漫画「食糧人類 Re」第3巻の見所や感想をお届け!
第3巻は第16話~24話までが収録。
学校内を24時間、無法地帯と化す「禊の日」が開始されていきます。近隣住民が暴徒化。天人の仇討ちと称して生徒達を虐殺していくグロい状況へ。
そして主人公的な立ち位置でもある天沢も衝撃の展開を迎えていきます。
さらに3巻の終盤も衝撃の展開へ。
帆秋からある人間が再生。過去作を見ている人ならすぐにわかる救世主になり得る存在が遂に現れていきますよ!
食糧人類Re【3巻】ネタバレ

16話ネタバレ
天人三名が亡くなって公安課の一部の幹部を除いた人間達が天人の制裁を受ける為…彼らの巣窟に集合させられる。
その中には桜、桐山、桜の夫もいた。
天人の制裁とは虐殺である。桜は今回生き残れるのか心配が過ぎっていく。
『お守りだ…お前は死ぬなよ』
桜の夫が指輪を外して桜へ渡す。そして天人の制裁が開始。無作為に人を潰したり…食い潰していく天人達。
天人の手が桜に襲いかかっていく。死を覚悟する桜だったが…彼女を庇って天人に喰われていく旦那。その瞬間を目撃すると桜の中で怒りが滾っていく。
両腕から鋭利な角が生えて臨戦態勢に入る桜。しかし…旦那は振り返って桜へ笑顔を見せていく。そして桐山が暴走しようとする桜を抑え込んでいく。
『ダメです…みく先輩まで死なないでください』
場面は暗転。
天人達の制裁時の悪夢を見て目覚める桜。現在、彼女は桐山と共に「禊の日」を決行する為…近隣住民に武器や重機の手配をしていた。
そして彼女達の本来の目的は「禊の日」を利用して学校へ潜入。辻が見つけた極秘情報を辻より先に手に入れる事が目的であった。
17話ネタバレ
昼寝しながら幼少期を思い返す帆秋。
幼い頃の彼はガリガリで食味スコアも平均以下であった。
彼の元を訪ねてくる万智音。
帆秋の切り落とされた腕を見つけて返していく。
『お前の腕なんぞが管理者に渡ったら厄介だと思ったから拾っただけだ』
辻に帆秋が増殖種である事がバレてしまった事を懸念する万智音。
『帆秋…お前は一体何者なんだ?』
自分の生い立ちを語り出す帆秋だが悪ふざけしたようなでたらめ話であった。真面目な話をしているのにはぐらかす帆秋を見て指を切り落とす万智音。
正体を明かさない帆秋に苛立つ万智音。指を切り落とされた事に怒りが芽生える帆秋。二人の空気がバチバチ状態になっていく。
一方、天沢。
柚と共に死んだ人間へ花を添えていく。
そんな時である…柚の背後に包丁を持った男が一人。柚の背後から包丁を振り落として彼女の肩に切りかかっていく。
『全校生徒に告ぐ…ただ今より我が校は24時間の禊の日に入る』
24時間学校内が無法地帯と化す禊の日が開始されていく。
18話ネタバレ
近隣住民の大人達が武装して学校へ乗り込んでくる事態。
生徒達には知らされていないので突然の殺戮ショーに呆然。天沢も右手首を切られて皮一枚で繋がっているような状態へ。
『何だ…何だコレは…』
次々と大人達に虐殺されていく同級生達。柚を連れて逃げようとする天沢だったが軽トラックに撥ねられてしまう。
学校内なら何をしてもOKの24時間。大人達は狂ったように生徒達に手を出していく。
そして天沢達の元には万智音が救援。柚を連れて何とか校舎内へ逃げ延びるが暴徒と化した大人達の暴走は止まる様子を見せない。
『天人様の仇を討たせろよ』
一方…混乱に乗じて学校の裏側から屋上へ昇って校舎内へ侵入する桜と桐山。
19話ネタバレ
万智音は時間を稼ぐから柚を保健室へ連れて行くよう天沢へ指示。
下駄箱前のガラス戸を破壊して校内へ侵入しようとしてくる大人達を万智音が一人で片付けていく。上手く足止めには成功。
さらに屋上にいた帆秋。
ガソリンを撒いてオイルライターを放り投げて暴徒化した大人達を火炙りへ。
天沢は保健室へ向かう途中、女性の先生と遭遇。
状況を伝えるが…彼女の手には血まみれの包丁が握られていた。
さらに鈍器を持った他の先生も集合して窮地を迎えていく天沢。
20話ネタバレ
生徒を粛清していた先生達に囲まれる天沢。
『いいから天沢…じっとしてろ』
先生達の狂気が天沢達へ向けられようとした時…校内へ入ってきた大人達と合流。挨拶や他愛もない会話で盛り上がっていく。
その隙に何故…先生達まで生徒に手をあげるのか…尋ねていく天沢。この世界のルールであり…世間の空気を無視する事は出来ないと…。性根の腐りきった先生達へ告げる天沢。
『アイツらはクズだ…そしてアンタ達はそれ以下のクソだ』
天沢達のいる現場へ桜と桐山が通りかかってくる。公安課の人間なので挨拶する先生達。
しかし、桜は挨拶を無視して先生達を一瞬にして切り刻んで殺していく。
『ありがとうございます』
訳がわからなかったがお礼を述べる天沢。
天沢と柚の身体をじっくりと見る桜。
『君達も違うかぁ…』
目的の人間ではなかったので胴体から真っ二つに切り裂かれてしまう天沢と柚であった。
その直後…。
万智音が桐山と桜に対峙。天沢達の様子を見て怒りがこみ上げていく。
21話ネタバレ
グラウンドへ降り立つ帆秋。
まだ残っている大人達に襲われていく。しかし、銃を隠し持っていた帆秋。一人で大人達と対抗。
そんな中…屈強な男に掴まれてしまう事態。
しかし、切り落とされた指を男の口の中に入れる。飲み込んだ男の中で指が再生しようとして男の身体を突き破って背中から身体を貫通して出てくる状況。
『アンタ…これなに…アンタ何者なの?』
一方、二人の公安課と対峙した万智音。
天沢達が殺されてしまって怒りが爆発しそうになっていた。
桜は自分が万智音の相手をするから桐山は目的の人間を探すように指示。
『わかりました』
桜と戦う意志を見せる万智音。彼の構えを見て万智音が管理者である事に気付く桜であった。
22話ネタバレ
グラウンドへ足を踏み入れていく桐山。
死体の山を見て学生側の人間の仕業だとすぐに気付く。
さらに指が爆ぜたような異様な物体を発見して目を見開くと同時に背後に忍んでいた帆秋が桐山へ銃口を向けていく。
次の瞬間…。
一瞬で銃を持った腕を切り落とされる帆秋。
『ふむ…どうやら君が桜先輩の言う増殖種のようだね』
場面は桜と万智音へ。
圧倒的な実力差を見せつけられていく万智音。
為す術がない状況。
そこへ桐山が戻ってくる。目を疑う万智音。胴体が半分切り落とされた帆秋を手に持っていた桐山であった。
23話ネタバレ
桐山が連れてきた帆秋を見て直ぐに目的の増殖種であると察する桜。
突然…泣き出していく。
この人間さえいれば今後は無駄に人が死ななくて済むと…。
『早く行かないと…細胞の鮮度が落ちます』
涙を拭い…帆秋を持ち帰ろうとする桜達。しかし、万智音がそれを阻止しようと立ちはだかる。
桜は桐山へ万智音の処理を命令。
万智音の放った矢を受け止める桐山。しかし、ワイヤーが仕込まれており…右手の指をワイヤーで切り落とされる桐山。
『アンタの大嫌いな辻の教えだぜ…』
桜が桐山に指を拾うように指示するが断る桐山。彼は身体から電気を放出して傷口を焼いて処理。
『油断の罰則は払った…さぁ来い』
本気で万智音とやり合う意志を見せていく桐山。
24話ネタバレ
桐山の実力も万智音の想像以上。
赤子扱いの万智音。圧倒的な実力差によって窮地へ立たされていく。
そんな時…切り落とされた帆秋の下半身が意志を持ったように現場へ歩いてくる。
『偉いでしょ…下半身ここまで一人で来たんですよ』
そして帆秋の下半身から新たな肉体が再生されていく。その姿は帆秋ではなく…前作の増殖種であるナツネの姿に瓜二つであった。
ここで第3巻は終了。
食糧人類Re【3巻】感想

禊の日が開始されて大人達の虐殺が始まる第3巻。
同時に最後には前作の増殖種であるナツネに瓜二つの人物が帆秋の下半身から再生されていく。
そして3巻の次巻予告に描写されているが…前作の変人である山岸も帆秋の肉片から再生される模様。
天人達の暴徒を止める為…過去から復活を果たす熱い展開が予想されます。
前作のキーマンであるナツネや山岸は登場しないと思っていましたが…ここへ来て過去作との繋がりが現れて興奮しましたね!
この二人は前作にて天人達を根絶やしにした救世主。再び彼らが現代にて天人達を根絶していくのか…。同時に主人公的な立ち位置にいた天沢がどうなるのかも今後の見所。
個人的にド変態人間である山岸が天沢達の身体を再生させるのではないかと考察しています。この二人は超人ですからね(笑)
目の離せない展開になって次巻が待ち遠しいです!

食糧人類Re
いつもの学校、いつもの教室、いつものクラスメート。でも、何かがおかしい…。押し寄せる正体不明の不安のなか「死ぬのが怖い」と口にした瞬間、血と肉に塗れた地獄がその口を静かに開く…衝撃の大ヒット作『食糧人類』待望の続編!
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