまうのか…ストレートに聞いていく塚田。

山本の本音が漏れていく。
彼女は人に嫌われる事を異常に嫌う性格であった。人に喜ばれる事なら率先して行うと。

何故、素顔は綺麗なのに自分を卑下するのか不思議だった塚田。

『過去に何かあったの?』堕ちる-背信者-(1巻)

彼女の深層心理に迫ろうとする塚田。

同時に山本の事が好きだと告白。力になりたいからどんな事でも教えて欲しいと訴える。彼が本気である事を察した山本は彼の隣に座って口を開き始める。

『調子に乗っていたんです』堕ちる-背信者-(1巻)

高校時代の話を切り出す山本。当時は非常に調子に乗っていたことを明かす。ここで第1巻は終了。

堕ちる-背信者の宴-【1巻】感想

堕ちる 背信者

堕ちるシリーズは人の闇を抉るヒューマンドラマ作品で凄く面白いんですよね!

今回の新たなエピソードも1巻から掴みはバッチリ!
直ぐにでも続きが読みたい程に引き込まれました。一体、高校時代に山本の身に何があったのか…1巻の最後に描かれるページでは高校時代の山本さんが描写されます。

その姿はまさにイケイケな女子。
そんな彼女が何故、大学ではまったく冴えないぶしょったい女性に変貌を遂げてしまったのか。

そして塚田は彼女の抱える闇を解き放つ事が出来るのか…。

登場キャラを深掘りしていくともう一つの顔が見え隠れしていく作品。もしかしたら塚田も好青年に見えますが…とんでもない裏の顔を持っている可能性すらあります。早く続きが読みたい作品!

人の闇をジワジワと抉るようなヒューマンドラマ作品が好きなら本当におすすめの漫画なので是非!


堕ちる 背信者

堕ちる 背信者の宴

原作・著者菊池直恵
価格165円(税込)

きれいな顔をしていても、その裏にどんなモノが棲んでるんだろうね。人間の奥底を凝視して心胆を凍えさせるような物語を産み出してきた菊池直恵氏が、前作『堕ちる』を超える鋭いまなざしで描く続編、ついに出現。

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