漫画「東京伝説」2巻ネタバレ!今宵もクレイジーでイカれた人間が暴れまわる!

東京伝説(2巻)

クレイジーでイカれた漫画である『東京伝説』最新刊となる第2巻の配信が開始。とある出来事から誘(いざな)といった少女の専属ライターを務める事になる保奈美。

東京に蔓延る狂人達と出会い、様々な経験や体験をしていきます。2巻でも1巻同様のイカレ具合がオンパレード。また狂人を生み出している可能性のある食事を突き止めたり…。保奈美を奴隷化した謎の少女である誘の過去などが明らかにされていきます。

非日常的でイカれ具合最高潮の漫画を楽しみたい人に是非ともお勧めしたい漫画。ではでは、2巻の内容をご紹介していきます。

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東京伝説

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漫画「東京伝説」2巻ネタバレ

2巻冒頭、保奈美は都内某所の麺屋・大和豚(ヤマトン)といった店に潜入取材。癖が強く信者も多い人気ラーメン店であるが、ここに通っていた人物が飾ってあるボードの写真を見て保奈美は驚愕する事になる…。

そこには1巻で登場した髪切り男、宗教団体のボスといったスペシャルタイプの奇人が2人も通っていたのだ。この事実を突き止めた保奈美は誘へ連絡。興味を示した彼女もまた大和豚に訪れて提供されるラーメンを食してみる事に。

ラーメンを食した誘は突如、オーガズムを向かえて、あまりの気持ちよさに失神(笑)その後、大和豚には1巻のラストで登場した如何にもラスボス風な中国人の男も訪れており、店主と中国人は何やら『アレ』といったものの取引をしている事が判明。

だるま屋…ランナー…イカれた狂人がオンパレード!

ラーメン屋での1件が終わると狂人が保奈美達の前に現れるエピソードへ移行。まず保奈美の前に現れるのはだるまを担ぐ、だるまのような顔をしたおっさんである。足腰の悪いお婆ちゃんのフリをしていたダルマおっさん。

保奈美は善意で自宅へ招き、休憩させてあげる事へ。しかし、正体を現したダルマおっさん。だるまの中には多数の刃物を仕込んでおり、相手の返答次第で耳を削ぎ落としたりするような狂人であった。

保奈美の回答は正解だったらしく何も危害を加えないでダルマおっさんは保奈美の自宅を後にしていく。

続いては保奈美の後輩である彩が狂人の狂気に巻き込まれるエピソード。仕事からの帰り道、道路でうつ伏せとなり倒れているランナーの出で立ちをした男。気にはなるが放っておく事にした彩。真横を通り過ぎると突然、男は起き上がり、彩を追いかけましていく。

彩を過去は陸上選手。
本気の追いかけっ子をブチかましていき難を逃れる事に成功していく。最終的にランナー男は車に轢かれる。それでも走ろうとする…最後は倒れる…そして首元には謎のナンバリング…。

謎の少女のイカれた過去が明らかに…!?

続いては誘の過去が明かされるエピソード。
誘の屋敷の資料庫に勉強の程で入れてもらう保奈美。本当の彼女の目的は誘の一族である不識財閥(ふじきざいばつ)が過去に巻き込まれた事件を調べる為であった。

誘も関わっていた過去の事件を思い出す保奈美。
誘を含む不識財閥の社長一家行方不明事件を調べていく。この事件で生き残ったのが誘のみであったのだ。

資料庫にて一枚のDVDを発見する保奈美。
興味本位で観てみると…そこには不識社長一家事件の空白の10日間が映像化されていた。誘拐された一家。そして幼い誘にはショッキング過ぎる出来事…。

あまりの非道な出来事に映像を観て失神してしまう保奈美。そして誘が登場。この当時の状況を語り、この事件がキッカケで自分の生きる為の糧を知ったと伝えていきます。

本当は誘の過去を知って出し抜こうとした保奈美でしたが、誘自身を追いかける事の方が面白く多くのスクープに対面できると勘が働いた保奈美。自分が誘に対して知った情報は胸の内に終い、誘の奴隷をもう少し続けようと決意していきます。

狂人を統べる黒幕が判明!

2巻の最後は保奈美と誘のメイドである由綺と2人で闇サイトのオーディションへ潜入する事へ。盗聴器を服に仕込んでいた事がバレて開始早々、主催者側に拘束されてしまう由綺。

一方の保奈美はオーディションを合格。
しかし、催眠ガスで眠らされてしまい、目が覚めると監禁室…。どうやら切断嗜好の人間が主催したオーディションのようで体を切り刻まれる事が前提で人間を品定め。

そして監禁室へ切断魔が登場。
その人物を見て保奈美は驚愕。1巻で登場した『汗汁ぶっしゃー男』であったのだ。そこへタイミング良く武装した由綺が参上。施設内を探索してあるマークを発見。誘へ報告して施設から脱出を図っていきます。

闇サイトオーディションは狂人達を統べる『天人党』となる影の支配者と繋がっている事を突き止めた誘達。これが何を意味するのか未だ不明だが、最後は再び中国人の男。

汗汁ぶっしゃー男から保奈美の写真を見せられると『ロストナンバー…』とだけ意味深な言葉を呟き、2巻は幕引きとなります。

漫画「東京伝説」2巻の感想

東京伝説(2巻)

今回もクレイジーなイカレ狂人が多数登場。
そして保奈美がロストナンバーと称される重要な人物である事も判明。(保奈美の首元にはナンバリング04がある)彼女も何かの拍子で狂人の仲間入りを果たすのでしょうか(笑)

クレイジー過ぎて滅茶苦茶な漫画に見えますが、様々な伏線が散りばめられており、点と点がこれから線で繋がっていく雰囲気が濃厚。誘の目的や保奈美の命運など今後の見所としても非常に楽しみな漫画です。

とにかくクレイジーなイカれた漫画が読みたい人は是非、お勧めできる作品。チェックしてみて下さい☆彡


東京伝説

東京伝説

原作・著者平山夢明 / 烏山英司
価格660円(税込)

編集者・阿川保奈美は、謎の少女・不識誘により「狂気」を蒐集し、編纂することを命じられる。以来、保奈美の身辺は、不可解な事件、怪人に脅かされることになった。東京に潜む1300万強の「狂気」を暴き出す、恐怖事件簿。

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