漫画「君に愛されて痛かった」最新話となる第23話が電子書籍ストア「まんが王国」にて先行配信スタート。今回はヒロイン・かなえの学校での人間描写や関係が中心となっています。
新しい友達ができたり…関係が悪化していたとみ子と仲直りしようとしたり…。
関係を修復する気持ちが強くあるけど、周りに流されて自虐的になったりとメンヘラ女子・かなえなりの人間関係における苦悩や葛藤がクローズアップされていきますよ☆彡
漫画「君に愛されて痛かった」23話ネタバレ
毎朝、気分は憂鬱なかなえ…。
しかし、寛からメッセージによってコロッと気分を変えて学校へ向かって行きます。
そんな道中、かなえの苦悩が明かされていく事へ。
通勤中の人の目…学校での振る舞い…昨夜の出来事…日常的な生活に心配を抱え、恐怖を感じていたかなえ。本当は学校に行きたくないのが本音でもありますが、そんな彼女の足を学校へ向けるのは寛との約束でした。
「明日は絶対遅刻しないって約束しよ！」
昨夜、寛との約束が脳裏にチラつくかなえ。
そして教室に到着すると勇気を振り絞って挨拶しながら入っていきます。しかし、いつもより登校時間が早かったのか…教室には3人しかおらず…。
打ち解けて背中を押されるヒロイン…
教室にいた3人組がかなえに声をかけていきます。
「叶井さんって天然？」
正直、かなえは教室にいる3人組の名前すら知りません。その場のノリで返答するかなえ。3人の会話についていけず、脳裏にメンヘラ思考が駆け巡っていく事へ。
そんな中、3人組の一人がかなえをべた褒めする展開へ。
自分の意見をしっかりと表現してカッコいいと語る女子生徒。その流れで自然と3人組の輪の中に入るかなえ。徐々に打ち解けていき笑顔で会話ができる関係へ発展していきます。
そしてとみ子との喧嘩について相談でもしたのか…。教室にとみ子が入ってくると3人組はかなえの背中を押していきます。「仲直り、頑張れ！」背中を押されたかなえは勇気を振り絞り、とみ子の席へと向かって行きます。
周りに流され心の中で「ごめんなさい」…
とみ子と話して関係を修復しようと近づいていくかなえ。声をかけようとした時に…リコとルナがかなえに抱きついてきて一緒にトイレに行こうと誘われてしまう事態へ。
リコとルナの誘いを断れず、横目でとみ子を見ると席で顔を埋めだしていきます。さらに先程仲良くなった3人組にも目をやると何とも言えない表情でかなえを見ていました。
『あ…あ…あ…』
（ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい）
リコとルナの誘いを断れず流されてしまうかなえ。心の中で「ごめんなさい」を連呼。教室で一人ポツリと席で顔を埋めるとみ子…。
ここで23話は幕引きとなります。
漫画「君に愛されて痛かった」23話の感想
会話や謝罪をしたくても上手くいかない歯痒さが何とも言えない感情にしてくれる23話。気まずさや一歩を踏み出せない歯痒さが本当に伝わってくる内容となっています。
23話は大きな展開はありませんが、高校生の何とも言えない人間関係が描写されてスクールカーストや人間関係の難しさみたいなモノが押し出されていきます。
動きがあるわけじゃないけど印象に残るエピソードといった具合でしょうか。
波乱の展開を待ち望んでいる人には物足りないかもしれませんが、女子高生の人間関係の歯痒さが痛いほどに伝わる内容で個人的には面白かったです☆彡興味が出た人は是非、チェックしてみてください！
君に愛されて痛かった
中学時代に遭ったいじめがトラウマで、同級生の顔色ばかりを気にする女子高生・かなえは、援助交際で承認欲求を満たす日々を過ごしていた。ある時、カラオケ合コンで知り合った他校の男子・寛に援助交際の現場を目撃される。それでも優しく接してくれる寛にかなえは恋をする。その想いが悲劇の幕を開くことに――。愛に飢え過ぎた少女の、小さな願いが辿り着く結末は？
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