わたし(仮)2巻ネタバレ!惚れた男はとんでもない犯罪者だった!?

わたし(仮)2巻

奥津武先生が描くミステリーサスペンス漫画「わたし(仮)」最新刊となる第2巻。

今回で謎の男であった庵の素性が明かされていきます。また庵を探すXの正体も判明。謎の組織と庵の関係…。彼を探すため、首を突っ込んでいく詩緒は身動きの取れない窮地へと追い込まれていきます!

謎が謎を呼ぶ展開でハラハラ、ドキドキする作品!

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わたし(仮)

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わたし(仮)

わたし(仮)2巻ネタバレ

8話ネタバレ

与墨京の背景が明かされていく。彼女に一本の連絡が入る。それは庵を探している人物からの連絡であった。庵に惚れている京は脅迫まがいの連絡を口実にして庵と会い、庵の役に立とうと思っていた。

しかし、庵の隣には詩緒(平間)が居て、二人の間に入り込めない雰囲気を感じていた。京の詩緒に対する本当の感情が明かされつつ、京が詩緒宅に居候中の出来事が描かれていく。

京の中で最初は居なくなれば良い存在だと思っていた詩緒だが、居候している間に京の中で憧れのお姉ちゃんのような存在になっていく詩緒。

現在の状況を楽しんでいた京。
しかし、あるメールが送信されてきて一気に絶望へ落とされていく。それは自身の父親が何者かに拘束された写真であった。文面には『庵の場所を教えろ、でないとこのままお前の父親を殴り殺す、このことは誰にも言うな』と記載があった。

9話ネタバレ

詩緒(平間)の背景が明かされていく。彼女は京の存在を煙たがっていた。そして排除しようと考えていた。その為には敵を知ることが重要だと考えている詩緒。

庵、京の目を見計らって京の自宅に侵入を試みていた。

京の自宅で目にしたのは京の父親の死体であったのだ。既に京の父親は何者かの手によって殺害されていた。庵はこの状況を利用していく。

庵を追う謎の人物を「X」と称して自分がXになりすまして、京を追い出す事を考えていく。それが8話のラスト。京の脅迫メールに繋がっていた。つまり父親は既に死んでいるが拉致、拘束したと見せかけてXのなりすましで京を操る算段を整えていく詩緒。

そして京から相談を受ける詩緒。
彼女の父親を一緒に探すフリをして詩緒は京を山中で殺す計画を実行へ移していく。

10話ネタバレ

一方、詩緒はXのなりすましで庵にも指示を与えていた。庵には京の父親の死体処理である。

そして車を停めて目的地へ向かう山中。
スタンガンとナイフを用意していた詩緒は京を葬ろうと背後から仕掛けようとしていく。その時である…。

『お二人さん、いい加減もういいかな?』

突然、背後から声をかけられていく。悪魔のような顔をした得体の知れない男。彼のターゲットは与墨京であった。彼女を睨む鋭い眼光…。

11話ネタバレ

二人は得体の知れない謎の男から逃げ切っていた。京が連絡を受けたXと声が違うが詩緒は確実にさっきの男がX側の人間であると判断。詩緒は何故、X側の人間に尾行されていたのか憶測していく。

訳は簡単であった京が尾行されていたのだ。

そして謎の男。
彼は詩緒の持っていたスタンガンで気を失わされていた。時間が経過して目を覚ます謎の男。ここで彼の名前が判明。フラッカと名乗る男。彼は「ママ」と慕う人物に連絡を入れる。

フラッカの役目は与墨京の殺害である事が判明。彼は京の住んでいる場所を把握していたので押しかけようと企んでいく。そして詩緒は自分達の自宅がX側にバレている事を推測。

京と庵を連れてホテルに身を隠そうと考え、一旦、自宅へ戻る事へ。

しかし、庵はまだ帰ってきていなかった。詩緒は裏で庵に死体処理を頼んでいたが、それにしても帰りが遅すぎた。メールの返信もない。ここで庵がX側に連れて行かれた可能性が浮上していく。

12話ネタバレ

詩緒はネカフェに京を置いてきて、詩緒宅に訪れていたフラッカと接触を図っていく。背後から近づき、ナイフを首元に当てていく詩緒。両者共に本題を切り出していく。

『庵はどこなの?』

『庵はどこだい?』

実はフラッカ属するX側も庵を探していた。つまり、庵は捕まっていない事を知る詩緒。二人はファミレスへ移動。探り合いが始まっていく。京の父親を殺したのはフラッカであった。そして彼は庵を捕まえてママのところに連れて行くのが役目であった。

X側の情報を少なからず手に入れた詩緒。
去ろうとするフラッカに手を組もうと提案していく。詩緒はフラッカの心の内を見透かしていた。ママが惚れ込む庵を知れれば、捕まえるつもりのなかったフラッカ。

庵を誰よりも早く見つけたい二人の利害は一致。

『あなたにとっても都合がいい、私は使えるよ。庵をママから引き剥がしてあげる』

この言葉が決め手となって二人は協力関係へ。

13話ネタバレ

何としてでも庵をママ側よりも早く見つけたい詩緒。フラッカにママ側のメンバー構成であったり、メンバーに合わせて欲しいと打診をしていく。しかし、フラッカはママ側のレギュラーメンバーではなく、ピンチヒッター的立ち位置であり、メンバーを把握している訳ではなかったが、ママ側に属する1人の男を紹介してもらう。

ママ側の組織は複数人で「マッドマンキー」といったチーム名で活動していた。その中の自称・参謀であるガム噛む夫と対面を果たしていく詩緒。そしてデマ情報を流していく詩緒。

それは庵がママを殺そうとしている…といった情報であった。詩緒の意図はこれで他メンバーがママの護衛側に回ると思っていた。状況を理解して立ち去ろうとしていくガム噛む夫。

去り際に名前を尋ねていく。詩緒と答えるとガム噛む夫の表情が一変…。

『倉門詩緒か?てめぇ…』

只ならぬ雰囲気を感じ取った詩緒。名前を佐藤しおりだと偽っていく。

14話ネタバレ

倉門詩緒を知っており、何やら因縁を感じた詩緒。彼女は「ママ」の居場所を特定して接触する為に、ガム噛む夫を尾行する事へ。

一方、既にガム噛む夫から「庵がママを殺そうとしている」といった情報を受け取っていたママ。一瞬で嘘である事を判断していく。そして庵について語っていく。

ママの知る庵は『愛も憎しみも悲しみもない無の男』であった。

ガム噛む夫を尾行していたフラッカと詩緒。
彼がゲーセンに入っていくのを確認。自分達も侵入。唐突に格ゲーをプレイしていくガム噛む夫。触発された詩緒は彼と対戦してみる事へ。

15話ネタバレ

格ゲー対戦が描かれていく。
詩緒も実は格ゲーの手練であった。しかし、圧倒的差でガム噛む夫に負けてしまう。同時に尾行されていた事に気づいていたガム噛む夫。二人の前に顔を出していき、ママに会わせてやると意外な言葉を口に出していく。

16話ネタバレ

場所が割れないように目隠しをされ、ママの居場所まで案内されていくフラッカと詩緒。フラッカは憧れの存在であるママと会うことに躊躇いがあって、庭で留守番をする事へ。

詩緒は1人でママとの対面を果たしていく。

仮面を被り、素顔を隠すママ。
タイマンでママと会話をしていく詩緒。ここで彼女は自分自身が「倉門詩緒」である事を告げていく。雰囲気の変わるママ。

『どこまで知っているんだ?』

ママは目の前にいる詩緒が本物の倉門詩緒でないことを知っていた。カマをかけてきた度胸を評価して、ママは庵に関する情報を語っていく。

庵は元マッドマンキーのメンバーであったのだ。
そして庵は倉門詩緒を誘拐して組織から逃亡していた。何やら深い事情はあるらしいがそこは語らないママ。そしてママは庵を組織に引き戻したい思いがある事を告げていく。

もっと庵の過去を知りたい詩緒。

自分をマッドマンキーに参加させてくれたら倉門詩緒(本物)の居場所を教えるとママに伝えていく。

17話ネタバレ

外で話を聞いていたガム噛む夫ともう1人のメンバー・ブルースが部屋に入ってくる。そして倉門詩緒(本物)の自宅住所を押していく詩緒。3人で自宅へ向かう事へ。

部屋の中に入って無言で物色していくガム噛む夫とブルースの二人。まったく詩緒の話を聞こうとしない。最後の床を調べていく二人。ある部分の床が開き、そこは棺桶のような状態。

中には何も入っていなかった。『異常はないな』と相づちを打つ二人。

隠し床が一体何なのか、二人に問い詰めていく詩緒。彼女は二人の友人として家にあげてもらっていただけだから、隠し床の存在は知らなかったと伝えていく。

『知らないままの方がいい』

そう伝えられて、正式にマッドドンキーのメンバー加入を受ける詩緒。彼女の中で新たな目標が生まれる。マッドドンキーを潰して正真正銘、庵との二人だけの世界を創る事であった。

そんな3人の背後。
物陰に隠れていた男が描写される。

18話ネタバレ

マッドドンキーに参加して新人の仕事を教えられていく詩緒。薬物中毒者の死体処理であった。死体を毛布で包み、ブルースと共に山中の廃屋へと連れて行かれる詩緒。

入り口は声紋認証。
奥には焼却炉があった。持ってきた死体を燃やして建物の中へ。そこで新たなマッドドンキーメンバーであるメアリーといった少女を紹介される詩緒。

二人を対面させてブルースはお手洗いへ。

そう見せかけて詩緒を廃屋に置いて下山していくブルース。彼女は嵌められたのだ。新米なのに庵の事で嗅ぎ回って欲しくなかったマッドドンキーの中枢達。

脱出しようとするも声紋認証のゲート。
メアリーの声を使って声紋認証を突破しようと企む詩緒。彼女を探して地下へ。すると地下通路で首吊りしているメアリーの姿を捉えていく。

わたし(仮)2巻の感想

わたし(仮)2巻

突然、消えた庵。
そして浮上したマッドドンキーといった犯罪集団。庵はマッドドンキーでどんな悪事に手を染めていたのか。そして鍵を握る倉門詩緒。

詩緒の自宅にあった隠し床の意味する事は何なのか…。謎過ぎる展開が魅力の作品。

3巻では詩緒が廃屋からの脱出。そして命を狙われていく京が描かれていく模様。本当に先が読めない漫画です。興味が出た人は是非!


わたし(仮)

わたし(仮)

原作・著者奥津武
価格462円(税込)

彼の恋人はもう死んだ。なら、私が彼女を名乗っても問題ない。わたしは生まれ変わる。彼の恋人として。究極の肉食系ヒロイン、彼氏乗っ取りサイコホラー。そうだ、彼氏を乗っ取ってしまおう。はじめて好きになった人には、すでに別の恋人がいた。「あぁ、やっぱりわたしは幸せになれない……」。そんなある日、転機が訪れる。その人が事故で記憶喪失になってしまったのだ。運命の導きだと思った。またとないチャンスだと思った。「恋人を殺して、わたしが彼女を名乗ればいいじゃん」。わたしは生まれ変わる。彼の恋人として。恋人でいられるなら、なんだってする。だって、彼を愛しているのだから。驚愕の彼氏乗っ取りサイコホラー、開幕。

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