なんだか意外な展開が始まる「TSUYOSHI 誰も勝てないアイツには」17巻。
TSUYOSHI 誰も勝てないアイツには【17巻】あらすじ
いちばん重要な問題として、まず投獄されていた強が出所する巻である。であるのだが、じゃあめでたしめでたしなのかというとこれがぜんぜんそうではない。で、それと無関係ではないのだが、5vs5の試合も開始される。まず第一試合。
こちら側のファイターは剛。で、大河内コレクション側から一番手で出てくるのは誰かというと。
なんと強であった。
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TSUYOSHI 誰も勝てないアイツには【17巻】ネタバレ
冒頭、大河内老人とその仲間たち(総理大臣とか混じってる)が映像を見て、強について研究している。で、大河内はひとつ思いついたことがあるらしい。強の母を強と面会させることにした。そうするように弁護士に命じて手配させることになる。
で、強の母、川端珠江が面会にやってくるわけだが。なんか親子の様子が見ていておかしい。何が具体的にどうというのは説明しにくいのだが、母親の言うことが微妙におかしいのである。だいたい息子が投獄されているというのに、あまり心配している様子がない。この母というのが、新興宗教でもやってるのか何なのか、なんか喋ることが変なのである。結局、弁護士に対して「母を帰らせてくれ」と言って強は面会を打ち切ってしまう。ちなみに大河内はというと、その様子をモニターで見ている。リアルタイムで見ているらしい。何が目的で面会などさせたのかは分からないが、どうも計算通り、とこの老人は思っているようだ。
さて、それから数日後、ようやくというか試合の日がやってくる。5vs5である。みんなそれなりに仕上がっているようで、自信ありげ。
ところで、大河内コレクションの四人だが、それぞれ王銃だの宝刀だの魔鏡だの秘扇だのという二つ名がついていることが判明する。鍵宮は秘扇だそうである。あと、これもそんなに重要な情報ではないかもしれないが、大河内老人は90歳だそうである。思ったより年がいっている。
で、試合のルール。勝敗は戦闘不能、もしくは、大河内もしくはこっちサイドのリーダーのお嬢様の人、どちらかが自分の側の負けを認めたとき、だそうである。つまり、闘士自身は途中で自ら降参することができないルールなのである。
さて、それで大河内側の五人目として、強が出てくる。五人目といっても試合順は五番手ではなく先鋒で出てくるのだが、そんなことより、なんか不良めいたファッションで、髪を金髪に染めた強が、くちゃくちゃとガムなどかみながらその場に現れたので照や愛之助などは卒倒しそうになった。しかも鍵宮のことを鍵やんと呼び、ちっす~!とか言ってる。誰だお前。
大河内とも親しげに会話をしている。打ち解けたらしい。照、愛之助とふつうに旧懐を温めたあと、剛が「あなたの弟です」と言い出すので困惑ぎみで、大河内に「なんのドッキリ?」とか言い出す。
試合前にタイムをもらって話し合いをすることになるのだが、「剛とは戦いたくない」と言うものがいるので、結局話し合って、最初の試合は剛vs強ということに決定された。
で、試合が始まる。剛はやっぱり明らかにものすごく強かった。技術だけでもはっきりとマルコフより上である。とはいえ、果たして強に通用するのか?というところで、次巻に続く。
TSUYOSHI 誰も勝てないアイツには【17巻】感想
正直、大河内コレクションの五人目に強が入るという展開自体は読めないではなかった。だってほかに伏線っぽく出ているキャラクターとか誰もいなかったし。しかし、それにしてもここまでキャラ変してはっきりと「買収されました」というていで出てくるとは思わなかったが。
強という男は最強であるが、精神的な面とか、経済的な面とか、脆い要素があちこちにあるというのは相変わらずである。はっきり言ってしまえば剛が勝てるとはとても思えないが、そんなことより強は何事もなかったように陰キャに戻れるのだろうか?先が気になるところである。
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