見える子ちゃん【4巻ネタバレ感想】ギャグ要素控えめでオカルトスリラーな展開へ!

見える子ちゃん(4)

見える子ちゃん』も、はや単行本4巻である。

Twitterで連載していた頃から見知っている身としては感慨深い。

見える子ちゃん【4巻】あらすじ

この漫画は当初ホラーコメディだったはずだが、なんかすっかりシリアスな流れになっている。

今巻のあらすじの要点は2つ挙げられる。

一つは、神童ロムと名乗る、若い男の霊能力者が登場すること。見るからに怪しく、パワーストーンみたいなものを一個五万円もの値段をつけて売っているなど詐欺感満点なのだが、しかしみこには分かる、確かな実力を持った本物の霊媒師である。

ちなみに、ゴッドマザーとも知り合い。どういう知り合いなのかは今巻ではまだ分からない。そして、ロム自身、みこにとって味方なのか害意を持った存在なのかもはっきりとは分からない。

もう一つは、田舎で隠棲していたゴッドマザーが、みこの窮地を知って戻ってきて、そしてついにみこにはっきりと霊能力のことを伝え、味方し始める、という大きな流れが生まれることである。

見える子ちゃん(3巻)

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見える子ちゃん【4巻】ネタバレ

見える子ちゃん(4)

冒頭、老婆がクワで畑を耕している。誰かと思えばゴッドマザー・ミツエである。

そのゴッドマザーのところに手紙が届く。みことハナがいつだったか神社に行ったときに撮った写真が同封されていて、裏側には「なにがみえる?」と書かれていた。

二人の顔は隠されているのだが、ゴッドマザーは腐っても霊能力者なので誰が写ってる写真なのかくらいは分かる。

しかし問題はそこではなく、神社であるらしい。

この神社、登場当初はみこが「適当に調べて適当に辿り着いた適当な神社」みたいなことを言っていたのだが、ゴッドマザーによれば実際にはこの世のものではなく、只人(ただびと)には辿り着くことすらできないはずの場所であるのだという。

因業婆なのかと思ってたら意外と義侠心に厚いところもあったらしいゴッドマザー、これを受けて廃業を撤回、街に戻ることになる。

さて、その写真を手にしていた人間がもう一人いる。

謎の男。といっても、前述の神童ロムである。こっちは紙焼きの写真ではなく写メの状態で写真を持っていて、みことハナを映画館で見つけ出し、「はっけん」と一言口にする。

そして、後日みこに接触を図ってくるのだが、その態度はまるっきり不審者である。

いきなり「こんにちわ 石いります?」ときたもんだ。みこには人間なのかどうかすら疑われる始末。

だが、彼が持っていた「石」は、本当に悪霊らしき霊を近づけなくする力が込められていた。その石を、みこは一つだがもらうことになり、ロムはとりあえずその場では去っていく。

その後、みこは「さんかい」の効果が切れたお礼をするつもりで、例の神社に向かう。

ところが、みこでも二回目は同じ神社に到達することはできなかった。森の真ん中でケータイのナビが切れ、「目的地に到達しました」と言われて終了してしまったのである。

そしてその場に大量の悪霊らしきものが現れ、さすがにこれはヤバいかな?というところでゴッドマザーが華麗に現れる。

ゴッドマザーに守られて、みこは無事に下山することができ、そしてゴッドマザーに連れられてそのままファミレスに向かうことになる。

ここでゴッドマザーは改めて自己紹介する。

本名タケダミツエ、人呼んで「下町のゴッドマザー」。このゴッドマザーに、みこはとうとう、これまで誰にも打ち明けてこなかった自分の能力について打ち明けることになる。シリアス。

最後の場面は、そのあとロムがゴッドマザーのところを訪ねてくる場面で終わる。4巻はここまでである。

見える子ちゃん【4巻】感想

見える子ちゃん(4)

ギャグ的な要素はほとんどなりをひそめ、すっかりオカルトスリラーになっている。

個人的にはこういう方が好きなので、この路線でガンガン行って欲しい。これだけ迫力のあるクリーチャー描写ができるのをギャグマンガにしとくのはもったいないしねぇ。


見える子ちゃん(1巻)

見える子ちゃん

原作・著者泉朝樹
価格630円(税別)

ある日突然、普通の人には見えない異形な存在が見えるようになってしまった「みこ」。彼女は彼らから逃げるでもなく、立ち向かうでもなく…精一杯シカトしつづける事に。怖いようで怖くない、新感覚ホラーコメディ!

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