漫画「欲望の渦」第5巻の見所や感想をお届け！
今回は大きな動きが出ていきます。
大輔の出張を利用して準人と合流する静華。彼女は大輔から離れる為に協力をして欲しいと要請。
静華の真意に探りを入れつつ…嘘がない事を察した準人は静華へ協力する事を承諾。
距離を縮めつつある二人…迫る大輔の罠…各々の欲望の渦が巻かれ出していきます！
欲望の渦【5巻】ネタバレ
萌から伝えられた言葉に戸惑う準人。
しかし、萌は静華が準人の初恋だった事を特に気にしていなかった。
『私も学生時代はたくさん恋したわ』
自分の恋愛経歴を伝えながら準人の上で激しく腰を振っていく萌。
それよりも準人は大輔がどういった意図があって萌に言ったのか気になっていた。
そのまま絶頂まで登っていく萌。ナカに出して欲しいと懇願。準人もそのまま彼女の体内で体液を放出していく。
萌は過去より今を大切にしている人間。
今、準人が自分を好きなら何も問題はないと伝えていく。
場面は打ちっぱなしのゴルフ場。
友人と遊びに来ていた準人だったが気乗りしなかった。そして愚痴を溢していく。
『萌との結婚はなんていうか…ただの目標だったみたい…』
萌への気持ちが冷めた事を吐露する準人。
友人は当たり前の感情だと…愛が欲しければ不倫すれば良いとアドバイスを伝えていく。
そんな時…準人の携帯に知らない番号から連絡が入る。
『もしもし誰…静華？』
すぐに彼女と合流。
大輔は出張で帰宅は明日の朝だと前置き。そして本題に入る静華。
彼女は大輔と離れられるように助けて欲しいとお願いしていく。離婚を勧める準人。大輔はそんな簡単な人間ではないと吐露する静華。
さらに大輔が変わり始めたのは「あの夜」からだと切り出す。
『静華もあの夜の事を覚えていたんだ…』
離れるのは良いとして…その後を尋ねる準人。
ずっと大輔に飼われて生活していた静華。家もほとんど出たことがなく…お金を稼いだ経験もなかった。不安はあるがチャンスは今しかないと。
自虐する静華を慰める準人。彼の優しさが嬉しくて涙を流す静華であった。
もう少し静華と一緒にいたかったが家にいないと大輔から連絡が来ると帰宅する意思を伝える静華。
送る車両内で二人の気持ちが合わさりそうになっていく。
『着いたよ…』
自宅へ到着。静華は眠ってしまっていた。無防備な彼女の身体から覗かれる胸やパンティ。興奮が滾ってしまう準人。
自然と鼻を近づけて静華の匂いを堪能してしまう。そして目覚める静華。離れる間際…準人は最後の確認を取っていく。
『お前…本当に大輔と別れたいのか…？』
静華はずっと前からその事だけを考えて生きてきたと吐露。彼女の覚悟を聞いて準人は彼女に協力する事を誓っていく。
恩は必ず返すと伝える静華。
それならコーヒー一杯で十分だと伝える準人。幸い…大輔の帰宅は明日の朝。部屋に招かれてコーヒーを貰う事にする準人であった。
準人の中でこれが成功すれば静華の人生、自分の人生が大きく変わるかもしれないと考える。退屈だった日常が揺らぎ始める準人。
『謎の興奮と怖さが共存する今に惹かれてしまう…』
そして静華と大輔が暮らす部屋にあがっていく準人。どんな波乱が待ち受けているのか…ここで第5巻は終了。
欲望の渦【5巻】感想
大輔の出張はミスリードで静華を泳がせて準人を罠に嵌める為の策略で間違いがないでしょう。
株トレードで資産を築いた準人。半グレ的な男である大輔。腕っぷしなら確実に大輔に軍配が上がると思いますが…泥沼化まったなしの状況。
各々の欲望渦巻く状況から静華を救い出し…彼女と幸せになれるのか…。
大輔と準人の関係もどう拗れていくのか…緊張と怖さがあります。欲望に抗えない人間達の激動の泥沼物語。エロスと絡み合う人間模様が面白いので是非！
欲望の渦
金、女、それぞれが抱える欲望が渦を巻く。恋人との結婚を控えている準人は、10年ぶりに友人の大輔と初恋の相手である静華に再会した。静華は大輔と結婚していたが、昔と変わらず美しいその姿を前に、婚約者との結婚に疑問を抱いていた隼人の心は揺れ動く。「こんな気持ちを抱いてはいけない」そう思っていても欲にまみれた恋心は膨らみ続けた。そして静華から「大輔と別れたい」と相談され、ついに隼人は欲望を抑えることが出来なくなってしまい――。
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