1年A組のモンスター【6巻ネタバレ】問題児生徒に告げる…被害者ヅラやめませんか?

1年A組のモンスター(6)

英貴先生が描く漫画「1年A組のモンスター」最新刊となる第6巻をご紹介。

つばきを脅す黒幕である恵利香の本性が徐々に現れていきます。そして恵利香の奴隷から解放されたいつばき。6巻の終盤で彼女がとんでもない事件を起こしていきます。

この学園始まっての大問題に自見先生はどう挑むのか…。注目の内容です!

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1年A組のモンスター

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1年A組のモンスター【6巻】ネタバレ

1年A組のモンスター(6)

28話ネタバレ

自見は何事もなかったかのように、いつも通りの授業を開始していく。職員室では自分のクラスで警察沙汰が起こったのに落ち着いている精神の自見を驚く同僚達。

学校を休んでいるつばき。部屋に母親が朝食を持ってくる。同時に事件のことはパパがなんとかしてくれると告げていく。

『私…人を殺したのよ』

母親はそれでもつばきをフォローしていく。母に反抗して嘘をつき続けてきた自分の人生が大嫌いだと吐き捨てるつばきであった。

学校では廊下で自見を待ち構えていた桃。自見と共に屋上へ。

『本当は会ったらアンタも一発殴ろうと思ってた』

しかし、自見の過去を聞いて、そんな気分ではなくなったと告げる桃。そして黒幕はそのうちハッキリしてくるでしょと告げる桃。

『それはどうでしょう…見える状況を並べ立てたところで真実とは限らないのに』

何やら意味深な自見の言葉。
真意を探りたく、立ち去ろうとする自見の左腕を掴む桃。すると自見は持っていた資料、スマホを地面に落としていく。左手をぐっと握りしめて使おうとしない自見。

『自見先生…もしかして左手何かあるの…?』

同時に屋上から室内に入る扉が施錠されてしまう事態。

29話ネタバレ

見回りの先生が確認せず、勝手に屋上を施錠してしまう事態。自見のスマホは落下して破損。使える状態ではなかった。桃が自分のスマホで万里に連絡して助けに来てもらうと伝えるが…。

桃も全て荷物は教室に置きっぱなしであった。翌朝まで屋上で自見と二人きりで過ごすハメになる桃。血の気が引いていく。

一方、飲み屋にて天竺、栄手などが飲んでいた。酔っぱらって本音を吐き出していく天竺。彼女は自分の生徒を気にしない自見は教師失格だと叫んでいく。

さらにとばっちりを受けていく栄手。加瀬のお見舞いにも行ってない事から栄手を最低呼ばわり。怒涛の正義感を見せていく天竺であった。

『ウザッ』

そんな天竺を見て…つい口走ってしまう栄手。二人の間がギスギスとしていく。そんな中、店から外を見遣ると繁華街を歩く小田真紀の姿を発見。

小田はつばき宅に足を運んでいく。
スマホの録音音声をつばきに聞かせてネットで公開すると伝えていく小田。どうぞ、ご自由にといった精神のつばき。面を食らう小田であった。

『アンタ何か勘違いしているみたいね…私は今回の事件とは関係なく元より犯罪者よ』

小田へ、小学生の時の事件をカミングアウトしていくつばき。

さらにつばきは自分の父親が恵利香に守られている方だと伝えていく。つばきの父親の背景にも恵利香の姿。

その後、つばきの持つ秘密を誰にも言わない事を盾に恵利香はつばきを自分の思い通りに使っていく。やりたくない事をずっとやらされ続けてきたつばき。

場面は変わって自見と桃。
彼と会話しようと頑張る桃。しかし、まったく桃の言葉に答えようとしない自見であった。苛立ってくる桃。

しかし、突然、ベンチに座っていた自見が倒れてしまう事態へ。

30話ネタバレ

つばきの人殺し発言が信じられない小田。

『アンタにはどうせわからない、アンタはただの駒』

小田を一蹴していくつばき。用済みだから自分の前から消えろと突き放していく。しかし、ここまでつばきを縛る人物が誰なのか気になる小田。

『アンタにはどうせ理解らない…友達でもないくせに友達ヅラしないでよ』

再び小田を一蹴していく。

場面は屋上。
自見は一瞬だけ失神していたと告げる。不眠症である事を桃に告げて寝ようとしていく自見。安定剤無しで久しく眠れそうだったので桃を放置して眠りに入る自見であった。

つばき宅から帰る小田。
彼女に言われた言葉を思い返していく。つばきのトゲある言葉は深く小田に突き刺さっていた。しかし、小田の中で以前につばきから言われた何気ない一言が嘘だらけの自分で唯一の真実であったと思う小田。

自見に言われた言葉も思い出して歩道橋の上で叫ぶ小田。

『全ッ然…優しくねーよ!クソつばきー!』

実力で有名人になってつばきを見返す決意をする小田。彼女はボイスメモにある音声をSNSに一斉送信していく。

31話ネタバレ

奥菜と恵利香の場面へ。
恵利香は10年前の自見の写真を見て、彼が笑えていた事を知っていく。この時の方が愛嬌があると奥菜に同調を求めていく。

『興味ねぇよ!そんなことより考えなきゃいけないことがあるだろ!』

つばきが壊れているから友達として助けたいと語る奥菜。しかし、恵利香は彼女の親がなんとかしてくれるから大丈夫だと呑気な意見。それでも食い下がる奥菜。

『じゃあ私も一緒に突き放してくれる?渚沙ちゃん』

恵利香はある鍵を取り出していく。
そして放課後、屋上の扉を勝手に施錠した事をカミングアウトしていく。屋上を閉めたのは恵利香であった。

『思った以上に簡単に手に入っちゃった…自見先生の家の鍵』

そして奥菜に伝えていく。つばきよりも自分の方がずっと前から壊れてしまっていると…。

一方、悪夢を見て起きる自見。
そして桃に対して謝罪の言葉をかけていく。つばきが逮捕された日にすぐ助けに行けなかった事を謝っていく。

ツンデレな桃。
自見に怒っていたかと思うと顔を赤らめて、助けに来なかった件は状況も理解していると伝えていく。しかし、既に再び寝ていた自見。

腕を引っ張り起こそうとしていくが起きない。そして左腕。自見がしている腕時計の下に跡を発見する桃。時計をズラしてみる。

『自見先生…どうして…』

自見の左手首にはリストカットの跡が残っていた。

32話ネタバレ

恵利香から連絡を受けるつばき。
そして奥菜と恵利香は自見の自宅に到着していた。

『やっぱりやめようこんなこと』

自見宅への侵入を止めようと訴える奥菜。そこへつばき現れる。

『黙って見てなさないよ…どうせやるのは私なんだから』

恵利香から自見宅の鍵を受け取るつばき。そして鍵を取ったのは私であると奥菜に伝えていく。意味がわからなかった奥菜。そして恵利香が演技する。つばきを止めるフリをする。

『なんて…ね…♡』

ここでようやくつばきと恵利香の関係性を理解していく奥菜。全ての元凶は恵利香なんだと…。

『いやだわ渚沙ちゃん…聞いていたでしょう?私は何もやっていないの』

自見宅に侵入しようとするつばき。

場面は変わる。
天竺先生が出勤してきて、ようやく屋上から解放される二人。自見が自宅に戻るとつばきが待っていた。実は恵利香が盗んだ自見の家の鍵。これでは扉が開かなったのだ。

もしもを見越してダミーの自宅鍵を作っていた自見。

そしてつばきの怒りが向けられていく。

『アンタも花中も万里も加瀬も何したってみんなうまいこと逃げ仰せて』

失敗すると今以上の悪事を求められると叫ぶつばき。脳裏には恵利香の姿。

叫んだ後、つばきは自見に語る。父親が人質になっていると。父を守る為に恵利香の言う事を聞くつばき。そして娘の悪事を庇い、逮捕を防ぐ父親。どちらも恵利香に弱みを握られている状態。

『いいかげん被害者ヅラするのやめませんか、貴方は加害者ですよ』

今のつばきは窃盗に不法侵入。被害者はつばきではなくて、自分だと正論を語る自見。そして親子共々、社会常識を理解できていないとバッサリ切り捨てていく。

つばきが学園から除籍されるまでは先生ですと語る自見。そのまま部屋に入っていく。

『…なんて…ね』

自見はすぐに高山理事長へ連絡。残業代の上乗せ申請をしていく。そしてつばきの件で教員として然るべき対応を取ると伝えていく。

『…平気です…教師(シゴト)ですから』

様々な資料で汚い自見の部屋。彼はパソコンに向かってシゴトを開始していく。

33話ネタバレ

つばきは両親に話があると切り出していく。
一方、桃は万里、小田を集合させて自見の左手首にリストカットの傷跡があったと明かしていく。

万里と桃は時折、自見が左手を庇う動きをしていたと思いだしていく。もしかしたら自見は神経に後遺症が残っている可能性があると推測する万里。

『自見先生…本気で死のうとしたことがあるんだと思う』

職員室では天竺から桃と屋上にいた件について追求される自見。そこへつばきが自見を尋ねてくる。彼女は退学届を提出していく。

『私、今日で季園を辞めます』

高山理事長と退学について話し合うつばき。退学届けを受理する訳にはいかなかった。何故なら保護者のサインがなかったからである。そして高山は苦悩を語っていく。

つばきを退学させたいのは本音だが、両親の力によってあらゆる場所に圧力がかかっていると。つばきの両親に抗う術がないと伝えていく。そんな中、臨時ニュースが報道されていく。

つばきの父親と母親が自宅にて重症状態で発見されるのだ。

場面はつばきが両親に話があると掛け合っていく場面へ。彼女は自首したい事を打ち明けていた。しかし、それを許すはずのなかった父親。つばきを突き飛ばして暴行を加えていく。

『お前は一生…筒地恵利香の機嫌をとってさえいればいいんだ!』

父親は恵利香が裏で糸を引いている事を知っていた。ショックを受けるつばき。そして台所にあった包丁を片手に持ち、両親を刺していくつばき。場面は現実へ。

『やっぱり退学届け受け取っておいたほうがいいですよ…私、晴れて自首するので』

ここで第6巻は終了。

1年A組のモンスター【6巻】感想

1年A組のモンスター(6)

なんだか大事になってきたストーリー。
つばきのバックボーンは語られてきたので、最後は残すところ恵利香になるだろうか。何故、彼女は壊れてしまったのか。彼女の背景には何があるのか。

そして自見先生はまだ自分の生徒である藪つばきを助けていくのか。各々のキャラにまだ秘密が隠れていたりして、興味が注がれていく漫画。

ちなみに今回の表紙は奥菜といったつばきグループの一員であるが表紙の割に出番は少ないといった印象である(笑)

クライマックスまで後少しといった具合の「1年A組のモンスター」最後まで目の離せない漫画です!


1年A組のモンスター

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原作・著者英貴
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1年A組は「地獄」だと誰かが言った――。担任がすぐ辞める問題児揃いのクラスに赴任してきた教師・自見太郎。地味で存在感はないが、異常なほどの真面目さで女子校生たちを”教育”していく――。pixivで1話が公開されてから1週間で20万PV! 男教師が問題児な女子校生を教育して立場逆転! [男子高校生を養いたいお姉さんの話]の英貴が贈る女子校再生ストーリー。

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