サイソウフレンズ・第18話。
18話では黒井の命を狙う犯人に一歩近づきます。近づくと言うか未来の薊は犯人の姿を捉える事へ。同時に黒井の体から意識が離れてしまう事へ。最後に未来の薊が犯人を指し示す言葉を描いていきます。
その言葉は衝撃。
より悪意を剥き出しにしていく過去の薊。過去を変えて、未来をより良い状態にする事が出来るのか…。注目の内容となっています!
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サイソウフレンズ【18話】ネタバレ
キヨの一件も落着。教室では悪薊の怒りが教室中に張り詰めていた。薊グループの仲間に傷を心配される悪薊。
『何回も何回も大丈夫って訊かないでくれる…しつこい』
そんな教室に現れる黒井、ノリコ、春名、キヨ。4人が教室に入ると張り詰めていた空気が一変。穏やかになっていく。何も言わずに唇を噛み締めながら黒井への怒りを増幅させていく悪薊。
休み時間も和気あいあいとする4人。
女子トイレでは今まで薊派だった人間達が黒井達のグループの仲間になりたいと言い出す生徒がちらほらと現れていく。男子達も春名とキヨを敵に回す事に抵抗があるようで少しずつ、状況が変わっていく。
『見せしめが必要かもね』
裏切ったらどうなるか思い知らせる為に見せしめを計画する悪薊。同時に彼女は左腕の引っ掻かれた部分がをポリポリとかいていく。
一方、キヨも仲間に加わった未来の薊グループ。無意識に黒井との距離を近づけていくキヨ。そんな彼を見て少し怒りを露わにする自由太。黒井の中に入っている薊に『キヨを黒井に近付けないで』と忠告をしていく。
一方、黒井の中の薊に少しだけ見方を変えた自由太。キヨの件は春名と仲直りさせる事も織り込み済みだったのか尋ねる。
『え?まさか』
彼女の話を聞いて、やっぱり薊は薊だったと呆然する自由太。しかし、未来から来た薊は善意で行動していなくても結果的に皆が笑えている状況へしている事に気付く。
同時に出会った頃の薊に似ているとふと思う自由太であった。
黒井を殺そうとした犯人探しに戻る未来の薊とノリコ。そんな中、ノリコが切り出す。腕を見ていない人間は残り3人。もう探す必要はなくないかと。残りの人間は皆、薊に忠誠を誓う人間。つまり、どうあれ薊が指示を出しているはずだと語るノリコ。
ノリコは事情を知らないとは言え、未来の薊には刺さる言葉であった。
一部始終を聞いていた幽体化の黒井。薊を心配するも持ち前の精神力の強さで逆に黒井に悔しさをもたらしていく。未来の薊の不思議な魅力を感じていく幽体化の黒井。
そんな中、春名が咄嗟に叫ぶ。
『よけろ…黒井!』
3階校舎のガラスが突然割れて、下にいた黒井に落下しようとしていた。春名が咄嗟に黒井へタックル。間一髪で危機を免れていく。
ガラスの破片が弾みで飛び散って、ノリコの太ももを深く切っていた。止まらない血。すぐに救急車を呼ぶように手配する黒井の中の薊。そして止血を春名に変わってもらう。
薊自身は犯人を追うことへ。
『ノリコごめん、ちょっと離れる…絶対大丈夫だから、がんばれ』
校内に入って割れたガラスの場所へ辿り着く黒井の中の薊。そこにいた人物を見て驚愕していく。同時に体の意識が入れ替わっていく。未来の薊の意識は無くなり、自分の体に戻る黒井。
未来の薊が犯人を捕まえに行ったことはわかっている。そして割れていないガラスを見遣る。
『はんにんはわたし』
窓ガラスに血の文字が書かれていた。
サイソウフレンズ【18話】感想
遂に犯人に一歩近づいた未来の薊。
彼女は現実へ戻ったのか…。また「はんにんはわたし」の後に何かを書こうとした後が見て取れるような気もします。
ただ、左腕に引っ掻き傷もありましたし、黒井を殺そうとしている黒幕は高校時代の薊なのか…。それとも読者を惑わすミスリードなのか…。
早く続きが読みたい!
薊が犯人は単純過ぎると思うのでミスリードだと思っていますが、結果は如何に。次巻を楽しみに待ちます!
サイソウフレンズ
自らのパワハラが原因で会社を辞めることになった薊は、久しぶりに高校の同窓会に出席することになる。周囲から慕われ女王として君臨していた薊は、過去を思い起こしもう一度戻りたいと願う。しかしその過去には取り返しのつかない暗い出来事もあった。自分の罪は自分で償う? 過去と現在を行き来するタイムリープサスペンス!
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