友情トリミング【SNSに凍てつく女たち】ネタバレ!友人を道具として扱う女に天罰!

SNSに凍てつく女たち

漫画『SNSに凍てつく女たち』に収録されている『友情トリミング』をご紹介。この物語は所謂、インスタ映え(作中ではフォトスタ映えとなる)に無我夢中で執着している女が悲劇を見るエピソードになっています。

登場人物は3人。

登場人物
  • かりん=キラキラ女子の映え執着女
  • 京子=かりんの友人でシャッター係
  • ユキ=かりんの同僚でハキハキした美人

かりん(以下、カリン)がとんでもなくイタイ女で映える写真を撮る為なら友人を道具としか思わないクズ女である。そんな彼女が友人達に見切りを付けられて縁切りさせるまで描かれていく内容に仕上がっています。

かな〜り映え執着女に苛立ちますが、最後まで読めば痛快&爽快な結末が待ち構えています!

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SNSに凍てつく女たち

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SNSに凍てつく女たち
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SNSに凍てつく女たち

友情トリミング【SNSに凍てつく女たち】ネタバレ

映えるカフェの料理に興奮を隠せないカリン。一緒に来た友人の京子は料理が冷めてしまうので早く撮影会を終わらして欲しいと心で思っていた…。料理の撮影も終わり、ようやく食事が出来る…。そう思いたった瞬間…ギクっとする京子。

料理撮影の次はカリンと料理を撮影する為、シャッター係を命じられていくのだ…。

映える女は決して地味女とアップしない

カリンの背景が明かされていく。学生時代からキラキラ女子で憧れの的であったカリン。SNS映えを求め、いいねされる事に生き甲斐を感じている。友人である京子は取り敢えずカリンを持ち上げていく。

褒められれば大層な上機嫌になっていくカリン。しかし、彼女はどこか京子を見下している節があった。

『京子は映えを意識してなさそう…』

京子もそこまで映えを意識している訳ではないが、ハッキリと嫌味たらしく言ってくるカリンに若干の不満を感じていく。自宅に帰り、カリンのSNSチェックをすると彼女のSNSにやはり不満。

カリンは地味女である京子と一緒に写った写真は絶対に投稿をしていないのだ。彼女にとっては一緒に写る人物も映える写真を撮る為の道具。この時点でかなり性悪女であるカリンだが、京子はカリンの良い部分も知っているからこそ、憎めない存在でいた。

そんなカリンと京子の微妙な関係が明かされた後、1週間が経過。京子はカリンから手料理パーティーに誘われていく。

写真カットにシャッター係…道具として扱われる友人…

手料理を持ってカリンの自宅を尋ねていく。そこにはカリンの同僚でサバサバ美人であるユキの姿もあった。そして手料理パーティーと称しながら料理を用意していたのは京子だけであった。

始まるカリンの手料理パーティーと称された映え写真撮影会。再びシャッター係を頼まれていく京子。最後にようやく京子もお呼ばれして3人で映え写真を撮っていく。

手料理パーティー終了後、自宅に戻り、カリンのSNSをチェックしていく京子。

仰天である。
自分が作った手料理のはずだが、カリンが作ったように紹介されていた。さらに3人で撮った写真。なんと京子の部分だけわざとカットして投稿されていたのだ。

さすがに酷い…ショックを受けていく京子は金輪際、カリンの為にて料理を作らない事を約束しようと心に決意していく。

後日、3人でバーへ。
ここで手料理の件を断ろうとしていく京子であったが有無を言わせず、捲し立てていくカリン。そして気づく。京子がブランドの新作バッグを持っている事に。

カリンは勝手にバッグを拝借。自撮りして自分の物としてSNSに投稿。デリカシーの無さ過ぎるカリンにドン引き顔の京子。

救世主はハキハキ美人だった!?

京子が持っていても価値がないから、私が撮って投稿してあげてるの!的なクズい発言をしていくカリン。皮肉たっぷりの言葉に只々、呆然としていく京子。

そんな時、ユキが声をあげていく。

『いい加減にしなよ、かりん』

ユキは今までカリンに感じていた事、不満だった事を爆発させていく。彼女もまたカリンに不満を持っている友人の一人であったのだ。

ユキに一喝されても尚、ケロッとして皮肉な言葉を投げかけていくカリン。遂に京子も彼女への不満を爆発させていく。写真カットの件、手料理の件、シャッター係など本当は凄く嫌であった事を伝えていく。

京子、ユキ共にカリンと縁を切って家を出ていく事へ。その帰り道、カリンに対して同じ悩みを感じていた二人。結束が強まり親交を深めていく事へ。具体的にはユキが京子に料理を教えて欲しいと懇願。ここから二人は親友のような関係に…。

一方のカリン。
友人は皆、カリンから離れていっていた。それでも映える写真を撮る為、ぼっちで華やかな写真を取り続けていくカリン。映え執着女は虚構女となり、見る影もなくなっていた…。

友情トリミング【SNSに凍てつく女たち】感想

SNSに凍てつく女たち

カリンを見ていたら心の中で『いるいる〜こういった女』なんて思ってしまいました(笑)なんだか凄いリアル。当然ですけどカリンみたいな女は友達無くしますよね。当然の報いだと思いました。

漫画『SNSに凍てつく女たち』に収録されている「友情トリミング」は映えに命をかけ、友人を粗末に扱う女が最終的に凍てつく状況になっていく物語。

リアルなあるあるネタ満載でGoodな内容でした。興味が出たら是非☆彡


SNSに凍てつく女たち

SNSに凍てつく女たち

原作・著者美山薫子 / 縛 / ほの香 / 廻
価格分冊版165円(税込) / 合本版500円(共に税別)

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