『TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには』3巻。四拳勢編の続きである。
作品名 | TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには |
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作者 | 丸山恭右 |
ジャンル | 青年漫画 |
出版社 | 小学館 |
雑誌 | サイコミ / サイコミ×裏少年サンデーコミックス |
巻数(単行本) | 21巻まで配信中 |
巻数(単話版) | 222話まで配信中(めちゃコミのみ) |
価格 | 単行本:660円(税込) 単話版:46~67pt(税込) |
無料情報 | 単話版1話が無料(めちゃコミのみ) |
TSUYOSHI 誰も勝てないアイツには【3巻】あらすじ
八極拳リョ・ジーフェイが強に挑む、と見せかけて、横から割って入った愛之助とジーフェイの戦いになる。一言で書いてしまえば愛之助が負ける。が、直後、ジーフェイは強に瞬殺される。
しかし、失神KOを屈したジーフェイ、自失状態のまま強のところに躍り込んできて暴れ始める。
ざっくりまとめるとこういうあらすじの巻である。
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TSUYOSHI 誰も勝てないアイツには【3巻】ネタバレ
さてジーフェイであるが、「李書文の再来」と言われている八極拳士だそうである。李書文は実在の拳法家で、八極拳の開祖とされている人物だ。ジーフェイの何が再来かというと、李書文そのひとと同じく、実戦の中で八極拳を極め、端的に言えば拳で人を殺めたことがあるらしい。
「そんな戦争じゃあるまいし」と愛之助は言うのだが、「戦争ならあったんだ」という。具体的な名前は念のため書かないが、ネットに名前を書いてはいけない某事件(戦車が民間人相手に使われたというのでとても有名なあれ)のとき、民間人の側で戦っていたらしいのである。
さて、そのジーフェイの戦いに横から割り込んだ愛之助、そっちの過去も説明される。どっかの金持ちの妾の子で、本人も金はうなるほど持っている。子供の頃から。だが、本当の意味での友達はいなかった(ということに気づかされるような事件があった)。自分が孤独なのだと気付いたとき、なんとなく空手道場の見学をしたら、そこに照がいて、意気投合して空手をやるようになったということである。
さて、第一撃はお互いに相打ちとなった。ジーフェイの拳は強烈だったが、愛之助がボディにカウンターを合わせたのである。なるほど口だけではないな、とジーフェイも感心している。広い中国からわざわざ四人だけ選ばれて呼んでこられた中でも一番強い(らしい。少なくとも、ゲン・ロウランはそう言っている)使い手にこう認められる愛之助、ただの学生空手家にしては実にたいしたものである。
そこからはジーフェイが優位に立って、連続技を鮮やかに炸裂させる。四連打。ちなみに四撃目は「鉄山コウ」(コウの字はなんか難しいやつです)という技で、バーチャファイターという昔人気あった格闘ゲームの主人公が使っていたあれですね。あれです。
さて、もう数合立ち合って結局愛之助はダウンしてしまうのだが、それでも立ち上がり、なんかこの場で当然閃いた(らしい)必殺技のようなものを放つ。究極の正拳突き、だそうである。だが、通用しなかった。カウンターで中段蹴りを合わせられ、完敗である。まあ、いくらなんでも相手が悪かった感がある。相手は人を殺しているプロっすよ。
で、ジーフェイは強に勝負を挑もうとするのだが、強は立ち上がった愛之助の頭を後ろから掴んでジーフェイの股間に叩き付け、「星崎さん(※愛之助の事)の勝ちですね」と言い放つのであった。しみじみ金的が好きだな、主人公。
ところが、用は済んだろうと思って絵画教室に入ったところ、そこに失神した状態のままのジーフェイが何やら長い棒のようなものを掴んで殴り込んできた。教室の仲間は強が格闘技を修めていることをまったく知らない。強は自分の平和な生活を侵害されたことに完全にブチ切れており、「殺すしかないのだろうか」などと穏やかでないことを考える。
3巻はここまでである。
TSUYOSHI 誰も勝てないアイツには【3巻】感想
ありていに言ってしまうと強のバトルは面白くない。強すぎるからである。3巻まできて、やっぱり愛之助の方が主人公みたいな役回りに立っている。
周囲のキャラクターも彼の存在を前提に強さが設定されているみたいな感じだし。ということで、また4巻にて。
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