メメメメメメメメメメンヘラぁ…【2巻ネタバレ感想】メンヘラ少女二人と豚男…再び!

メメメメメメメメメメンヘラぁ…(2)

まさかこれの続刊が出るとは思わなかった。思わなかったが、出たのである。

1巻から実に4年近い歳月を経て。というわけで、ご紹介する。『メメメメメメメメメメンヘラぁ…』2巻である。

メメメメメメメメメメンヘラぁ…【2巻】あらすじ

実は1巻の後ろの方で既にそうなっていたのだが、山田に執着するメンヘラちゃんは二人に増えている。佐々木さんに加えて、牧野さん。

牧野さんは山田と同じ学校、つまり大学生で、長い間まともなふりをしていて友人づきあいをしていたのだが、ある日本性を現して勝手に山田のもう一人の恋人(……)的なポジションに収まり、そして佐々木さんとはお互いの存在を認知していて敵対し合っている。山田、モテモテ。

というわけで、2巻は山田がこのメンヘラ二人に追い掛け回される状況から始まり、そしてそのまま巻を終える。さすがに三人目が増えたりはしなかった。

メメメメメメメメメメンヘラぁ…

メメメメメメメメメメンヘラぁ…【ネタバレ感想】メンヘラ少女とブタ男の不条理ギャグ!

メメメメメメメメメメンヘラぁ…【2巻】ネタバレ

メメメメメメメメメメンヘラぁ…(2)

ある日山田は牧野さんから唐突にプレゼントをもらった。

別に誕生日でもなんでもない。なんでもないからサプライズなんだよ、とか抜かすのだが、それが手編みのセーターである。

重い。

そして、セーターを着る代わりに脱いだ山田のセーターを、佐々木さんの臭いが染みついていて臭い臭い……とか言い出し、だんだんテンションが上がってきて、さらに脈絡もなくコンドームを持ち出して(真昼間から人前で)ホテルに行こうとか言い出す。

山田は例によって負けていないのでコンドームを取り上げて捨てるのだが、牧野さんはまだまだ沢山持っているのだった。

またある日。山田が自宅に帰ると、(勝手に侵入した)佐々木さんが家で待っていた。

親の目(山田は現在実家住まいである)を盗んで(そういうところだけは常識が働く佐々木さんである)、カレーを作ってて「おかえり」とか言い出すのである。

ちなみに家に置いてあった牧野の作ったセーターは、事情を察したのか盗聴でもしてたのか、「ウールに」戻されていた。毛糸にバラしたのではなく、ウールに戻したのである。念がいっている。なお、佐々木さんの作ったカレーそのものはおいしかったらしい。

またある日今度は佐々木のターン。

大学で牧野さんと別れ、自宅に戻ったら先回りした牧野さんがドアノブをガチャガチャしていた。マイナスドライバーを突っ込んで無理やり開けようとしていたらしいが、そんな簡単に開くほどドアの鍵というものはヤワではない。

ところで、ずっとそうやっていたおかげで誰かが既に通報していたらしく、警官がやってくる。

警官たちは牧野を知っていた。知っていたので、山田は同情され、「本当に困ったら僕らに相談してね!基本的に(山田の側の)味方だからね!」と言って去っていったのだった。

メメメメメメメメメメンヘラぁ…【2巻】感想

メメメメメメメメメメンヘラぁ…(2)

他にもまだエピソードはあるのだが、言いたいことが色々あるので感想コーナーに進もう。

1巻から2巻にかえて色々変わっている。まず絵柄のタッチがだいぶ違う。そりゃ4年も漫画を描いてれば多少変わりもするだろうけど。ギャグのノリなどもかなり変わっている。

1巻はラブコメ度↑、ギャグ度↑↑↑、不条理度↑↑↑↑↑といった感じだったのが、2巻はラブコメ度↑↑↑、ギャグ度↑↑、不条理度↑↑↑くらいの塩梅かな。

二人に増えたとはいえ異常性は1巻の特に初期に比べればかなり落ちているし、物語そのものの不条理さ、メンヘラ二人の行動の異常性もかなりなりをひそめている。

そういえば佐々木さんが山田を「ブタ」と呼ぶこともほとんどなくなり、「アンタ」とかになっている。

ありていに言ってしまえば「切れ味が落ちた」と言わざるを得ない部分もないではないのだが、その代わり普通のラブコメとして割と読める感じにもなった。

しかしこれで、3巻は出るとしてまた4年後だろうか。出るなら読みますけども。


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原作・著者栗井茶
価格562円(税別)

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