1年A組のモンスター【5巻ネタバレ】遂に明かされる本当の黒幕!

1年A組のモンスター(5巻)

英貴先生の描く人気漫画「1年A組のモンスター」最新刊となる第5巻。実に半年以上ぶりである。

5巻では今までクラスの最強ボスであった「藪つばき」の背後に彼女を操る黒幕がいる事が判明していく。そして自見を同類視するつばきの過去も明らかになる事へ。

自見先生はつばきの抱える闇を救う事が出来るのか…。自見先生の過去も明らかになっていく注目の内容に仕上がっています!

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1年A組のモンスター

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1年A組のモンスター(4巻)

1年A組のモンスター【5巻ネタバレ】

1年A組のモンスター(5巻)

22話ネタバレ

万里の退院間近で事件の目撃者である加瀬信子が交通事故。不運が重なる中、加瀬が事故で入院になってしまった事で手詰まり状態になる自見先生。

そして、万里が病院を退院。学校へ登校してくる。桃との関係がより深くなっていく万里。

一方、教室では1年A組ボス4人衆のうちの一人である奥菜渚沙が加瀬の事故につばきが絡んでいるのではないかと疑心暗鬼になっていく。

『つばきちゃんはやってない…私が保証する』

渚沙の追求を遮ってつばきを庇う筒地恵利香。そのままつばきは教室から立ち去っていく。そんな中、恵利香と共につばきの行く末を心配する渚沙。

場面は変わって桃と万里。
万里は入院中につばきが持ってきた葬式の香典を自見先生に見せていく。

自見が香典の中身を開けていく。そこには83万円の小切手が入っていた。何のお金なのか…端数の3万円は何を意味するのか…。恐怖を感じる桃。

香典の中身に何か思い当たる節がある自見。そして天竺先生が駆け付けてくる。

『大変です…連絡頂けたと思ったら万里さんの両親が…』

一方、焼却炉で万里の両親に関する書類を燃やすつばき。今までの出来事を思い返しつつ、呟いていく。

『…上手に逃げてくれちゃって…私だってやりたくてやってるわけじゃないのに…』

23話ネタバレ

つばきを発見して接触する桃。つばきに万里の両親に何をしたのか追求していきます。

つばきは桃の身勝手な正義が万里を不幸にしたと語っていきます。しかし、つばきの言葉を否定して自分は正しい事をしたと主張する桃。

『悪い事が起きるのは悪いことをしてる奴のせいに決まってるでしょ』

冷めた目で桃を見遣り、万里に与えた小切手の意味を明かしていくつばき。83万円は万里の両親の1ヶ月分の手取り給与だと明かしていきます。特に端数も意味はなし。

一方、万里の両親は学校を訪れており、桃のせいで会社をクビになったと涙で訴えていきます。職員室でも万里の両親が二人揃って突然クビになった事が話題。

裏の力が働いていると考えていく教師達。そんな中、1年E組の教師である栄手先生が口を出していきます。

『僕これ以上…藪さんには…この件にはかかわりあいになりたくないのが本音です』

つばきと桃へ。
つばきを「悪い」と決めつけていく桃。自見先生は小切手を眺めつつ、やる事が不自然なほどに小物過ぎると呟きます。

一方、退院して学校に通ってきたのに両親の解雇によって再び窮地に立たされる万里。自見に学校を辞めないといけない事になるのかと不安を吐露していきます。

いくつか学校を継続する方法を提案する自見ですが、根本的な解決に至らないとして万里を保健室に連れていく自見先生。

『貴方へ渡されたあの小切手がヒントです…鍵はここにあります』

保健室では小田真紀がベッドで爆睡をしていた。

24話ネタバレ

万里は小田に相談する。つばきが裏で手を引いて両親が会社を辞めさせられてしまった事を…。性格の悪い小田。大ウケしつつ、つばきと友達の縁を切ったので自分に出来る事はないと突っぱねる小田。

しかし、自見先生は小田につばきへ連絡を取ってほしいとお願い。0点のテストで脅されて仕方なく、つばきにメッセージを入れる小田。

焼却炉にて桃と対面しつつ、小田からメッセージを受け取るつばき。裏で誰が自分を呼んでいるのかお見通しのつばき。

放課後になったら面白いものを見せてあげると称して桃も誘っていく。そして放課後。万里、小田、自見先生の前に姿を現すつばき。

自見先生が本題を切り出していきます。つばきのやっている事は小物過ぎる。自分が犯人だと示していると前置きした上でつばきの本当の意図に触れていく自見。

『藪さんは小田さんを使って僕を試した…僕が真実に気がついているかどうかを試すために』

自見先生は核心に触れていきます。

『貴方…本当はもうやめたいんですよね…誰かに脅されて悪い人間でいるのを…』

自見はつばきの出席番号と名前を呼んで裏で誰が縛っているのか尋ねていきます。微笑むつばき。同時に先生は私と同じと前置きしつつ、黒幕の名前を告げる訳でもなく、あるゲームを開始しようとしていきます。

『さぁ始めましょう…10年前の再現を』

25話ネタバレ

つばきはタブレットを取り出して映像を見せつけていきます。

真っ暗な密室に閉じ込められている桃。電気がつくと同時に見知らぬ男性が部屋に入ってきます。リアルタイムのその映像に表情が変わる自見先生。

『コイツ犯して金までもらえるだなんて最高』

男達の言葉にショックを受ける桃。
一方、つばきは10年前の自見が関わっている事件について口を開いていきます。

当時3年生であった黒崎百合子は孤立して苛められていた生徒。彼女はクラスメイトから辱めにあい、学校側は事件を隠蔽。黒崎百合子は自殺した事を明かしていきます。

その生徒の担任だったのが自見。
辱めにあっている最中に駆け付けた自見ですが恐怖で加害者と共に一緒に笑っていたと明かすつばき。

さらに自見が1年A組を任されている背景も明かすつばき。学校経営者である高山佳乃子は黒崎百合子の実の姉。自見は過去の事もあって高山に問題児ばかりのクラスを押し付けられていると語っていきます。

自見の事を教師のような顔をしている大嘘つきの卑怯者呼ばわりしていうつばき。

桃の映像を見て10年前の事件がフラッシュバックしていく自見。さらに非道なつばきは自見に放っていきます。

『しょせん貴方には誰も助けられっこないのよ…人殺しの自見太郎先生』

26話ネタバレ

辱めにあっていく桃。
10年前の一部始終の映像が描写されていく。クラスメイト達に辱めに合う黒崎百合子。口元が緩む自見先生が描かれていく。

言葉で自見を追い詰めていくつばき。
同時につばきは自分なら貴方を理解できると語り、貴方も私を理解できるはずだと。自見を同類だと認識していく。

そんな彼女の横を華麗にスルーしていく自見。

そんな自分語りは警察の方に話してくださいといって教室を出て行く。同時に桃の事も大丈夫だと語る自見。現場では桃が護身用に持ち歩いていたスタンガンで男たちを気絶させていた。

場所を把握した自見先生は小田や万里を連れて運動部の部室へ。

ボロボロになって出てきた桃。
彼女はすかさず一緒に来ていたつばきにドロップキックをかましていく。

『スッキリした!』

つばきへの溜まった鬱憤をぶち撒けていく桃。つばきも吹っ切れて自分が不幸な事を明かそうとするも…。

『もう就業時間を過ぎたのですが、そのつまらない自分語り、いつまで続きます?』

刺々しい言葉でつばきに迫っていく自見。
自見はつばきに勝手に理解した気になって共感するのはやめて欲しいと非情な言葉を投げかけていきます。

そして、つばきを裏で操る人物が明かされていきます。自見の10年前の事件を嗅ぎつけてつばきに吹聴する影。

『まるであの事件と一緒…そう思わない、つばきちゃん…この人殺し』

つばきを揶揄する人物…それは筒地恵利香だったのです。

27話ネタバレ

警察の事情聴取を受けるつばき。
桃を襲った件もつばきがホームレスに頼んでいた事が判明。さらに加瀬も集中治療室から出てきており、万里の件を警察に話していた。

『それで私このまま逮捕してもらえるんでしょうか』

場面転換。
学校での話題はつばき一色。つばきの母親と父親の秘書も現れて事件はもみ消しコースかと噂されていく。

一方、小田は自見につばきがどうして自分を利用しているとわかったのか尋ねていく。

『彼女が優しかったからです』

つばきの背景を語りつつ、彼女は逮捕されて自由になりたがっていたと語る自見。そのまま帰宅していく。

事情聴取中のつばきのもとへ母親と秘書が現れて一旦帰る事を告げていく。しかし、拒否して自分は本当に悪い人間だと言葉にしていくつばき。

場面は変わってファミレスで雑談する恵利香と奥菜。

恵利香は今までのつばきとの思い出を語っていく。幼少期は苛められていた恵利香を救っていたつばき。そして二人の関係が拗れた事件が明かされていく。

駅ホームにて一人の男の子が恵利香を罵倒していた。そんな彼を突き飛ばして線路に落としてしまったつばき。

事件後、落ち込むつばきを慰める恵利香。

『大丈夫、つばきちゃんは悪くない』

いつも通りに自分を助けてくれただけだと伝える恵利香。それでも迷惑かけたことを謝るつばき。

『違うわ!つばきちゃん!私嬉しいの!貴方が不幸になってくれて!』

無垢な笑顔でとんでもない事を口にする恵利香。彼女にとって「藪つばき」といった人間はずっと目障りであった事が明かされていく。

奥菜と雑談の場面へ。
その日を境につばきと本当の友達になったと満面の笑みで語っていく恵利香。ここで第5巻は終了。

1年A組のモンスター【5巻の感想】

1年A組のモンスター(5巻)

10年前の事件で自見先生の不甲斐なさが露呈される形になったが…個人的にあれはミスリードのような気もする。何か別の背景がある雰囲気はプンプンと匂っている。

そして意外だったのが本当の黒幕は筒地恵利香であった事。

彼女は財閥の娘らしいですが、恵利香は恵利香で深い闇がありそう。1年A組生徒・真のモンスターである恵利香を自見先生はどのように更生させていくのか。

物語も佳境に入った雰囲気で今後も目の離せない展開が続きそうですよ!興味が出た人は是非、チェックしてみて欲しいお勧めの漫画です!


1年A組のモンスター

1年A組のモンスター

原作・著者英貴
価格550円(税込)

1年A組は「地獄」だと誰かが言った――。担任がすぐ辞める問題児揃いのクラスに赴任してきた教師・自見太郎。地味で存在感はないが、異常なほどの真面目さで女子校生たちを”教育”していく――。pixivで1話が公開されてから1週間で20万PV! 男教師が問題児な女子校生を教育して立場逆転! [男子高校生を養いたいお姉さんの話]の英貴が贈る女子校再生ストーリー。

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