もう、とにかく…まほ先生が可愛ぇぇ♡「恋愛ディストーション」第2巻のあらすじ・ネタバレ感想

恋愛ディストーション(2)

恋ディス、2巻である。

皆様にお読みいただくあらすじを書くのが筆者の務めであるので、ただいま2巻を読み返した。読み返したのだが……

……甘い……甘いよ……べったべたに甘い……ほんっとうに甘い……刻が見える……
(しばらくお待ちください)

恋愛ディストーション(2)
作品名:恋愛ディストーション(2)
作者・著者:犬上すくね
出版社:小学館
ジャンル:青年漫画
掲載誌:サンデーGX
恋愛ディストーション新装版

恋愛ディストーション 第2巻のあらすじ

さて。気を取り直して、あらすじ……えーと、真と棗、江戸川とまほ先生はひたすら甘々いちゃいちゃしてます。4人のことは後回しにしましょう。

この巻から、重要なキャラクターが二人、新登場する。

一人は山野辺泰治。真と江戸川の大学の同期、彼女いない歴20年。つまり、この作品の甘くなさ担当である。この山野辺は正解だった。モテなさ具合もちょうどいい。イチャイチャづくしの中ですっごく爽やかな存在だ。

もう一人は小向井仁。真と棗の高校時代の同級生で、漫画家。こちらは設定上、プレイボーイだということになっているが、プレイボーイやってるところが作中で描かれる場面はほとんどない。

恋愛ディストーション 第2巻のネタバレ

これは1巻目から描写されているのだが、真は犬である。犬型の恋愛スタイルを貫く男だ。具体的にどう忠犬なのかが、10話「新幹線小パニック!」の冒頭で明かされる。真と棗は高校は同級生であるが、実は大学では棗が一学年下である。

どういうことかというと、真は棗と別れ別れになりたくない一心で、同じ大学を受けた。同じ大学ならなんでもいいので、一番偏差値の低い学部を選んだ。結果、真は合格したが、棗は一浪した。それで一年間の遠距離恋愛歴が二人の間にはある。おまぬけなワンコもあったものである。

ちなみに江戸川はSである。第16話、「ケダモノの嵐」。諸般の、というか大人の事情により、江戸川はまほ先生のマンションに入り浸っている(江戸川は実家住まいである)。それはいいのだが、まほ先生が「オートロックだからいいじゃない」とか言って部屋の鍵をかけずに外出する癖を持っているので、江戸川が「不用心だ」といって説教する。

それから数日。ある日、江戸川はいつものようにまほ先生の部屋を、予告なく訪れる。合鍵を持ってるので回す。ドアが開かない。もう一回回す。開く。また、鍵が開きっぱなしだったのである。

まったく何度言ったら分かるのか、と呆れつつ江戸川が部屋に入ると、ちょうどまほ先生は、風呂上りで、バスタオル一枚で、玄関先にいた。

江戸川はキレる。「悪い子はいねがー!戸締りもせずにのほほんと風呂に入ってる命知らずはいねがー!(中略)お仕置き!してやる!」

画面は暗転、次のシーンではまほ先生はベッドですやすや眠っている。そして江戸川は、ベランダで煙草を一服し、一人ごちる。

ちょっとワクワクした俺って、キチクですか?

はい、その通りです。

恋愛ディストーション 第2巻の感想

前巻で書いた通り筆者はまほ先生大好きであるので、16話が大好きである。だが、まほ先生が主役のエピソードはこの巻でこれだけではない。第12話、「あなたとハイな午後 二元中継」。江戸川とまほ先生の、出会いについては前巻の解説で触れたが、カップルになったときの具体的な顛末がこの話で描かれる。

「大学生と社会人」という形で再開した二人は、何度か食事を共にする。手堅い進め方である。そして、数度のデートを経て、まほ先生が自宅に誘う。細かい描写は省く。江戸川は、「じゃ、もう遅いし」とかなんとか言って、帰ろうとする。

そこでまほは、玄関先で、帰ろうとする江戸川に、無言で抱きつく。

江戸川はおずおずと、しかし、しっかりと両手をまほの背に回し、言う、「先生……俺、今夜、帰りたくないんですけど

セリフが逆よ逆!

それは女が言うセリフ!というのは、この惚気回想を聞かされたまほの友人の評である。筆者の感想としては、まほ先生のナチュラル年下キラー誘い受けっぷりが実に萌える。

というようなわけで、とにかくまほ先生がかわいい2巻であった。

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