空挺ドラゴンズ【13巻ネタバレ】厚みのある世界観とロマンに心が踊る!

空挺ドラゴンズ(13巻)

空挺ドラゴンズ(13)
著者 桑原太矩
雑誌 good!アフタヌーン
出版社 講談社
ジャンル 青年漫画

だいぶ久しぶりに紹介するような気がする。『空挺ドラゴンズ』、13巻である。

空挺ドラゴンズ【13巻】あらすじ

空挺ドラゴンズ(13巻)

簡単に書けば簡単にあらすじは書ける。まず、「震臓」を手に入れなければならないという話だが、かつて墜落した先代のクィン・ザザ号の残骸を探し出し、手に入れよう、ということになる。

で、墜落予測地点に向かう。細かいこと書いてしまうとネタバレで言うことがなくなるので間ははしょるが、震臓は無事に手に入る。それを使って、クィン・ザザ号を改造する。半年くらいかかるらしいが、そのあたりは間が一気に飛ばされる。で、クィン・ザザ号は活動を再開、ようやくこうやくテュポーンを狩りに行こう、というところで13巻は終わり。

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空挺ドラゴンズ【13巻】ネタバレ

空挺ドラゴンズ(13巻)

さて先代クィン・ザザが墜ちたと予測される地点だが、島である。1000もの細かい島々が点在する群島のあたり。海に墜ちている可能性もあるが、きっと先代の船長が意地でも陸地までは操船したに違いない、ということになる。

で、墜落予測地点の村だか町だかの酒場で情報収集をすると、「このあたりに幽霊船が出る」という話をされる。与太話では?と思うのだが、ところがどっこい、本当に浮いているボロボロの船があった。ここまで飛んできた船(借り物)で、それを追跡し、乗り移る。その船は先代クィン・ザザそのものであった。簡単に説明してしまうが、群体型の龍がとりついて、浮かばせていたのである。

で、船に残っていた武装(なんとかいう、火薬を使う槍。かなり古いものだが、弾薬が一発だけ使える状態で残っていた)を使って、バトルの末に龍は退治したが、それだけでは問題は解決しない。どうにか浮いている幽霊船を地上に降ろしてからでないと震臓の回収ができないのである。

とか言っている間に、幽霊船は岩山に激突しそうになった。どうするか。一つしかない。いま操船している船をあやつって、直接体当たりさせ、軌道を変えるのである。そんな乱暴な、と思うが、他に方法がない仕方がないから無茶で危険だけどやることになる。かろうじて成功するが、操舵手は「二度とやりたくない」と言った。

激突は免れてもまだ終わりではない。なんとか幽霊船を地上に降ろさなければならない、浮遊ガスを抜くために、壊れかけているバルブをどうにか回して、なんとか降ろすことに成功した。ちなみに船長代理クロッコは先代の船長からその震臓を「託されて」いた。お前にやる、というメッセージが書き残されていたのである。それを知って、クロッコははじめて「自分はクィン・ザザの船長だ」と宣言する。代理の肩書を取って、船長になったわけである。

さて、タキタはしばらく丘暮らしをしなければならないので、クィン・ザザにとりついていた龍を保存食にした。当分それで食つなぐしかない(いや食糧はほかになんぼでもあるが、タキタは龍が食べたいのである)。作業は半年ほどかかってようやく終わり、クィン・ザザは大改装、見違えるようなぴかぴかの船に生まれ変わった。

ところが、半年の間に社会の情勢が動いていた。航空会社みたいな連中が、「龍を討伐して空路を開拓する」みたいなことをやり始めたのである。そのための起爆剤として、彼らはテュポーンを討伐しようとしている。そんなことをさせるか、空は俺たちのものだ、テュポーンも俺たちが討伐する。そうクィン・ザザ一同の目標が定まったところで、14巻に続く。

空挺ドラゴンズ【13巻】感想

空挺ドラゴンズ(13巻)

なかなかロマンのある巻だった。

一種の異世界ファンタジーとして、すっかり世界観に厚みが出ていてなによりである。で、次巻はとうとう、ようやく、何巻ぶりだっけ?テュポーンとの戦いとあいなる。らしい。

なお、まだちゃんとチェックしていないんだが15巻も出ている。それもいずれご紹介したいところである。

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