ドラゴン、家を買う【5巻ネタバレ感想】番外編を終え本編へ…物件が探し再スタート!

ドラゴン、家を買う。(5巻)

久しぶりのご紹介となる『ドラゴン、家を買う。』5巻である。

ちなみに、本作品もアニメ化が決定したそうだ。そして単行本は既に6巻が出ている。

ドラゴン、家を買う【5巻】あらすじ

今回はディアリアが業者向け展示会に行ってくるとかでパーティーを外れ、また脱走してきたネル姫と、王妃(ネルの母)から紹介された新しい仲介者、吸血鬼(ヴァンパイア)不動産のヴィクターというコウモリ男に物件案内をしてもらう。

だがこのヴィクターの紹介する物件、どれもこれもポンコツだらけで……。

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ドラゴン、家を買う【5巻】ネタバレ

ドラゴン、家を買う。(5巻)

スキエーナの館

ぱっと見は立派な館なのだが、壁にヒビが入ってたり、やたら傾いていたり、天井に穴が開いていたり、建付けが悪かったりと欠陥だらけの物件。しかし、そんなのはまだ小さな問題で、実はこの建物、フンババという巨獣の背中の上に建てられているのである。ドラゴンが虫に見えるほどの巨大さではあるがそういう問題ではない、フンババはたまに移動するので、そのたび大地震である。レティはこの物件を無理やり押し付けられそうになるが、代わりにネルがきっぱりと断るのであった。

ペルメルの館

城なみにでかいが、外見からして別々の建物をくっつけたような、ちぐはぐな建物。100年以上に渡って増改築を繰り返し、中は完全に迷宮状態となっている。侵入者を排除するにはいいが住民も同じように排除されてしまうわけでとても住めたものではないので、ここも見送り。

フラッド地下神殿

見た目は重厚そうだが新築。いわゆる水系のダンジョンである。防水工事がされていないので中も雨が降る。そういう種族の生き物にはいいのかもしれないが、あいにくレティには向いていないのである。

カロル溶岩洞窟

炎の巨人スルトが大家をやっている、今度は火炎系のダンジョン。そのへんでマグマがぶくぶくいっている上に、地下にいるスルトがくしゃみや咳をするたびにマグマが噴出する超危険な物件。ドラゴンでも暮らせない。

シルワ寺院

水、炎と来て今度は木系のダンジョンである。築三年、ここも名前が寺院なだけで実際には宗教施設ではなく単なる戸建て。緑豊かというか、森に呑まれていて、五年もすれば自然に還ってしまうらしい。ヴィクターの紹介する物件はこんなのばっかりなのである。

霊峰

伝説の剣が眠るという霊峰。次はここに案内する、というところでこの巻は終わる。シルエットを見る限りただの山なのだが本当に物件なのだろうか。

ドラゴン、家を買う【5巻】感想

ドラゴン、家を買う。(5巻)

前巻で出てきたバーニーの話はレティも聞かされているらしく、今巻では修業をするとか言い出したり、自分も炎を吐いてみるとか言って挑戦してみたり(実際少しだけ出たが、自分が焼け死にそうになった)、やる気だけは出ているレティである。シャドーボクシングなどもしている。どうにもあまり身を結びそうにはないが。

後、構成上紹介がこの欄になるが今巻では勇者パーティーに焦点が当たったエピソードも一つある。どっかで全滅して金に困ってる勇者パーティーが、なんやかんやの末に伝説の剣を求めて移動を始め、レティと同じ霊峰を目指すことになるという一幕である。この話で、勇者と称しているこの連中が実際にはかなりタチの悪い連中で、人間の世界でも嫌われ者であるということが分かる。

さて、長い番外編を終えて戻ってきた本編であるが、やっぱりトンデモ物件の紹介が物語の柱だなぁという感じはする。

次巻では霊峰で勇者たちと遭遇(?)することになるような話の流れが敷かれているが、果たしてどうなることやら。ではまた次巻の紹介で。


ドラゴン、家を買う。

ドラゴン、家を買う。

原作・著者多貫カヲ / 絢薔子
価格500円(税別)

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