君が僕らを悪魔と呼んだ頃【10巻ネタバレ】元本物の悪魔vs悪魔の模倣犯…最終対決へ!?

君が僕らを悪魔と呼んだ頃(10巻)

君が僕らを悪魔と呼んだ頃。最新刊となる第10巻。今回は学生時代編に登場した重要人物も姿を現していきます。そして真犯人に一歩近づくも決定的な証拠のない悠介。

目まぐるしい人間模様、真実を捻じ曲げて他人に罪を着せようとする悪徳刑事。

いよいよ最終決戦も迫ってきた印象で盛り上がりを見せていく内容に仕上がっています!

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君が僕らを悪魔と呼んだ頃

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君が僕らを悪魔と呼んだ頃(9巻)

君が僕らを悪魔と呼んだ頃【10巻ネタバレ】

100話ネタバレ

柴崎の葬式からスタートしていく。9巻を読んでいる人はおわかりだが殺したのは相棒の刑事である米村。シレッと柴崎の葬式に参列していく。柴崎の遺体を見るなり号泣。全てが演技である。

そして柴崎の妻である由美に彼が死んだのは自分のせいだと土下座して謝罪。由美とお腹にいる子供に対して犯人を必ず捕まえると約束をしていく。外道である。

柴崎殺しの犯人を捕まえる為、通夜も途中で捜査をすると意気込んでいく米村。彼の気迫に乗せられた同僚や部下も『柴崎の弔い合戦』と称して犯人探しへ駆り出す事へ。刑事の顔を覗かせる下で悪魔のようにニィッと笑う米村。

101話ネタバレ

日付は12月30日。
蒼志は帰路につく途中で米村と邂逅。相棒の柴崎が死んだこと。死んだ日の最後に会っていたのが悠介であった事を聞かされる。米村に揺さぶられていく蒼志。

自宅に戻ると茜に悠介に対して疑惑を持っている事を伝えていく。たった1%の疑惑だが、それから茜、ミドリを守るのが自分の役目であると伝えていく蒼志。

悠介の疑惑が完全に晴れるまで今後は悠介と関わらないで欲しいと懇願していく。切迫した空気の中、蒼志宅のチャイムが何度も鳴り響いていく。

102話ネタバレ

蒼志宅のチャイムを鳴らしていた人間は米村であった。部下と共に訪れた米村。用件は柴崎が死んだ日の悠介のアリバイ聞き込みであった。ここでも蒼志の中にある悠介への疑念をわざと膨らませていく米村。

同時に悠介に対するアリバイがない事が判明しそうになると茜が口を開いていく。

柴崎が死んだ日の夜9時頃。
茜は悠介の部屋に苺の差し入れを持っていっていた。その時の様子を米村に伝えていく茜。同時に警察にも蒼志にも言えない悠介から言われた一言が脳裏に蘇っていく茜。

聞き込みを終えて一先ず退散する米村達。停車した警察車両まで行くと米村は目を疑う。そこには車両のボンネットに腰掛けて肉まんを食べる斎藤悠介の姿があった。

103話ネタバレ

米村の前に姿を出した悠介。任意で同行させようとする米村の部下。拒否して立ち去ろうとする悠介を引き止める米村はある質問を投げかけていく。

『柴崎とどんな話をしたんだ?』

『お前が怪しいって話だよ』

動揺を狙った悠介であったが揺さぶられなかった米村。ボロを出さなかった事に舌打ちをしていく。そのまま立ち去る悠介は蒼志宅に肉まんをお裾分け。

悠介に対する疑念が広がっている蒼志。貰った肉まんに手を付けようとする茜に対して辛抱して欲しいと苦しい胸の内を明かし、手を付けないように制止していく。

蒼志の様子のおかしさを感じ取った悠介。
会澤に連絡して米村の事を徹底的に調べて欲しい事を告げていく。

一方、悠介に面を食らった米村。早く悠介を逮捕する材料を欲しがっていく。そして米村は恩田夏樹を再び利用する事を企んでいく。

104話ネタバレ

会澤と公園にて対面する悠介。会澤からある事を聞かされる。過去に悠介が殺して廃校舎の花壇に埋めた、もう一人の悪魔。彼の白骨化した死体が発見された事を伝えていく。

会澤は悠介を心配する。

『君が今向き合わなきゃいけないのは過去の事件なんじゃないの?』

そっちは本当に自分が殺ったからジタバタしてもしょうがないと明かす悠介。すると会澤は悠介ではなく、背後にいた女性に話しかけていく。

会澤が誰と会話しているのか不審がる悠介。背中に目を向けると一ノ瀬明里がそこに居た。

105話ネタバレ

10年ぶりに一ノ瀬と対面を果たした悠介。困惑の表情を浮かべていく。しかし、次の瞬間、会澤に掴みかかり、会澤を顔が変形するほどボコボコにしていく。

『よりによって一番会いたくねぇのを連れてきやがって…お前完全にアウトだよ』

会澤を殺しかねない程の怒りを見せていく悠介。一ノ瀬が暴走する悠介を止めていく。そして話を聞いて欲しいと涙を浮かべる一ノ瀬。

一方、米村と部下は夏樹の自宅に訪れていた。悠介になりきった米村に精神を壊されていた夏樹。最初は応答しなかったが、米村の語りに耳を傾けていく。

ジャーナリストとしての本質を思い出した夏樹。身支度をして米村へ協力する意志を見せていく。

106話ネタバレ

精神不安定状態から自分を取り戻した夏樹。自宅に米村と部下を招き入れて悠介に関する取材資料を提供していく。

夏樹の前で優秀な刑事を演じつつ、心の中で嘲笑っていく米村。夏樹に対しても犯人を捕まえる事を約束していく。

米村達は帰りの電車内にて夏樹が提供してくれた取材資料を閲覧。米村は最も酷い仕打ちを受けていた一ノ瀬明里に興味を示していく。

107話ネタバレ

一ノ瀬とデートっぽい事をしていく悠介。一ノ瀬との他愛もない会話の中で彼女が『普通の女の子』になった事を嬉しく思っていく。

そして白骨化して発見された死体の件は全て自分の責任であり、一ノ瀬は何も気にしなくて良い、考えなくいいと伝えていく悠介。しかし、一ノ瀬の考えは違っていた。

『あの時のことは私の罪であるもの』

悠介と共に罪を被ろうとしていた一ノ瀬。悠介は『やり残している』事があるから自首はまだ出来ない事を伝えていく。会澤から話を聞いていた一ノ瀬。悠介を理解していく。

『救ってみせてよ、そしたら私も許す』

現在、悠介が抱えている問題をしっかりと解決できたら、学生時代に受けた悪行・精神的苦痛の数々を許すと伝えていく一ノ瀬。その言葉に呆気に取られていく悠介。

108話ネタバレ

会澤と和解した悠介。
悠介は自身が米村を疑う根拠を説明していく。

それは柴崎が悠介を殴打した日。
部下と共に頭を下げた米村であったが一瞬見せた表情が過去の自分とそっくりであった事を明かしていく。それが彼を疑う根拠の一つだと伝える。

もう一つは柴崎であった。
米村と二人一組で常に行動していた柴崎が一人で来た事に意味があると感じていた悠介。柴崎が米村を疑っているのではないかと物語っている事を明かしていく。

悠介の推測に納得していく会澤。

会澤と共に自宅へ戻ると茜とミドリが泣いて玄関の前に居座っていた。話を聞くと蒼志が草下部幹也(蒼志の義父)殺しの容疑者として警察に連行された事を知る。

109話ネタバレ

警察から蒼志を連れ戻そうと意気込む悠介。すると蒼志が平然とした表情で戻ってくる。警察に連行された経緯、やり取りが回想されていく。

草下部幹也殺しの容疑者としてマークされていた蒼志。任意で聞き込みをされていた。

刑事の揺さぶる言葉に蒼志は『隣人の悠介さんなら俺達をあの悪魔から解き放ってくれることだって…』無意識に言葉を漏らしていた。

蒼志の言葉を聞き逃さなかった刑事。
草下部殺しは悠介の仕業である証言だと捉えていく。脳内にて口走った事を後悔していく蒼志。悠介に目を送ると彼は『とにかく良かった、お前が無事で』と笑顔を見せていた。

罪悪感と共に蒼志の中である決心が固まる。蒼志は悠介を初もうでに誘う。ここで全てをハッキリさせようと考えていた。

110話ネタバレ

場面はいきなり20年後へ。
ゴツいオッサンになっていた蒼志。取材を受けているのだろうか。初もうでの時の記憶を蘇らしていく。

初もうでを終えて悠介と蒼志は2人で話をしていく。

そして切り出していく蒼志。『あなたが殺したんですか?義父も刑事も…?』返答を濁らしていく悠介。蒼志に対して『お前はそれでいい』と伝えていく。

家族を守る為に疑え、惑わされるな…それだけ蒼志に告げていく悠介。

場面は再び20年後の蒼志へ。
再び過去を振り返るオッサン蒼志。

『俺が信じていれば事件の結末は変わっていたかもしれない』

意味深なオッサン蒼志の回想。今でも後悔と謝罪の念を抱えていると記されて第10巻は幕引きとなります。

君が僕らを悪魔と呼んだ頃【10巻の感想】

君が僕らを悪魔と呼んだ頃(10巻)

20年後の蒼志が出てきて結末を知っていると言うことは、そろそろ佳境だろうか。20年後の蒼志の回想から察するに今回の事件で悠介は亡き者になるような状況が示唆されている。

悪魔の模倣をする悪徳刑事の所業を明かすため、悠介はどんな手を使っていくのか。これから何が起こるのかまったくの予測不能。

この漫画の当初のように捲る度に緊張感が漂う状況になってきました。エグくてグロい…記憶喪失サスペンス。中学時代に悪徳の限りを尽くした男は一つの家族を救えるのか。

今後の展開もまだまだ期待できる漫画です。是非☆彡


君が僕らを悪魔と呼んだ頃

君が僕らを悪魔と呼んだ頃

原作・著者さの隆
価格462円(税込)

かつて、僕は悪魔だった。半年間の失踪を経て、記憶の全てを失ってしまった高校生、斎藤悠介。記憶喪失なりに平穏だった日常は、ある日、突然、破られた。次々に現れる過去を知る者、復讐者たち。覚えのない咎で断罪される瞬間、死肉に突きたてた刃の、幻を見た。━━さて。俺が殺したのは、どこの誰だ?

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君が僕らを悪魔と呼んだ頃【11巻ネタバレ】元悪魔…タヌキの尻尾を掴み反撃開始!?

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